2009年6月29日 (月)

捜索打ち切り

Photo_2  乗員乗客228人を乗せたエールフランス機が大西洋に墜落した事故で、現場海域で捜索に当たっているブラジル空海両軍による合同捜索隊が、事故から3週間以上が経過し、生存者や遺体が見つかる可能性が無いとして捜索を打ち切りました。
 捜索隊は10機以上の軍用機や艦船を現場海域に投入し、多くの遺体や尾翼などの機体の一部を回収しました。
 墜落原因の究明が望まれますが、機内の急減圧を知らせる自動信号が発信されていたことから、胴体か客室の窓に亀裂が入り、最終的には空中分解を起こしたのではないかと推測されているそうです。

 サンダーバード第7話「原子力機ファイアーフラッシュ号の危機」では、国際スパイ団による破壊工作により、ファイアーフラッシュ号の墜落が相次ぎます。その際、現場海域へ捜索機やレスキュー船が向かいますが、ごく短時間で捜索を中止して帰還してしまいます。
 600人の乗員乗客や、原子力エンジンを搭載した旅客機の捜索にしては実にあっさりしていると思います。

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2009年6月28日 (日)

ALVIN

Photo  第20話「湖底の秘宝」に登場するフッドの潜水艇です。潜水艦と呼ぶには小型ですし、深海探査に使われている潜水艇に近い感じです。そんな訳で、潜水艇の歴史を少し調べてみました。

 1964年に建造されたALVIN号は、ガソリンを浮力材としていたそれまでの潜水艇と異なり、シンタクティックフォームという新しい浮力材を用いた第二世代の潜水艇です。これにより小型軽量化が図られ、世界中の海での調査潜航が可能になったそうです。
 また、ALVIN号は1967年にアメリカ軍機が誤ってスペイン沖に落としてしまった水爆を回収する活躍をしました。
 現在は大幅な改修が加えられ、建造当時から残っているのはALVINという名前だけだそうです。

 さて、フッド氏はこの潜水艇をどうやって手に入れたのでしょうか。自分で建造する力は無いと思いますし、マレーシアの密林にあるアジトからエジプトまで運搬するとも思えません。
 おそらく第6話「原子炉の危機」で政府の研究施設からマイティアトムを盗んだ時のように、どこかの国か研究機関から盗んだのかもしれません。世界一恐ろしい死の商人と形容されることからも、その手の闇市場で入手した可能性もあります。
 湖底の秘宝は手に入らず、せっかくの潜水艇もサンダーバード4号にあっさり撃沈させられてしまいます。この人、本当にお金儲け出来ているのでしょうか?

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2009年6月27日 (土)

酢肌

Photo  先日、テレビで加齢臭対策を紹介していました。肉を食べるのを減らす、野菜を摂る、そして一番面白かったのが浴槽にコップ一杯のお酢を入れることでした。
 この手の話に影響されやすい小生は、さっそく業務用食品のスーパーへ行き、1.8リットル入りのお酢を買ってきました。
 ラベルにはソムリエ世界一の田崎さんプロデュースと書かれていましたが、お値段は300円以下でしたので、気兼ねなくお風呂に入れることができます。
 家族にはお酢の匂いが不評ですから、なるべく最後に入るようにしています。効果の程は、湯上りが爽やかな感じです。本当に効果があるのかは、自分では判りませんが、しばらく続けてみようと思います。

 さてサンダーバードでお風呂と言えば、第15話「大ワニの襲撃」のラストです。サーミンで巨大化したワニに襲われ、あやうく死にかけたアランが基地に戻ってみると、ミンミンから小さなワニを贈られるというオチです。せっかくの誕生日プレゼントですが、このあとペットとしてちゃんと飼ったのでしょうか?

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2009年6月26日 (金)

サンダーバード・メカニックコレクション

Photo_3  「サンダーバード九州博物館」さんほか、 サンダーバードのファンサイトでエフトイズコンフェクトの「サンダーバード・メカニックコレクション」が話題になっています。
 この商品、今年の静岡ホビーショーでパネル展示されていたそうですが、小生は全く気付きませんでした。
 どのような模型なのか8月10日の発売が今から楽しみです。少しでも大きな写真で紹介されているものがないか探したところ、食玩本舗さんを見つけました。
http://www.shokuganhonpo.com/page171.html

試作品の写真と思われますが、それぞれの印象を記しますと
・1/350TB1 筋彫りが深め。翼が開閉可能。スキッドタイプの着陸脚。
・1/700TB2 コナミのような感じ。
・1/2000TB5&TB3 ドッキングが可能。筋彫りが深め。TB5窓の逆さ文字を黒い印刷で表現。
・1/144TB4 ゴードンが乗っている。分割ラインが目立つ。
・1/700TB2&5番POD&TB1 MOLE、磁力牽引車1&2とも小サイズながら健闘している。

 エフトイズさんの製品だけあって、スケール表記が嬉しいですね。今までは若干スケールの違うコナミの2号とネスカフェの1号でジオラマを作ってみようと思っていましたが、これで同スケールの1号と2号が手に入ります。
 サンダーバードのおもちゃを発売していただけるのは嬉しいのですが、コナミやタカラなど既存の製品との違いをどのように見せるのかが課題と思います。5号&3号、5番PODに期待が高まります。
 この5種類が8個セットで定価5040円(税込)です。次の製品に繋がるよう、サンダーバードファンの皆様は大人買いをしましょう(?!) 

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2009年6月25日 (木)

ろうがんず

Photo  模型ファンで俳優の石坂浩二さんが、中高年向けの愛好会「ろうがんず」を立ち上げたそうです。
 この会のことは、今年の静岡ホビーショーでも話題になっていました。残念ながら小生は、あまりの混雑ぶりにどれが石坂さんたちの展示なのかよく判らないまま通り過ぎてしまったようです。もっとも、サンダーバード関係の模型しか探していなかったこともありますが。
 さて、この「ろうがんず」ですが、老眼で細かい作業ができず二の足を踏む模型ファンでもできる楽しみ方を発信するのが狙いのようです。
 細かい部品の組立や塗装に老眼はハンデとなりますが、近年は模型の精密化が進み、さらに製作が難しくなっています。静岡新聞の記事によれば、石坂さんの話を聞いたハセガワの社長さんが、「精密さや正確さを求めてきたが、逆に手を出しにくくなった面はある。今後はより作りやすいキットも増やして、若い人や模型から遠ざかっていた人にも楽しんでもらいたい。」と語ったそうです。
 石坂さんといえば、先日ご紹介した「日本プラモデル50年史 1958-2008年(日本プラモデル工業共同組合 文藝春秋)」にも、「私とプラモデル」と題するコラムを寄稿しています。ドイツ軍機を手に微笑む写真の後ろには、ゼロ戦からガンダムまであらゆるジャンルのキットが積まれています。67歳にしては実に若々しい方です。
 小生も会社生活をリタイアメントした暁には、石坂さんのように趣味の時間を持てたらと思います。(今も十分趣味に打ち込んではおりますが...。)

 さて、「ろうがんず」の記事になぜ「2300年未来への旅(1976年 マイケル・アンダーソン監督)」のイラストなのかと言いますと、原題がLogan’s Run(ローガンの逃亡)でして...。

 この映画に出演していたファラ・フォーセットさんは末期ガンの闘病中ですが、30年近くパートナーだったライアン・オニールさんの求婚を受け、結婚することになったそうです。お二人の幸せと、フォーセットさんのご回復を祈ります。

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2009年6月24日 (水)

引き家

Ennpaiyabiru  静岡県富士市で、区画整理に伴って、建物を解体せずに「引き家」で民家を移動する作業が行なわれている事が、静岡新聞で紹介されていました。
 約40トンの木造2階建て住宅を、2週間ほどかけて約200メートル先まで移動させるそうです。
 住宅の下にレールと車輪を取り付け、枕木の上に置かれた両端2本のレールの上をワイヤで引っ張りながら1分間に3メートルの速さでゆっくりと移動させた。
 住宅内の荷物の搬出は必要なく、そのまま移動できるため、移動中でも室内で料理をする居住者もいるという。

 
そんな「引き家」作業で思い出されるのが、第10話「ニューヨークの恐怖」の災害現場となるエンパイア・ステートビルの移動作業です。原子力エンジンを搭載した巨大移動マシーンですが、地盤の緩みにより倒壊してしまいます。
 「僕たちの好きなサンダーバード 全エピソード完全ガイド(宝島社)」によれば、エンパイアビルも200メートル移動する予定だったそうです。この巨大なマシーンや移動用のレールなどの設置スペースを考えると、エンパイアビル以外にもかなりの建物が解体されたか、移動させられたのではないでしょうか。それほどの価値のある事業なのか疑問が浮かびます。いくらニューヨークの象徴でも、近代化や省エネなどの総合的なコスト面からは、建て直したほうが良さそうです。

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2009年6月23日 (火)

少年ブーム

Photo_2  図書館で「少年ブーム 昭和レトロの流行りもの(串間 務/晶文社)」を借りました。
 プロ野球から、なめねこ、切手ブームにミニ四駆、キンケシにルービックキューブなどなど、ありとあらゆる流行ものを検証した一冊です。
 当然のようにサンダーバードに関するページもありました。この中で、「キャプテン・スカーレット」プラモデルの不振について、イマイ科学(平成14年廃業)の2代目社長は敗因を”人道主義”に求めると書かれていました。以下、抜粋させていただきます。
 「なぜ売れなかったか。サンダーバードは人命救助なんです。近代メカを使って、危機一髪で人を助ける。スリルと、メカニックさがある。一般の家庭の茶の間で誰にも反対されないでテレビを見られるということも、僕はサンダーバードがヒットした最大の原因だと思います。逆に『キャプテン・スカーレット』というのは、光線銃で人を殺してしまうんです。」

 殺し合いではなく人命救助がテーマである事は、40年以上もサンダーバードが愛され続ける大きな要因であることに間違いありません。

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2009年6月22日 (月)

日本プラモデル50年史 1958-2008

Photo  図書館で「日本プラモデル50年史 1958-2008(日本プラモデル工業協同組合/文藝春秋企画出版部)」を借りました。
 プラモデルの完成品や箱絵の図録集のようなものを想像していたのですが、”50年の歴史を包括したクロニクル”と呼ぶに相応しいものでした。
 日本のプラモデル黎明期から、黄金期、オイルショック、ホビーの多様化と衰退、次の50年へ向けての取り組みなど、プラモデルファンにとって実に読み応えのある一冊です。
 サンダーバード関連の記述も当然ありましたので、興味のある方はご一読をお勧めします。
・第3章「ブーム到来 第1次黄金時代」キャラクターモデル誕生(86ページ)
・第5章「混迷、淘汰、そして新しい勢力分布」サンダーバードの大ヒットと今井科学の倒産(133~135ページ)
・コラム 私とプラモデル⑥「イマイのプラモデルを愛し続けて50年」モデラーズクラブ アキレス・ガルバ代表 森高哲司(278~279ページ)

 この他にも、プラモデルの商標権問題、近年の食玩ブーム、彩色済み完成品の流行、「もの作りのよろこび」を発信する取り組みなど興味深い内容ばかりでした。
 意外にも今回一番興味を持って読んだのがガンプラに関する記述でした。これまでガンダムやガンプラには全く関心が無かったのですが、20ページ近くに亘って記されたその30年の歴史を読み、プラモ業界に与えた功績の大きさを知りました。
 これだけの内容に加えて、特別付録として「日本模型新聞にみる昭和プラモデル全リスト」のCD-ROMまで付いています。大型本ですし全ページカラー印刷ですので、かなり値が張るものと思っていましたが、本体4800円+税と、予想よりもお値打ち価格でした。書店で見かけたら買ってしまいそうです。

 日本のプラモデルの次の50年に、サンダーバードのプラモデルが何らかの発展を遂げる事を願っています。

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2009年6月21日 (日)

サンダーバードとスタートレック

Photo  ”宇宙、それは人類に残された最後のフロンティア”で始まる「宇宙大作戦」は、子供の頃によく観た番組です。
 カーク船長やミスター・スポック、ドクター・マッコイ、スコット(チャーリー)、チェコフ、ミスター・カトー(スールー)、それにウフーラ通信士。オリジナルのメンバーが登場してこそ、小生にとってのスタートレックなのです。
 ですから、以降の新シリーズには全く関心が無く、映画版も第6作「スタートレックⅥ 未知の世界(1991年 ニコラス・メイヤー監督)」までが限界です。
 今回、映画化としては第11作目の「スター・トレック(2009年 J.J.エイブラムス監督)」を観ました。エンタープライズ号の処女航海という、オリジナル版のスタート前の世界を描いたものですが、トレッキーでは無い小生にも大変満足できる作品でした。
 オリジナルメンバーとしてはミスター・スポック役のレナード・ニモイ氏のみが登場しますが、若きメンバーを演じる面々がまた実にしっくりとくる役者さん達でした。この若きクルー達が5年間の調査飛行を続けるうちに、オリジナルメンバーのように成長していくのだろうと感じられるのでした。
 パンフレットには「誰にでもアピールできるような映画を目指しているとはいえ、長年のファンも満足させ、シリーズに対する彼らの知識に報いる形もとりたいと思いました。ストーリーの性質や構造に、以前に作られたものをすべて入れ込むことが重要でした。」とあり、ファンを重視して製作された事が伝わってきます。
 エイブラムス監督は「小学生のころ、友人に見せてもらったんだが、その面白さが判らなかった。僕はむしろ「スター・ウォーズ(77~)にハマッたクチだよ」とインタビューに答えながらも、「このシリーズの生みの親、ジーン・ロッデンベリーが育み続けたスピリットをしっかりくみ取り、それにインスパイアされながらも自分たちの映画を作る、ということだ。」と製作意図を述べています。その努力は見事に報われ、長年のファンも満足する仕上がりとなっています。実に羨ましい限りです。

 「サンダーバード実写版(2004年 ジョナサン・フレイクス監督)」も、同様にオリジナル版の序章的な位置づけで製作されたものですが、「60年代のシリーズに経緯を払う一方、新鮮で新しいビジョンをスクリーンにもたらそうと心を砕いた」結果、ファンの期待を踏みにじる悲惨な作品になってしまいました。
 TVシリーズとの違いという問いは、この映画に必ずついてまわる質問だろう。この質問にフレイクスはこう答える。「僕らは、(「サンダーバード」の生みの親である)ジェリー・アンダーソンが生んだものすべてを敬い、オマージュを捧げる。そして新しいファンには、すばらしいキャラクター、俳優、メカ、ロケーションをすんなり受け入れてもらえることを祈っている。」と、パンフレットにあります。
 小生にはフレイクス監督の祈りは勿論通じません。今回の「スター・トレック」のような取り組みを少しでも行なってくれていたら、結果は変わっていたのではないでしょうか。

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2009年6月20日 (土)

ミンミン22歳

Photo  6月20日はミンミンの誕生日です。例によって「公式ガイド サンダーバード大百科(宝島社)」より引用させていただきます。

 2043年6月20日生まれのミンミンはトレーシー家の忠実な召使いの娘であり、意外にも彼らの第一の敵フッドの姪でもある。アメリカとヨーロッパで彼女が受けた教育の費用は、彼女の父の忠実な勤めへの感謝のしるしとして、ジェフ・トレーシーが負担した。彼女は高等数学、高等応用科学理論、工学の学位を取得後、国際救助隊に参加、ブレインズを補佐して、サンダーバード全号のメンテナンスを担当している。
 資格を持ったパイロットでもあるミンミンの仕事以外での主な興味にはポップ・ミュージック、水上スキー、水泳、自分の服のデザインなどがある。彼女は大好きなアランとの陽気な恋愛関係を楽しんでいる。彼女の名前「ティン=ティン」はマレーシアの言葉で「甘い」という意味である。

 ジェフが教育の費用を負担したという設定で思い出されるのが、「麗しのサブリナ(1954年 ビリー・ワイルダー監督)」です。魅力的な娘に成長したサブリナを巡る恋愛映画ですが、サンダーバードでも使用人の娘という関係を超えてアランとの恋愛を楽しむミンミンです。
 そのような類似点から、ミンミンのキャラクター設定の下地に「麗しのサブリナ」があったのではないかと妄想する雷おやじです。

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