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2006年3月16日 (木)

カウントダウンに血が騒ぐ!

Oyajitb5  ファイブ・フォー・スリー・ツー・ワン・ドカン!と始まるサンダーバード。このカウントダウンが、テレビの前の子供たちの心を沸き立たせるのです。                                 昭和40年代の子供たちは、この番組で英語の数字の発音を覚えたといっても過言ではありません。(ただし、5までしか言えないけれど。)

Oyajitb4_2  このカウントダウンについて「NASA これがアメリカ航空宇宙局だ」(野田昌宏 編著 CBSソニー出版)に、「5・4・3・2・1ゼロ!を発明したのは誰か」というページがあります。1929年のドイツ映画「月世界の女」の月ロケット打ち上げシーンで、そのまま打ち上げたのではサマにならないと悩んだ末に誰かが思いついたとか。
Oyajitb3_3 この映画の監督は、かの有名な「メトロポリス」(1927年製作)のフリッツ・ラングです。「メトロポリス」は興行的に失敗したようですが、めげずに映画を撮っていたんですね。 「月世界の女」は、月に空気があるという設定はさておき、宇宙船内の無重力状態やロケット発進時のG等々、ヘルマン・オーベルトという工学者による科学考証が正確だったそうです。

Oyajitb2  このヘルマン・オーベルトの「惑星空間へのロケット」という著書が反響を呼び、フリッツ・ラングが科学考証を依頼したわけですが、本物の月ロケットの研究に話が発展したそうです。基礎研究には、あのフォン・ブラウンも従事していたとか。この「月世界の女」が宇宙開発の出発点かもしれないと野田昌宏氏も書かれています。

Oyajitb1  詳しくは、前記「NASA これがアメリカ航空宇宙局だ」のほか、「フィルムファンタスティック1 SF・F映画テレビ大鑑 1897- 1949」(中子真治・編著 講談社 昭和60年6月発行)に「月世界の女」が紹介されています。

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コメント

野田さんの作品を偏愛している、三型ですが、この本は読んでおりませんでした。・・・探してみます。(笑)  なにはともあれ、あのカウント・ダウンで、サンダーバードの虜となった人は沢山いたのではないかと、思えますね。(^^)

投稿: 三型 | 2006年4月12日 (水) 21時22分

サンダーバードといえばロケット。日本でロケットと言えば野田昌宏さんですよね。
先日も野田さんの「宇宙ロケットの世紀」(NTT出版 2000年3月出版)を読みましたが、軽妙な語り口がたまりません。

投稿: 雷おやじ | 2006年4月12日 (水) 23時53分

日本人である意味、NASAと、とても付き合いのある方ですね。  個人的には、野田節満載の小説も好きです。(^^)

投稿: 三型 | 2006年4月13日 (木) 00時03分

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