« FAB3? | トップページ | バラの季節になりました »

2006年5月25日 (木)

MAY 25.1961

Kenedeli_1  1961年5月25日はケネディ大統領が「1960年代が終わる前に、月に人間を送る。」と演説した日です。

 サンダーバードはロケットを抜きにして語れませんので、ロケットや宇宙開発について図書館で調べてみたところ「アポロ疑惑」の本がけっこう出版されているのに気付き、何冊か読んでみました。
 興味がある方は「アポロは月に行ったのか? DARK MOON-月の告白者たち(メアリー・ベネット/デビッド・S・パーシー 雷韻出版)」がお勧めです。序章と終章にETの事が唐突に書かれていて不思議な感じがするのですが、それ以外は詳細な記述でNASAの「フェイク映像」を分析していたり、宇宙の放射線が人類が地球を離れて月へ到達する事を阻んでいる可能性について論じています。ロケットの開発についても詳述しており、ヘルマン・オーベルトやフリッツ・ラングも登場します。
 「アポロってほんとうに月に行ったの?(エム・ハーガ 朝日新聞社)」はアポロ疑惑に関するガイドブック的な感じです。巻末で「著者エム・ハーガは実は芳賀正光でした。」というおふざけをしているので、何だか全体が嘘っぽく感じられてしまうのは著者の意図的なものでしょうか?
 「人類の月面着陸は無かったろう論(副島隆彦 徳間書店)」は「アポロは月に行ったのか?」と、これを元にしたTV番組をベースに持論を展開しています。かのスタンリー・キューブリック監督がフェイク映像を撮影したとか、円谷プロのスタッフも招かれて協力したなどという話も紹介されています。
 極めつけはコンノケンイチ氏の「NASA アポロ計画の巨大真相(徳間書店)」と「月は神々の前哨基地だった(たま出版)」です。アポロが月に行ったのは事実だけれど、撮影した写真にETの基地やUFOが写っていたので修正したり、予めフェイク映像を地球で撮影しておき、世界に発信したとしています(!?)

 アメリカ人の半数がアポロは月に行っていない(人類の月着陸は無かった)と考えているという事ですし、もし本当にフェイクだったとしたらアメリカは全人類相手に随分大きな嘘をついたという事になります。(9.11やイラク侵攻も何やらきな臭いですし。)
 小生は子供のころアポロ11号のTV報道を見て、「人類って凄い!」「宇宙って凄い!」と感動しましたし、宇宙開発関係の本を読み漁っていますので、フェイクなどという話は信じたくない気持ちがあります。しかしながら、疑惑本に書かれている宇宙放射線の話や月面で撮影された写真の不自然な点などについて、自分の中で明確な答えが出ていません。

 そこで、「人類で初めて月に行った」というジェフの経歴が思い出されます。あながち設定に無理が無かったのかもしれません。もしやジェリー・アンダーソン氏は、「人類が60年代に月へ行けるなんて無理だよ」と視聴者に示していたのかもしれないと考えるのは、雷おやじも妄想しすぎでしょうか?

|

« FAB3? | トップページ | バラの季節になりました »

コメント

1977年のアメリカ映画で、「カプリコン1」というものがありました。 内容は、火星へ着陸したのは、・・は、偽装で、衛星中継は、スタジオのセットから・・・という、“どこかで聞いたようなお話”でした。 アメリカでウォーターゲート事件が有った後で、アメリカ国内に、どこか疑惑と不信感が溢れていたころの作品です。 個人的には、クライマックスの農薬散布用のおんぼろ複葉機 VS 攻撃用ジェットヘリの空中戦にハラハラした記憶があります。(CGなんてない時代ですから、当然実写の本物ですし。^^) 
雰囲気は、映画「TB6」のクライマックスに似ていました。(複葉機にぶら下がったりして)(^^) 

投稿: 三型 | 2006年5月25日 (木) 23時28分

三型さん、ありがとうございます。
 「カプリコン1」はピーター・ハイアムズ監督が、映画化の6年前(アポロ計画の末期)に、疑惑の舞台を火星への有人飛行に置き換えて書き上げた脚本が元になっています。(パンフレットより) ストーリーも映像も役者も良く、好きな映画の一つです。ジェリー・ゴールドスミスの力強いテーマ曲が今も耳に蘇ります。

 実はこの記事は、危うく5月5日に公開するところでした。アポロ計画に関する本に5月5日に演説したというものがあり、それを元に公開しようとしていましたが、他の本に25日に演説とあったため、事なきを得ました。
 この20日間に宇宙開発関係の本を読み漁ったのですが、宇宙放射線の危険性は確かに存在する事は判りましたが、アポロ宇宙船の遮蔽は十分だったのかよく判りません。月面上の放射線と当時の宇宙服の遮蔽能力についても疑問が残ったままです。月面上で撮影された写真のおかしな点も、疑問は解消されていません。

 「何をたわけた事を(月に行ったに決まってる!)」なのか、「今頃そんなこと言ってるの?(フェイクに決まってる!)」なのか、本当のところはどうなのかと眠れぬ日々が続く雷おやじでした。

投稿: 雷おやじ | 2006年5月26日 (金) 00時25分

コンノケンイチ氏の本で「アポロ宇宙飛行士が撮ったUFO」が図書館の棚にあったので借りてみました。UFOによく攻撃されなかったなと思いました。NASAの講習でUFOは見ないふりとでもいったのでしょうか。それとも神様だから手を出さないだけのことでしょうか。ワシントンにある博物館に展示したある帰還カプセルの黒焦げを見るとあれがフェイクだとは思えません。月に人類は行ったとわたしは思っています。そうでなければロシアのライカ犬くんが、かわいそうです。(ウルウル!します。)私達の時代にエンタープライズは無理でしょうけど、スペースシャトルが宇宙にいってますし、宇宙ステーションの建設もどんどんと進んでいます。借りた本ですが、自分が大人でよかったと思いました。子供だったら夜中のトイレも行けなし、眠れなかったです。

投稿: ちゃむちゃむ | 2006年5月28日 (日) 22時01分

ちゃむちゃむさん、コメント有難うございます。
 コンノケンイチ氏のUFOがらみの著作は別として、ヴァン・アレン帯の放射線や太陽放射線、深宇宙からの放射線をどう防いだのか、知りたいと思っています。地球の磁気圏に守られている低軌道のミールの宇宙飛行士が、太陽フレアによる宇宙放射線に被爆して染色体の異常が発生したそうです。同じく低軌道のスペースシャトルにも放射線の被曝を防ぐためのシェルターが設けられていたり、太陽の活動が活発な時期はミッションを避けるそうです。
 ヴァン・アレン帯を通過し、地球の磁気圏を離れ、往復1週間ほどの間、そして何も守ってくれるものの無い月面上で、どうやって宇宙放射線からの被曝を防ぐ事が出来たのか知りたいところです。しかも、アポロの飛行時は太陽の活動が活発な時期でもあったそうですし。
 宇宙開発関係の本には、アポロの乗員が目を閉じていても光を感じることがあったと紹介されています。何らかの放射線(?)が視神経を通過したと考えられていますが、当然宇宙飛行士の体全体を通過しているはずです。実際のところ、その程度の現象があるだけで人体には影響が無かったということなんでしょうか?

 まあ疑問は疑問なんですが、実のところ「陰謀」話を楽しんでいる一面もありまして..。

 ライカ犬で思い出すのが「マイライフ・アズ・ア・ドッグ(ラッセ・ハルストレム監督)」です。なかなか良い映画でした。いまトム・ウルフの「ザ・ライト・スタッフ」を読んでいます。アメリカもチンパンジーに相当過酷な訓練をして、人間様が宇宙飛行する前に飛ばしている事が紹介されています。(こちらは生還できたようです。)

投稿: 雷おやじ | 2006年5月29日 (月) 00時19分

こんにちは

>人類の月着陸
あの頃は行け行けドンドンの時代・・・米ソの技術開発競争のニュースや一連のアンダーソン作品の新シリーズ放映など、当時の鼻タレ坊主はワクワクすることが多かったです(笑)。
しかし、今にして思えば・・・LM(アポロ月着陸船)のデザインはひどい・・・もう少しお洒落ができんもんかと当時組み立てたプラモを見てしみじみ思ったもんです。
(旧ソ連製のズングリしたロケットの方が僕は好きだな・・・笑)
>ピーター・ハイアムズ監督
カプリコンワン以後もSF作品を数多くこなしてますね。
扱うジャンルは幅広いみたいですが、キチンとSFを扱える数少ない映画監督だと思います。
2010で、復活したHALとチャンドラー博士の会話。
クルーが生き残るためHALを見捨てると正直に話した博士へのHALの返答・・・「真実をありがとう」
こういうのに弱い。拙者泣きました(笑)
 
宇宙開発から連想した雑感です。失礼しました。

投稿: 稲刈 | 2006年5月31日 (水) 12時35分

稲刈さん、コメントありがとうございます。
 60年代末のあの頃、小生はベトナム戦争なんて言葉すら意識に無かったように思います。ただ毎日、アニメやら洋物TV番組を見て、TBのプラモ作って、のほほんと過ごしていたような...。
 アポロのプラモ作ったんですか。(羨ましい!) タミヤの展示室にパッケージが飾ってありました。アポロのサターンロケットはスマートだけれど、ソ連のクラスターロケットは力強さがありますよね。
 ハイアムズ監督はカプリコン1以来、お気に入りの監督さんです。カプリコン1から30年近く経ちますが、当時まだ30代半ばだった(?)ので、まだまだ現役ですね。「サウンドオブサンダー」でも頑張ってますし。
 チャンドラー博士とHALの感動の場面のあと、リモコンで起動させる仕掛けをポンと投げ返す博士がまた、男前でした。

投稿: 雷おやじ | 2006年6月 2日 (金) 01時02分

 今日、テレビ東京「徳光の時空タイムス」(19:00~20:54)でアポロ11号について放送がありました。殆どが当時の日本のエピソードでしたが、やらせ疑惑についてほんの少しだけ扱っていました。
 「カプリコン1」の事や、月面上で揺らぐアメリカ国旗の話しや写真に写っている影の方向がおかしいとか、月面上をぴょんぴょん飛び歩く様子を早送りすると、地球上を普通に歩いているように見えるとか、そんな事が紹介されていました。
 最も興味深かったのが、あの大槻教授がアポロ疑惑について意見を求められた時、「アメリカが行ったと言っているんだからそうなんでしょう。」と意味深なコメントを返した事です。 以前、アポロについて否定的な見解を発言したところ、学会から総スカンを喰ったとかで、真意は遺言に残すから(死後に)公開して欲しいとまで言っていました。
 また、映像はどうにでも作る事が出来るが、唯一の物的証拠である月の石についての研究が全くされていない事が奇妙とも述べていました。
 はたして真相はいかに!? 雷おやじの妄想も果てしなく続くのでした。
 

投稿: 雷おやじ | 2006年11月20日 (月) 21時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170903/9877183

この記事へのトラックバック一覧です: MAY 25.1961:

« FAB3? | トップページ | バラの季節になりました »