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2007年1月30日 (火)

幻の植物

Photo_153  1月28日の日曜洋画劇場で放映された「007ムーンレイカー(1979年 ルイス・ギルバート監督)」では、デレク・メディングス氏による特撮が随所に見られました。
 悪役ドラックス氏のカリフォルニアのシャトル工場やアマゾンに隠されたシャトル秘密基地、宇宙ステーションなど、30年近く前の特撮ですが、なかなか魅せてくれました。レーダーに映らない宇宙ステーションという設定に、サンダーバード5号を連想してしまいました。
 さて、このドラックス氏の悪巧みは、アマゾン河流域で発見された幻の蘭から作られた神経ガス(人間のみに作用する)を宇宙ステーションから発射し、人類を抹殺するというものです。宇宙ステーションには、ドラッグス好みの完璧な肉体を供えたカップルたちが集められており、地球上の人類が死滅した後に地上に戻るという計画です。
 サンダーバード第15話「大ワニの襲撃」は、アンブロ川沿いにある研究施設で開発された”サーミン”を巡るお話です。研究所周辺にのみ自生する植物が原料ですが、ドラックス氏の人類抹殺計画とは異なり、食料危機の解決が目的と180度ベクトルが違います。
 このアンブロ川ですが、イタリアのマルケ州に同名の川があるものの、恐らくはアマゾンの密林を流れているのでしょう。(「別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバード」ではアメリカ・ウィスコンシン州説がコラムにあると共に、「サンダーバード事件簿」というページには南米とも記載されています。手持ちの関連本でもアマゾンと記載されているものがあります。)
 研究所の場所を確認するジェフの地図にはAMBRO RIVERとありますが、イギリスのサッカーやラグビー用品のブランドであるUMBROをもじったかもしれないと、ちょっぴり妄想しております。

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2007年1月28日 (日)

コナミ アルティメイト・コレクションvol.2

Photo_154  よく玩具を買う家電量販店(2階にホビーコーナーがあります)が、他社との合併による完全閉店セールを実施しています。
 今まで貯めていたポイントが50%増しで使えると知り、行ってみました。夕方でしたが駐車場は満車状態で、レジには長蛇の列でした。
 お目当てのサンダーバード物のコーナーには、コナミのアルティメイト・コレクションvol.2がありました。発売時にはあまりの値段の高さから、買わずにおこうと決めていましたが、玩具全品2割引でポイントも使えばお釣りが出る程でしたので購入した次第です。その他にもミニシリーズのTB4号とMOLEのプラモデルや、ジオラマ用に緑のパウダー等を購入したのですが、会計は1000円ほどで済みました。
 こうなるとvol.1の方も欲しくなってくるのですが、縁があればまた出会えるものと思っています。

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2007年1月24日 (水)

トーマス・プレスコット氏

Photo_155  第17話「スパイにねらわれた原爆」で、国際スパイ団アードマン一味の罠にはまり、ハドソンビル爆破犯にされてしまうトーマス・プレスコット氏です。
 国際救助隊の活躍により命は助かりましたが、せっかくの結婚記念日が台無しになったうえ、政府関係の職場も灰になってしまいました。
 このプレスコット氏を見ると何故か想い出してしまうのが、3代目ボンドでお馴染みのロジャー・ムーア氏です。「完全版サンダーバード全記録集4(集英社)」では、このお話に登場するイギリスの諜報部員サウザン氏をロジャー・ムーア似としているのですが、3代目ボンドになった「007死ぬのは奴らだ(1973年 ガイ・ハミルトン監督)」の頃のムーア氏とプレスコット氏が似ていると小生は思っています。
 ムーア氏は1962年からTVドラマ「セイント」に出演しており、サンダーバードの製作時期とも重なっていますので、サンダーバードのスタッフがパペット製作のモデルにしたのではないでしょうか。
 1月21日のテレビ朝日系、日曜洋画劇場で「007私を愛したスパイ(1977年 ルイス・ギルバート監督)」を久々に観ました。当時50歳のムーア氏がユーモアを漂わせつつボンドを演じていました。1月28日には同じく日曜洋画劇場で「007ムーンレイカー(1979年 ルイス・ギルバート監督)」が放映されます。2作とも我らがデレク・メディングス氏が特撮を担当しているのも見所の一つと思います。

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2007年1月21日 (日)

MOLEを考える(3)

Photo_156   MOLEについて語る際に忘れてはならない(?)のが「空想科学読本1(柳田理科雄 メディアファクトリー)」の「第3部 役に立つのか、超科学技術!? /地底戦車 ジェットモグラタンクは回転する棺桶である。」です。
 「完全版サンダーバード全記録集6(集英社)」の記事「空想科学で見るサンダーバード」でもお馴染みの柳田氏ですが、《夢の世界の出来事を科学で計るというタブーに挑戦し、人間の想像力が生んだ空想科学の魅力を再確認しようという試み》の前に、我らがMOLEも一刀両断されています。
 《地底戦車の真実の姿は、地面に突き刺さって本体ごと回転するフードプロセッサーなのである。》 《エンジンから放出された熱は、ほとんど戦車本体に吸収されるのだ。地底戦車は、地獄行きの溶鉱炉なのである。》 《ドリルが掘り崩した土を車体の後方へ送るシステムが不可欠だが、それでも2倍から3倍に膨れ上がった土を置く場所は、どこにもない。数m進んだところで、前にも後ろにも進めずにもがき死にである。》 と散々です。
 NHKのプロジェクトXで、司会者にドリル型の掘削マシーン(地底戦車)について問われた技術者さんが、「あれではトンネルは掘れませんね。」という趣旨の事を言っていました。どうにも形勢不利なのですが、サンダーバードファンとしては伝家の宝刀”天才ブレインズの先進技術”をもって、これに対抗するしかありません。
 ドーバー海峡トンネルをフランス側から掘り進んだ日本製トンネルマシンとその技術者たちの物語「巨大モグラ ドーバーを掘れ 地下一筋・男たちは国境を越えた/プロジェクトX⑪ 新たなる伝説、世界へ(NHKプロジェクトX製作班編 NHK出版)」はトンネルに興味のある方にお勧めの一冊です。技術面だけでなく、フランス側の責任者との交流も泣かせます。
 自分たちのことをモグラと呼んだり、掘削機のことを鉄のモグラと言っており、サンダーバードのMOLEにつながる技術という感じがします。ドーバートンネルは1986年着工ですからサンダーバードとは直接関係しませんが、日本のサンダーバードファンとしてはMOLE開発の基がドーバー海峡トンネルを掘った日本の技術だったのかもしれないと妄想したいのであります。(イギリス側からも同様のマシンで掘削して途中でドッキングしていますので、サンダーバードの本家イギリスではMOLEの技術は英国製と思って当然ですが...。)

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2007年1月20日 (土)

MOLEを考える(2)

Photo_157  「トンネルものがたり 技術の歩み(吉村 恒監修、横山 章ほか共著 山海堂)」を参考に、MOLEについて考えるPART2です。
 トンネルを掘る時はまず「地質を調べる」そうです。MOLEが出動するお話は第2話「ジェット”モグラ号”の活躍」、第5話「世界一のビルの大火災」、第22話「公爵夫人の危機」ですが、第2話でゴングが落ちた穴の状況を検討する以外は、地質について検討している様子は特にありません。
 《トンネル工事にとって大きな問題となる地質条件は、大湧水と膨れてくる地山》です。そのため《地表踏査、ボーリング、弾性波探査(人工地震の伝播速度から)、電気探査(地質の電気抵抗地から)》などの地質調査をおこなうそうです。幸いにも3回の出動で湧水や崩落はありませんでしたが、第2話で「非常に硬い木の根」にぶつかり、コースを修正する場面がありますので、MOLEにも(おそらく先端のスピナー部分に)何らかのセンサーが装備されているのでしょう。
 トンネルを掘ると掘削土が大量に排出されますが、MOLEはどのように処理しているのでしょうか。サンダーバードの製作陣は(動物の)もぐらが手の爪で柔らかい土を押し広げてトンネルを作る様子をイメージしていたのではないでしょうか。もぐらのトンネルは”もぐら塚”やトンネルのルートに沿って土が盛り上がるといった形跡が現れますが、全ての土を人間様のトンネル工事のように外へ出している訳ではなさそうです。MOLEは大量の粉塵とジェット噴射を巻き上げて掘削を開始しますが、地中に潜ったあともジェット噴射で地上に吹き出しているのでしょうか? あるいはトンネルの坑壁に、もぐらのように押し付けてしまうのでしょうか?
 トンネル工事でもう一つ大事なのが、坑壁が崩れないようにする支保工です。木製支柱や鋼アーチによる仮設構造物で内側から支える工法のほか、掘削直後に坑壁にコンクリートを吹き付けて地山の緩みを防ぐナトム工法も用いられています。MOLEの場合、救助を待つ人の所まで掘り進み、逆進して戻ってくるだけですが、その間に崩落したら元の位置に戻って来れなくなります。また、強力な推力(反力)を坑壁に与えるわけですから、何らかの崩落対策が必要になると思います。そこで先ほどの”もぐら”の話に戻ります。もぐらが手で押し広げて作るトンネル同様に、MOLEも何らかの方法でトンネルの壁面に掘削した土を押し付けて固めつつ、ナトム工法のように速乾性の固化剤(硬化剤)を吹き付けて崩落を防いでいるのではないかと...?

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2007年1月18日 (木)

MOLEを考える(1)

Photo_158  MOLEの基になったものは何か「トンネルものがたり 技術の歩み(吉村 恒監修、横山 章ほか共著 山海堂)」で、トンネルや掘削技術について調べてみました。
 1965年にはアルプスを横断する全長11.6kmのモンブラントンネルが開業していますので、サンダーバードのスタッフもTBM(トンネル・ボーリング・マシン:トンネル掘削機)をイメージしていた事と思います。
 同書からTBMの特徴を抜粋しますと、《TBMには通常、頑丈な骨組み構造の本体部分と、その前面にトンネル断面と同じ直径の回転するカッターヘッド(掘削装置)があり、そこには岩盤を切削または圧砕するための丈夫な刃(ビットあるいはカッター)が取り付けられています。》 《岩盤を掘り進むためには、カッターヘッドを前方の岩盤に押し付ける力(推力)が必要で、その反力は機械の自重だけでは不足しますので、通常本体部分の左右・上下に取り付けたグリッパーという突っ張り装置を、すでに掘削したトンネル壁面にジャッキで押し付け、自重不足を補っています。》 《今日多く使われているのは、そろばん玉状のディスクカッターを強大な推力で岩盤に押し付け、カッターヘッドをゆっくり回転させて岩盤を破砕するもの》となっています。
 MOLEにもトンネル断面と同じ直径の回転カッターヘッド(ドリル)があり、その材質はブレインズ開発の超強力な「カヘリウム鋼」が用いられています。
 推力に関しては、TBMがコンクリート製の壁にジャッキで突っ張るのに対して、MOLEは側面のベルト式走行装置と後部からのジェット推進が用いられています。自重に関しては直径4.5mクラスのTBMが約300トンですが、直径3.6mのMOLE(クローラー部を除く)は12トンしかありません。MOLEの推力がかなり大きい事が推測されます。
 カッターヘッドの形状はそろばん玉とは異なりドリル状ですが、先端部の形状は「ブーム掘削機」の葱坊主状の丸い掘削装置に似ています。その後ろの回転翼の意味がよく判りませんが、天才ブレインズの先進設計という事でしょうか。
 TBMの掘削性能は《ディスクカッターの大型化、耐力の増加、カッターヘッドの回転数のUP、カッターヘッドを回転させる電動機出力の向上、地質条件に合わせたインバーター制御方式の採用》により改善されてきたそうです。
 TBMの延長線上に位置するMOLEは、天才ブレインズの「100年後」の頭脳により開発されたスーパー・トンネル・マシンなのでした。 

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2007年1月17日 (水)

ビルダーバーグ倶楽部

Photo_159  「ビルダーバーグ倶楽部(ダニエル・エスチューリン著 バジリコ刊)」を読みました。普段から妄想逞しい小生にとって、「世界を支配する陰のグローバル政府」という話は大いに興味をそそられます。
 本の帯に書かれている事を抜書きしますと、《多国籍企業のビジネスリーダー、巨大複合メディア企業のトップ、各国の首相、世界銀行やIMFの幹部、軍部の首脳...。政治、市場経済、戦争を仕切る権力者たちが目論む、「新たな世界秩序」樹立計画の驚愕の内実。》 《ビルダーバーグの将来計画 戦争、飢餓、疾病を利用し、2050年までに世界の人口を40億人削減/全司法機関の国際裁判所への統合/NATOの国連軍化により世界の警察軍を編成/キャッシュレス化社会を実現し、全市民にICチップを埋め込み管理統制/主権国家を廃絶し、世界統一政府を樹立》 《ビルダーバーグ会議の出席者たち デービッド・ロックフェラー、ヘンリー・キッシンジャー、アイゼンハワー以降の歴代米国大統領、トニー・ブレア英国首相、ロスチャイルド財閥、ジャン・クロード・トリシェ欧州中央銀行総裁、ハビエル・ソラナ前EU理事会事務総長、ビル・ゲイツ夫妻、欧州の全王室etc.》 となっています。
 ”陰謀論者の言う事を真に受けて”とお思いになるかもしれませんが、”将来計画”を実行に移そうと思えば出来るであろう権力や財力を持った面々が列挙されており、本当にこんな事を考えていたら恐ろしい限りです。小生には書かれていることの真偽は判りませんが、興味が沸いてきた方は書店でぜひ手にとって見てください。仮にこの本が陰謀論者のたわごとだったら”面白い読み物”で終わります。もし真実だったら、ビルダーバーグを知る事がこの巨大な陰謀への抑止力につながるのではないかと思います。「国連」や「世界政府」、「世界統一政府」といった言葉になんとなく平和で理想的な世界というイメージを抱いていたのですが、「ビルダーバーグ倶楽部」を読んだ後は何を信じてよいのか判らなくなってしまいます。

 「別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバード(宝島社)」に「2065年の世界の軍事情勢」というコラムがあります。《世界の軍隊は、アメリカ軍を中心に国連が統括管理していると思われる。》 《アメリカ軍  大規模な軍組織を世界に誇り、宇宙から海底までの広い範囲に活動。世界各国にまで及ぶその力は国連=アメリカ軍の図式をも連想させる。航空機に「UN」の文字を確認できるモノもあり、国連名目下で活動していたようだ。》 《世界の主導権が国連にあるのか、アメリカにあるのかは曖昧だ。(中略)アメリカ主導の世界から実権を取り戻そうとする国連側の強い意志がうかがえる。》 とあります。「ビルダーバーグ倶楽部」には、国連を強化して国家を廃止することが書かれており、このコラムもそんな視点で読むと興味深いものがあります。

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2007年1月14日 (日)

終末時計

Photo_160  《核戦争による地球最後の日までの残り時間を概念的に表示した「終末時計」が、現在の残り時間「7分」から、針を進めることになった》そうです。(1月13日 静岡新聞)
 2002年から7分前を指したままでしたが、北朝鮮やイランの核開発問題、ブッシュ政権のABM制限条約からの一方的脱退など、核を巡る脅威が増した事が針を進める背景にあります。米ロ合わせて即時発射可能な核兵器が約二千発、世界全体では二万七千個(アメリカ約一万個、ロシア約一万六千個)もあるそうで、冷戦が終わっても核戦争の脅威は変わらないようです。
  さて、こちらの時計は第7話「原子力機ファイアーフラッシュ号の危機」で、国際救助隊の到着を待つロンドン空港管制塔のものです。スコットたちが予告どおり12時ぴったりに到着する少し前の場面で、この時計が映ります。
 終末時計を実際に何分進めるのかは、時計を管理する米誌「プレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が17日に公表するそうですが、針が大きく戻る平和な世界がいつか訪れることを望みます。

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2007年1月11日 (木)

カマニデスの謎

Photo_161  第4話「ピラミッドの怪」で、IR銃を手に今まさにスコットの命を奪おうとする冒険家リンゼーです。
 砂漠の中を捜し求めた末、ついに発見した幻のカマニデス王のピラミッド内に、まばゆいばかりの副葬品を見つけて正気を失ったのでしょうか。仲間のウィルソンにまで銃口を向ける程の豹変ぶりです。
 このリンゼー氏は単なる冒険家というよりは、ピラミッド表面に記されたヒエログリフを易々と解読するほどの学者並みの知識を有しているようです。そんな彼の傍らには、王の名を記したカルトゥーシュが置かれています。
 もしもリンゼー氏が正気だったならば、このカルトゥーシュを読んで大いに驚いたことと思います。
 こんな入門書が欲しかった!と、吉村教授も絶賛の「ヒエログリフを書こう!(フィリップ・アーダ著 翔泳社)」で、何が書いてあるのか解読しようと思った小生は、その答えを79ページに発見してしまいました。
 それは「トゥト・アンク・アメン テーベの支配者」、日本風に読めばツタンカーメンなのでした。この場面の少し前、副葬品の背後の柱が映ります。エジプト考古学博物館に展示されているツタンカーメンの副葬品の中に、ツタンカーメン夫妻の姿が描かれた黄金の玉座がありますが、その絵柄と全く同じものが柱にも刻まれていることから、カマニデス王とツタンカーメン王には何らかの関連があるものと思われます。
 世紀の大発見に学術的な調査が望まれるところですが、Z団とスコットの銃撃戦でピラミッドは完全に破壊されてしまうのでした。

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2007年1月 8日 (月)

記録的暖冬

Photo_162    NYが記録的な暖冬となり、半袖姿の人たちが目立ったそうです。《ニューヨーク中心部セントラルパークの6日の最高気温は22.2度を観測、1月では最も高かった1950年の記録と並んだ。同日午前のハワイ・ホノルルとさほど変わらない暖かさ。本来なら零度前後の日が続く事も珍しくない時期(1月8日 静岡新聞)》とあります。
 日本ならば青森県あたりの緯度に位置する冬のニューヨークが、ハワイ並みの気温とは尋常ではありません。
 太平洋で海面の水温が上昇するエルニーニョ現象の影響で、2007年は世界全体が観測史上最も暖かい年になるとも報じられていますし、「世界年間平均気温の上昇は世界規模で気候変動が進行していることへの新たな警告」と英気象庁も警鐘を鳴らしています。
 1月3日の静岡新聞に、京都大学の松本泰子助教授のインタビューが載っていました。「温暖化はもはや百年後の問題ではなく、今後5年間、10年間に人類が何をするのかという課題になった。」、「今後数年間の政府間交渉で、議定書をさらに強化するかどうかが決まり、その結論が人間社会の将来に決定的な影響を与えると言っても過言ではない。」と述べています。
 「温暖化問題を解決することで暮らしやすく、持続可能な社会を築く」事の大切さや、温暖化への危機意識を忘れないようにしたいと思います。

 さて昨年5月29日に「バラの季節になりました」と題して、第28話「魅惑のメロディー」におけるペネロープ嬢のバラ園を話題にしました。冬のロンドン郊外の邸宅でバラが咲いているのは温室内であるとの推測をしたのですが、直後にパーカーが着替える場面で、夏めいた服装(色が明るく春か初夏を思わせるのと、帽子の素材から。)なのが気になりました。
 製作当時には恐らく地球温暖化は論じられていなかったものと思います。それゆえサンダーバードの世界では、温暖化は当然回避できているものと思っていました。しかし、冒頭のNY暖冬のニュースから考えると、2065年(2026年?)のロンドンも”気候変動”の影響を受けており、パーカーは冬なのに夏服を着ているとも考えられます。

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2007年1月 6日 (土)

ジェームズ・ボンソン?

Photo_163  007シリーズ第21作「007カジノ・ロワイヤル(2006年 マーティン・キャンベル監督)」をようやく観ました。
 ダニエル・クレイグ演じる新ボンドは、冷ややかな仮面の下に野獣のようなパワーを秘め、奇抜な秘密兵器を使用せずに己の機知と肉体で勝負する生身の人間として描かれています。
 007シリーズは次第に秘密兵器やSFまがいのストーリー展開が目立つようになっていましたが、本作で原点に戻ったようです。
 さて、ボンド氏が所属するのは旧称MI6(軍情報部第6課)ですが、正式にはイギリス情報局秘密情報部(SIS)で、国外諜報を担当しています。第25話「情報員MI.5」に登場のボンソン氏が所属するイギリス情報局保安部(SS)は、イギリス国内の治安維持、IRA対策、国際テロ対策を担当しています。
 核装備に関する重要な設計図を国際スパイのカール一味に盗まれ、「凄い装備を持っている国際救助隊」に協力を求めます。「世界が危機に見舞われるほどの極秘核装備」とはどの様な物なのかは明らかにされませんし、本来はMI6(SIS)の担当事件と思われますが、基本的に政治や国家の利害に関与しないはずの国際救助隊に助けを求めるほどの切迫した状況だったのでしょう。
 そんな重要な機密書類を取り戻したゴードンは、「こんなちっぽけな物のために大騒ぎするなんてバカみたいだよ。」と呑気な発言をしているように聞こえますが、実は達観していると言うか、ドライなものの見方をする人なのかもしれません。

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2007年1月 5日 (金)

超薄型ディスプレー

Photo_164 1月4日の静岡新聞夕刊に「いつでもどこでも紙のようにしなやかなモニターで本が読めます。英電子機器メーカーのプラスチック・ロジック社がプラスチック製半導体を利用した携帯用の超薄型ディスプレーを2008年末までに販売すると発表。」とありました。
 「電子回路を搭載した透明なプラスチックフィルムに画像を表示。無線送信で画面を切り替えられるほか、本、雑誌、新聞などを自由にダウンロードできる。」そうです。先日、ブログで取り上げたペーパーディスプレーの更に先を行く技術のようですが、これがあればトレーシー家の皆さんも本土までジェット機を飛ばすことなく最新号を読むことが出来ます。
 さて、第29話「恐怖の空中ファッションショー」で、ペネロープ嬢が表紙を飾るファッション雑誌を手にしているミンミンです。これも超薄型ディスプレーでしょうか。ミンミンの顔が何となく浮かない表情ですが、ペネロープ嬢がちょっぴり羨ましいのかもしれません。

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2007年1月 4日 (木)

RTL2の目的地判明?

Photo_165  第28話「魅惑のメロディ」に登場するアメリカ空軍のRTL2は、優美なデザインが印象的な大型輸送機です。
 機内での指令書の確認場面で、このような地図が映し出されます。ノースウェスト・テリトリーズやボーフォート海といった地名から、ピンク色の部分がカナダと判ります。左端の黄土色の部分はアラスカ州です。
 白い線が恐らく今回の飛行ルートで、黄色い2本の線は前回・前々回の輸送時の敵戦闘機の飛行ルートと思われます。白い線の終点はグレートベア湖付近ですが、アメリカ軍から同盟国カナダに秘密兵器ポセイドンを供与する作戦なのでしょうか。チャムチャムによる暗号解読の際、「次のロケット輸送機は今日出発する。」とありますので、ICBMなどの核兵器か核弾頭搭載可能なロケット本体が考えられます。
 さて、RTL2の出発地マシューズ・フィールド空軍基地は、どこにあるのでしょうか。完全版サンダーバード全記録集6では、アメリカ空軍のヨーロッパ駐留基地となっているため、DVDで確認したのですが小生には判断できませんでした。おそらく何らかの裏設定があるのでしょうが、国際救助隊の活躍でマシューズ基地まで敵戦闘機が誘導される事から、敵戦闘機の航続距離を考慮するとカナダからそれほど離れていない場所ではないでしょうか。(小生はアメリカ国内にマシューズ基地があるものと妄想しています。)

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2007年1月 3日 (水)

アナスタ湖はどこに?

Photo_166  TBSで夕方6時30分から4時間半のスペシャル番組「古代エジプト大冒険 黄金・ミイラ・大発掘 究極の48マル秘ミステリー全解明スペシャル!」が放送されました。エジプト大好きな小生は、また行きたくなってしまいました。

Photo_167   さて第20話「湖底の秘宝」には、ギザの台地に並ぶ三大ピラミッドの上空をTB2号が通過する場面があります。残念ながら配置や形が異なったり、付属の衛星ピラミッド、葬祭殿や河岸神殿といったものが省略されています。
 TB2号はクフ王からメンカウラー王のピラミッドに向かって横切る事から、飛行ルートは北から南へ向かっている事が判ります。
 ピラミッド上空を通過する際、ミンミンが「あと2時間で着く」と言っています。トレーラーを2号から降ろしたり、着陸地点から5km先でブレイクリー教授と合流との台詞もありますので、飛行時間は概ね1時間程でしょう。
 2号が救助活動時の飛行速度ではなく、ゆっくりとしたスピードで進んだと考えると、アナスタ湖はおそらくナセル湖のあたりに存在するのではないでしょうか?
 ナセル湖は1970年に完成したアスワンハイダムによる人造湖で、全長500km幅10kmもあります。この巨大な湖の中に数々の遺跡が水没する事となり、ユネスコによる救済事業が行われ、アブシンベル神殿やフィラエ島のイシス神殿などが高台に移されました。ミンミンの台詞の中に「神殿を人が見るのは100年ぶり」とあり、アナスタ湖の遺跡もアスワンハイダムの完成に伴って水没した可能性があります。
 ナセル湖は故ナセル大統領の名を冠していますが、2065年までの間に何らかの理由で呼び名が変わったのでしょうか。また、湖面に速めの水流が見られますので、ナセル湖に繋がる支流のような湖をアナスタ湖と呼んでいるのかもしれません。

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2007年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

Photo_168  新年あけましておめでとうございます。
本年も「サンダーバード妄想日記」をよろしくお願いします。昨年の「サンダーバード日本放映40周年」に引き続き、今年も大いに盛り上げましょう!!

 さて、ペネロープ邸に集まったトレーシーファミリーです。グランマとキラノはお留守番ですね。
 配置が何だか気になります。アランとミンミンがちょっと離れ気味で、ゴードンの腕がさりげなくミンミンの後ろにあったりします。二人の間に何かあったのでしょうか? アランは憧れのペネロープ嬢の傍に居たい様子です。ジェフ・パパとジョンはやっぱり離れてますが、心優しいバージルがジョンの傍に立っています。バージルは天才ブレインズのよき理解者でもあります。スコットはやはりジェフの傍を離れられない感じがします。パーカーはお嬢様の傍で遠慮気味に映っています。
 ところで5兄弟とも来ているという事は、救助活動はどうなるのでしょうか? 広大なペネロープ邸の敷地にTB1号や2号が駐機してあるとしても、PODの中身は何を持ってきたのやら。ジョンは5号のお留守番役から、ようやく解放されたのでしょうか? おそらくブレイマンが頑張っている事と思いますが、まさかキラノが臨時の5号勤務だったりして。(宇宙食開発でNASAの勤務経験あるそうですが...。)

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