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2007年1月 8日 (月)

記録的暖冬

Photo_162    NYが記録的な暖冬となり、半袖姿の人たちが目立ったそうです。《ニューヨーク中心部セントラルパークの6日の最高気温は22.2度を観測、1月では最も高かった1950年の記録と並んだ。同日午前のハワイ・ホノルルとさほど変わらない暖かさ。本来なら零度前後の日が続く事も珍しくない時期(1月8日 静岡新聞)》とあります。
 日本ならば青森県あたりの緯度に位置する冬のニューヨークが、ハワイ並みの気温とは尋常ではありません。
 太平洋で海面の水温が上昇するエルニーニョ現象の影響で、2007年は世界全体が観測史上最も暖かい年になるとも報じられていますし、「世界年間平均気温の上昇は世界規模で気候変動が進行していることへの新たな警告」と英気象庁も警鐘を鳴らしています。
 1月3日の静岡新聞に、京都大学の松本泰子助教授のインタビューが載っていました。「温暖化はもはや百年後の問題ではなく、今後5年間、10年間に人類が何をするのかという課題になった。」、「今後数年間の政府間交渉で、議定書をさらに強化するかどうかが決まり、その結論が人間社会の将来に決定的な影響を与えると言っても過言ではない。」と述べています。
 「温暖化問題を解決することで暮らしやすく、持続可能な社会を築く」事の大切さや、温暖化への危機意識を忘れないようにしたいと思います。

 さて昨年5月29日に「バラの季節になりました」と題して、第28話「魅惑のメロディー」におけるペネロープ嬢のバラ園を話題にしました。冬のロンドン郊外の邸宅でバラが咲いているのは温室内であるとの推測をしたのですが、直後にパーカーが着替える場面で、夏めいた服装(色が明るく春か初夏を思わせるのと、帽子の素材から。)なのが気になりました。
 製作当時には恐らく地球温暖化は論じられていなかったものと思います。それゆえサンダーバードの世界では、温暖化は当然回避できているものと思っていました。しかし、冒頭のNY暖冬のニュースから考えると、2065年(2026年?)のロンドンも”気候変動”の影響を受けており、パーカーは冬なのに夏服を着ているとも考えられます。

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コメント

「今日の気になるニュース@総合」サイト運営者さま、当方のブログをご覧頂きありがとうございました。
頂いたトラックバック記事「銀閣寺、銀閣寺に銀箔は張られていなかった!」を拝見いたしましたが、当ブログ記事もしくはサンダーバードと全く関連性が見出せない事から、当方の判断により削除させていただきました。悪しからずご了承下さい。

なお、「プロフィール」中にトラックバックおよびコメントを頂く際の、当方からのお願いを追記いたしました。今後とも「サンダーバード妄想日記」をご覧いただき、関連コメントなどいただけましたら幸いです。

投稿: 雷おやじ | 2007年1月 8日 (月) 23時37分

そのニュースを見ました。半そでで歩いているなんて信じられない!
今年は世界中の天候が凄くなりそうで怖い気もしますね。日本はどうなるのでしょうか?(夏が猛暑だといやだな)

パーカーのスタイルも気になりますね。その年のイギリスは暖かい年だったのでしょうか。なんか不思議だな

投稿: ちゃむちゃむ | 2007年1月10日 (水) 00時00分

“100年後”と言う表現は、とかく、自分とは関係ないや、・・・的な発想に行きがちなんですが、これを“貴方のお孫さんの時代”にはと言い換えられると、かなりリアリティのある問題として考えるようになる。 60年代に製作された、TBの世界観は、21世紀でありながら、20世紀より少し未来という設定の絶妙さがあったように思えますが、人間はミスをするし、科学(機械)への妄信は慎むべきというテーマが、渾沌とした21世紀への警鐘となっているようにも思えます。 

投稿: 三型 | 2007年1月10日 (水) 00時14分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 地球温暖化は、ある日突然凄い事になってしまうのではなく、「今年は何だか変だね」の積み重ねなのだと思います。それが段々激しさを増して、いつか取り返しがつかなくなるような気がします。
 セントラルパークでは桜が咲いたそうです。品種にもよると思いますが、冬のニューヨークですからやはり異常ですよね。

 ネクタイと帽子の飾りがコーディネートされていて、パーカーはなかなかおしゃれですね。

投稿: 雷おやじ | 2007年1月10日 (水) 11時56分

三型さん、コメントありがとうございます。
 100年後が孫の時代ならば、50年後は子供たちの時代です。今後10年間の対応で未来が決まってしまうと聞けば、リアリティが有り過ぎます。ただのサンダーバード好きオヤジに何が出来るのかと思ってしまうのですが、松本助教授も「直面する課題の大きさに無力感に襲われることなく、あきらめる必要は無い。(1月3日 静岡新聞)」と述べています。

 原子力施設の破壊による放射能汚染、NYの高層ビルの崩壊、巨大ビルの火災による崩壊、衛星の墜落等々、サンダーバードの先見性は一種ノストラダムス的とも言えそうです。科学への妄信に対する警鐘と人命の最優先という理念は、現代人が学ばねばならない事と思います。

投稿: 雷おやじ | 2007年1月10日 (水) 12時13分

 今日の朝刊に《欧州連合(EU)欧州委員会は十日、地球温暖化防止のため二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で「20%以上」削減することなどを盛り込んだ環境・エネルギー包括政策案を加盟27カ国に提案した。》とありました。(静岡新聞) 3月のEU首脳会議での承認が得られれば、世界に先駆けて温暖化防止策を公約するものとなります。
 これに対して温室効果ガスの最大排出国であるアメリカは京都議定書の批准を拒否したままです。静岡新聞では「世界は今 その将来像」と題した記事を連載中です。1月9日にはカーター政権で大統領補佐官を務めたブレジンスキー氏のインタビューが載っていました。米国が国際的な枠組みを拒否する「例外主義」について、《米国民は米国の自由と不可侵性を守るために主権を放棄せず、国際刑事裁判所や京都議定書を受け入れない。》、《民主主義であるため市民が例外主義の限界を悟るまでは政策は変更できない。》と述べています。
 ブッシュ政権が経済的損失を理由に議定書を拒否しているのは周知の事実ですが、本当に「米国民」や「市民」が望んだ政策なのでしょうか?

投稿: 雷おやじ | 2007年1月11日 (木) 19時42分

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