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2007年1月17日 (水)

ビルダーバーグ倶楽部

Photo_159  「ビルダーバーグ倶楽部(ダニエル・エスチューリン著 バジリコ刊)」を読みました。普段から妄想逞しい小生にとって、「世界を支配する陰のグローバル政府」という話は大いに興味をそそられます。
 本の帯に書かれている事を抜書きしますと、《多国籍企業のビジネスリーダー、巨大複合メディア企業のトップ、各国の首相、世界銀行やIMFの幹部、軍部の首脳...。政治、市場経済、戦争を仕切る権力者たちが目論む、「新たな世界秩序」樹立計画の驚愕の内実。》 《ビルダーバーグの将来計画 戦争、飢餓、疾病を利用し、2050年までに世界の人口を40億人削減/全司法機関の国際裁判所への統合/NATOの国連軍化により世界の警察軍を編成/キャッシュレス化社会を実現し、全市民にICチップを埋め込み管理統制/主権国家を廃絶し、世界統一政府を樹立》 《ビルダーバーグ会議の出席者たち デービッド・ロックフェラー、ヘンリー・キッシンジャー、アイゼンハワー以降の歴代米国大統領、トニー・ブレア英国首相、ロスチャイルド財閥、ジャン・クロード・トリシェ欧州中央銀行総裁、ハビエル・ソラナ前EU理事会事務総長、ビル・ゲイツ夫妻、欧州の全王室etc.》 となっています。
 ”陰謀論者の言う事を真に受けて”とお思いになるかもしれませんが、”将来計画”を実行に移そうと思えば出来るであろう権力や財力を持った面々が列挙されており、本当にこんな事を考えていたら恐ろしい限りです。小生には書かれていることの真偽は判りませんが、興味が沸いてきた方は書店でぜひ手にとって見てください。仮にこの本が陰謀論者のたわごとだったら”面白い読み物”で終わります。もし真実だったら、ビルダーバーグを知る事がこの巨大な陰謀への抑止力につながるのではないかと思います。「国連」や「世界政府」、「世界統一政府」といった言葉になんとなく平和で理想的な世界というイメージを抱いていたのですが、「ビルダーバーグ倶楽部」を読んだ後は何を信じてよいのか判らなくなってしまいます。

 「別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバード(宝島社)」に「2065年の世界の軍事情勢」というコラムがあります。《世界の軍隊は、アメリカ軍を中心に国連が統括管理していると思われる。》 《アメリカ軍  大規模な軍組織を世界に誇り、宇宙から海底までの広い範囲に活動。世界各国にまで及ぶその力は国連=アメリカ軍の図式をも連想させる。航空機に「UN」の文字を確認できるモノもあり、国連名目下で活動していたようだ。》 《世界の主導権が国連にあるのか、アメリカにあるのかは曖昧だ。(中略)アメリカ主導の世界から実権を取り戻そうとする国連側の強い意志がうかがえる。》 とあります。「ビルダーバーグ倶楽部」には、国連を強化して国家を廃止することが書かれており、このコラムもそんな視点で読むと興味深いものがあります。

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コメント

SFの世界だと地球連邦がでてきますよね~。いつか、地球もひとつの国家になるのでしょうか。宗教問題が根強いから、どうでしょう。

このあいだ、テレビでキッシンジャーさんを見ました。元気ですね。この方、移民だから大統領になれなかったけど。
相変わらず、凄い人でした。

投稿: ちゃむちゃむ | 2007年1月17日 (水) 22時30分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 地球連邦って、何となく今よりは”世界が一つになった良い世界”というイメージがするのですが、本当はどうなんでしょうか? さまざまな文化や歴史をもった国々が、お互いの主権を尊重して平和裏に共存するならば良いのですが、強大な軍事力を背景にした組織による統一思想、統一宗教のグローバル国家なんて、考えただけでぞっとしてきます。
 政治家や権力者がメディアで言ったり書いたりしている事と、腹の中で考えている事ってかなり開きがある気がします。鵜呑みにしているとあとでツケを払わせられるかもしれません。

投稿: 雷おやじ | 2007年1月17日 (水) 23時00分

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