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2007年3月24日 (土)

AUTOMOBILE PARK

Photo_132  第19話「オートレーサー・アランの危機」に登場する立体駐車場です。サンダーバード製作当時は勿論のこと、現在の目からも大変斬新なシステムに見えます。
 意外にも立体駐車場の歴史は古く、「ポピュラーサイエンスの時代(原 克著 柏書房)」によれば、1930年代のアメリカでフェリスホイール(観覧車)を応用した立体駐車場が登場したとあります。日本では昭和37年に日本橋高島屋にメリーゴーラウンド方式(垂直循環式)の立体駐車場が設置されたそうです。
 「立体駐車場の経営(山口博之著 ぱるす出版)」には、機械式立体駐車場の分類があります。メリーゴーラウンド方式のほか、エレベーター方式、平面往復方式などがありますが、サンダーバードに登場する立体駐車場の方式は見当たりません。エレベーター方式(エレベーターで目的階層に移動し、自走もしくは搬送装置で格納する方式)の中に、エレベーター・スライド方式というものがあります。エレベーターが水平にも移動するため、横から眺めると斜めに移動しているように見えるそうで、その点はサンダーバードの立体駐車場に似ています。このPAROLA STACKER INC.の立体駐車場の方式を命名するならば、車が載ったパレットを持ち上げる爪の形から、フォークリフト方式とでも呼べそうです。
 いかにスペースを有効利用するかが駐車場経営のカギと言えそうですが、サンダーバードの駐車場はこれだけの設備でありながら無駄なスペースが多い感じがします。また、制御室の壁にあるBAY CAPACITY INDICATORを見ると、6階層×8台=48台が駐車可能と思われますが、現在の立体駐車場と比べるとスペースの割りに容量が少ない感じがします。
 安全面にも配慮が不足していますし、オートメーション全盛の時代に自動制御ではなく人間が操作しているのも、サンダーバード的には時代遅れの設備なのかもしれません。

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コメント

おお、ひさびさに、一番のりですよーん。(←バカですいません)
NHKで放映当時(1960年代)、三型の家には、車ありませんでしたから、「おおっ!!、しゅごい♪、しゅごい!!」と、はなたれ小僧しながら正座して見てました。(もしくは、体育座り・・・ひざ抱えて)(爆)

投稿: 三型 | 2007年3月24日 (土) 20時03分

この駐車場のシーン、なぜかちゃむは怖かった。
だって、今にも落ちそうなのょ。だから、はらはらして、見ていました。
タワー式の駐車場は、地震のときは、怖いだろうな。

投稿: ちゃむちゃむ | 2007年3月24日 (土) 21時31分

三型さん、コメントありがとうございます。
 1960年代、近所で車を持っている人はあまりいなかったと思います。町内の人に初めて”自家用車”に乗せてもらったとき、緊張した記憶があります。ここんちはこんな凄い物を持っているんだなと、我が家との境遇の差を感じたと思うのですが、今は一軒に何台も車がある時代ですから、えらい進歩ですね。
 

投稿: 雷おやじ | 2007年3月26日 (月) 20時53分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 確かにこの駐車場、見た目はとってもカッコいいのですが、本当に大丈夫なのかと思うほど安全面が今一歩ですね。乗っている人も、かなり怖そうですし。
 「地震のときは怖そう」ですが、25日の地震はびっくりしました。関西に向かう途中で名古屋にいたのですが、しっかりした造りの建物がゆさゆさと揺れましたから。(たぶん震度3です)

投稿: 雷おやじ | 2007年3月26日 (月) 21時06分

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