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2007年4月18日 (水)

乱射事件

Photo_267  4月16日、アメリカ南部のバージニア州バージニア工科大学で32人が殺害される乱射事件がおきました。全米史上最悪の銃犯罪となったそうです。
 アメリカではコロンバイン高校の事件以降も、散発的に乱射事件がおきています。事件後に銃規制の動きが高まると、合衆国憲法で保障された武器を持つ権利を元に、全米ライフル協会(NRA)を始めとするロビー団体の圧力で押さえつけられてしまうのは、マイケル・ムーア監督の映画でもお馴染みです。
 銃器の所持を憲法で認める国というのは、アメリカ以外にあるのでしょうか? 3億人の人口に対して2億丁の銃があるそうです。日本の常識は世界の非常識と言いますが、日本ではとても考えられません。不法侵入者への銃使用を認める州が拡大しているそうですが、日本人留学生がハロウィンの時に射殺された事件が思い出されます。白旗でも振って歩かなければ命の保障は無いのでしょうか?
 先日も、いつかは家族で海外旅行に行きたいねと話したところ、子供(小学生)が「アメリカは銃があるから行きたくない。」と言います。子供もニュースで見聞きして、銃の怖さを感じているようです。ハワイには行きたいと言いますが、ハワイもアメリカの州と教えると困った顔をしていました。
 アメリカの乱射事件の続報が伝えられるなか、日本でも長崎市長が射殺されてしまいました。小生は職場旅行でサイパンへ行ったときに実弾を撃ったことがあります。紙の的ならゲームで済みますが、怒りにまかせて人間を撃ち殺すなどとても考えられません。日本ではまだ暴力団や外国人犯罪者などにしか銃が出回っていませんが、近年の”キレやすい”日本人が増えた事を考えると、もしアメリカのような銃社会だったら同様の悲劇が繰り返される事は間違いありません。
 被害に遭われた皆さんのご冥福を祈るとともに、アメリカの銃規制が進んで、悲劇が繰り返されない事と、日本の銃対策(押収・摘発)が進む事を願います。

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コメント

素手の喧嘩だと、殴られれば当然痛いわけですけど、殴った方も痛みが伴います。 ところが、道具という要素が付くと、状況は一転してしまう。 悲しすぎますね。

投稿: 三型 | 2007年4月19日 (木) 23時10分

三型さん、コメントありがとうございます。
 バージニア工科大の犯人は6万円ほどで拳銃を入手したそうです。高いのか安いのか判りませんが、その程度の金額を出せば人を殺せるものが簡単に手に入ってしまう社会は変だと思います。
 武器を使うか使わないかという事の前に、”気に入らないから相手をやっつけてしまおう”という考え方も問題だと思います。日米の事件ともそうなのですが、一方的な恨みの感情を相手にぶつけています。本人の考えが変わればよいのですが、周囲が兆候に気付いて抑制するなど働きかけが必要ですね。

投稿: 雷おやじ | 2007年4月19日 (木) 23時59分

 「トンデモ科学の見破り方(ロバート・アーリック著 草思社)」の第2章で「銃を普及させれば犯罪率は低下する」という理論を検証しています。”銃の増加は(犯罪者の牽制を通じて)犯罪の減少を意味する”のか、”銃の増加は(攻撃をより致命的なものにすることを通じて)犯罪の増加を意味する”のでしょうか。
 巻末のプロフィールによれば、著者は米国ジョージ・メイソン大学の物理学教授で、数多くの科学解説書を著しているそうです。題名は”トンデモ”ですが、中身は真面目な本でした。
 この理論が銃賛成派に強力な闘争の手段を与えたものの、著者の判定は「トンデモ度3(ほぼ確実に真実ではない)」そうです。

投稿: 雷おやじ | 2007年4月28日 (土) 10時03分

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