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2007年6月24日 (日)

アンダーバッド急行

Photo_299  第9話「ペネロープの危機」に登場するANDERBAD-EXPRESSの先頭車両です。サンダーバードの世界では、自動車や原子力旅客機などの交通手段のほかに、長距離の移動にモノレールが活用されているのが目立ちます。

 海水を原料とした高性能のロケット燃料を、サンダーバードの陰の協力者ジェレミー卿と共に開発したボレンダー博士ですが、学会を終えたのちパリ発アンダーバッド行きのモノレールに乗り、行方不明になってしまいます。

 アンダーバッドとはどんな所なのか興味が沸きますが、実在の場所ではなさそうです。インターネットで探したところ、H.I.Sドイツのホームページに「連載・旅エッセイ 欧州鉄道百景」「13.トロント・ユニオン駅に欧州を見つける(前編)」という記事がありました。http://www.his-germany.de/jp/frame_jp.htm

 この中でアンダーバッドについて「スイスの架空の地名。今思えばゴッタルド・フルカ両峠に近いスイスの保養地 Andermatt と悪 bad をひっかけたのだろう。」と考察しています。(鉄道車両のガスタービンのエンジン音からサンダーバードのモノレールを連想するという興味深い内容もあり、サンダーバードファンにもお勧めのエッセイです。)

 そこでスイス政府観光局のホームページでアンデルマットを調べると、ドイツやイタリアに向かう交通の要所として栄え、冬はスキー客で賑わうとありました。http://www.myswiss.jp/area/04/andermatt.htm
 つまり、ボレンダー博士は学会の発表を終えて、静養のために(?)スイスに向かったという事になります。

 アンダーバッドという地名ですが、サンダーバードの語呂合わせか、ジェリー・アンダーソンのアンダーにバッドを掛けているようにも感じますし、悪役のゴッドバー博士の名前もゴッタルドという実在の地名から引用したように思えます。

 アンデルマットについて調べるためにスイスアルプス氷河特急を検索したのですが、美しい風景の写真に魅了されてしまいました。(いつか行ってみたい場所がまた増えてしまいました。) http://www.geocities.jp/tabinosyasoukara/glacierexpress1.html

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2007年6月23日 (土)

ガス爆発

Photo_298  渋谷の女性専用温泉施設でガス爆発が発生し、死傷者を出す大事故となりました。
 施設の経営陣や管理を委託された会社が、メタンガスの発生について認識していなかったとの報道がされています。静岡県に住む小生ですら、数年前におきた東京の温泉掘削作業中のメタンガス火災を覚えています。24時間も燃え続けて大騒ぎになったと思いますが、同種の事業を営んだり管理を委託されている会社が、この事に全く関心が無かったとは驚きです。
 新聞にも”東京、千葉、埼玉、神奈川など首都圏の地下には「南関東ガス田」があり、地中深くから温泉をくみ出すと、溶け込んでいた天然ガスが発生するのは業界では広く知られている”とあります。
 ”ガス設備の点検やガス濃度の検査が昨年一月の開業以来、一度も行われていなかった”そうですし、”仮にガスが漏れても引火を防ぐよう制御盤を別の場所に設置するなどの構造上の安全対策も施していなかった”とあります。点検の未実施や構造に問題のある施設を作った会社側の責任は重大ですが、温泉事業には設備の点検が実施されている事をチェックしたり、施設を作る段階で設計に問題が無いか行政の指導や検査が無いのでしょうか?

 さて、第4話「ピラミッドの怪」に登場する、ピラミッドの地下に隠されたガスプラントのメーターです。脱出のためスコットが放った銃弾が、作業員に命中し制御盤を誤動作させてしまいます。これによって有毒で可燃性のガスが噴出し、ガスの濃度が危険ゾーンに達しています。上部階の司令室にもガスが充満して、謎のゾンバイドたちは次々と倒れます。最後には地下プラントが大爆発を引き起こして、ピラミッドは破壊されてしまいます。
 広大な地下プラントには、謎の円環尾翼をもつ戦闘機の格納スペースもありますし、プラントの制御盤もガス設備の近傍に設置されています。日本の安全基準とは全く別の考え方で設計されているようですが、余程の防爆対策を施さないと、スコットの反撃を待たずとも、いずれは爆発事故を起こしていた事でしょう。
 

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2007年6月19日 (火)

貴族の紋章

Photo_297  ペネロープ邸の暖炉の上に飾られている紋章です。この紋章にどのような意味が込められているのか興味が沸き、紋章学の本を読んでみました。

 「ヨーロッパの紋章 紋章学入門(森 護 河出書房新社)」に、紋章の定義として「中世ヨーロッパにおいて、キリスト教支配の貴族社会に始まり、楯にそれぞれ個人を識別できるシンボルをあしらった世襲的制度」とありました。日本の紋章が家紋として家を中心にしているのに対して、西洋では戦場で相手を識別するために楯に描かれたシンボルから発展したせいか、個人を基本としているそうです。

 アイロン型の楯が上部三分の一で分割されているように見えますが、上部三分の一をフィールドに載せたものという解釈が正しいそうです。載せたものはチーフと呼ばれ、フィールドが銀ならばチーフは黒でなければなりません。ペネロープ邸の紋章も楯が銀色で、チーフが黒っぽく見えます。

 楯の表面に描かれた図柄(チャージ)は、剣をX字形に組んだもの(スウォーズ・イン・ソールタイア)です。この紋章になぜ剣が描かれているのでしょうか。「西洋紋章パヴィリオン(印南博之 東京美術)」には、西洋の紋章の五分の一がカンティング・アームズ(語呂合わせの紋章)と書かれています。クレイトン・ウォード家なのでクロス・スウォーズ(?)なのかもしれません。また、チーフの上に描かれたユリの花は”フラ・ダ・リ”と呼ばれ、紋章に使用される植物シンボルの代表的なものです。

 初期には楯だけであった紋章が時代とともに各種のアクセサリーを加えるようになりました。アクセサリーは単なる装飾ではなく、形、色、その有無などによって王、公爵、伯爵、法皇であることが一見して判別できる仕組みになっているそうです。ペネロープ邸の紋章で言えば、楯を支える動物(サポーター)、楯の上に載っている兜(ヘルメット)、兜の上のクレスト(兜飾り)、これらの一番下に巻物があります。

 ヘルメットの形がバーヘルメット(兜正面の開口部に格子が付いている)で、向かって左側を向いていることからも、公爵から男爵までの貴族である事が判ります。

 ヘルメットの上のクレストは、同一家族や場合により同一家系が同じ形のものを使用できるため、家紋的な要素を持っています。残念ながら、ペネロープ邸の紋章のクレストが何を表しているのか、小生にはよく判りません。

 サポーターは動物や植物などさまざまな物がありますが、イングランドの場合、個人では貴族以上の紋章に使用が限られているそうです。向かい合う獅子はよく見かけるものですが、舌を出しているのにも何か意味が込められているのでしょう。

 巻物に書かれているのがモットーです。”主義、主張、座右銘、金言、その家系の開祖が好んだ言葉や、中興の祖が決めた座右銘などが多い”そうです。言語的にはラテン語のものが圧倒的に多く、フランス古語も多く見られるとあり、ラテン語の辞書で調べてみました。SEMPERは、つねに、いつも、恒常的にといった意味があるそうです。次のFLOREATが難解でした。辞書にそのものずばりの和訳が載っておらず、おそらくFLOREO(繁栄する)の語尾が変化したものと想像できます。(自分の人生でラテン語の辞書を開く機会が訪れる事など、想像もしていませんでした。) 

 さて、この紋章はいったい誰のものなのでしょうか。前記「紋章学入門」には「女子相続人は男兄弟のない娘をいい、父の財産、爵位を継承するばかりでなく紋章も継承し、結婚すれば夫の紋章に自分の紋章を加える権利を持っている。」とありますし、「1995年からは一定の資格を設けて女性独自の紋章を持つ道が開かれた。」となっています。(第一号は鉄の女サッチャーさん。) このため、暖炉の上の紋章はペネロープ嬢ご本人のものという可能性を考えたのですが、「未婚の女性が紋章を使用する場合は父の紋章を菱形の楯、稀には卵形の楯に配して使用する。」とありますし、婦人の紋章には兜やクレストを使用しないそうなので、やはり父君の紋章なのでしょう。

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2007年6月16日 (土)

ブーメラン

Photo_296  サンダーバードのゲストメカにどのようなプラモデルが流用されたのか、「サンダーバードアルバム(朝日ソノラマ)」「サンダーバードアルバム2(同)」に紹介されています。
 なかでも飛行機のエンジンは、アメリカ戦略空軍のコンベアB-58ハスラー超音速爆撃機が一番使用されているようです。ハスラーは”精力的な人”という機体名称に違わず、配備期間中に数々の世界記録を樹立したそうです。
 いつかサンダーバードのゲストメカを作りたいと思っていますが、エンジンの形が今ひとつ判りません。模型屋さんで見かけるモノグラムの1/48スケールのハスラーは、定価が1万円以上(数年前に模型屋さんで見たときの記憶)もするので、エンジンの形を調べるためだけに買うわけにもいきません。(自分にはこのプラモデルを完成させる技術はありませんし。)
 そんな事を考えながらも、ぶらりと立ち寄った模型屋さんにモノグラムのハスラーがありました。値引き価格でしたが簡単には手が出せません。あきらめて振り返った棚に、何やら似たような飛行機のプラモデルがありました。イタレリの1/72「TB-58Aブーメラン」とあります。パッケージの絵は、カラーリングは違いますが機体の形は同じです。説明文を読むとハスラーの練習機と判りました。
 これならば値段も手ごろですから買い求めました。このエンジンをそのまま使ったのではもったいないので、何かを流用して作ろうと思います。ゲストメカの完成は...未定です。

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2007年6月14日 (木)

寝起き

Photo_295 サンダーバードを生んだ英国と言えば、王室を抜きにして語れません。ダイアナ元妃の事故死や、チャールズ皇太子とカミラ夫人の再婚、ウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢の破局、ヘンリー王子のイラク派遣中止と、話題に事欠きません。
 静岡ホビーショーで、自衛隊の展示室で貰った資料の中に「曹友 2007年5月号」という雑誌がありました。NEWSの目というコーナーに、産経新聞客員論説委員・岡 芳輝氏の「王族はなぜ戦場へ赴くのか」という記事があります。
 ”王子が戦場へ行くのは、①国民は勇敢な王室を望んでいる②英王室関係者は陸海空軍で訓練を積み、兵士らとの接触を絶やさないなど、王室と軍との密接な関係があるからだ”としています。さらに、”国民の上に君臨する王族が、もっとも過酷で、重要な「国防」に率先して当たらなければ、統治などあり得ないからである。高貴な人は、大きな義務を負う。だから尊敬される、という考え方は、君主と国民を繋ぐ、最も太い道徳的紐帯なのだ。”と加えています。
 ヘンリー王子のイラク派遣は、誘拐などの危険性が高いため中止されたそうです。この決定に、イラクで亡くなった兵士の母親が息子の命は尊くないのかと嘆いたとの報道もありましたが、国民が王室に寄せる期待ゆえの反感なのでしょう。

 さて、第23話「恐怖のモノレール」で、金庫の警報で目を覚ますペネロープ嬢です。寝起きのお嬢様の後ろには王冠の図柄が見えて、頭に冠を載せているように見えます。まるで王女様のような雰囲気がしますが、スタッフの意図的な演出でしょうか?

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2007年6月13日 (水)

いなかのネズミ

Photo_294  先日、日本平スタジアムで清水エスパルスとFC東京の試合を観戦しました。
 普段はスポーツに全くと言って良いほど関心が無いのですが、格安な料金で観戦できる機会(バス旅行)に恵まれた事と、子供にも良い経験になるのではと思って参加しました。
 静岡県民としては残念な事に、エスパルスの惨敗でした。無駄な感じのパス回しが目立ちましたし、ゴール前にあっさり切り込まれて得点されてしまうパターンが続きました。
 席がややFC東京寄りだったのですが、東京のサポーターの統制のとれた力強い応援振りに、ついついそちらに目が行ってしまいます。
 ただ、少し残念だったのが「田舎でも負けるわけはないさ!」という応援歌です。静岡は田舎だろうと問われれば、胸を張って(!?)田舎ですと答えますが、何十回も「田舎、いなか、イナカ」と繰り返されると、少々気分がへこみます。
 シュートが決まるところもよく見えましたし、ボール捌きの上手さに”凄い!”と感じたり、試合そのものは十分堪能できましたから、機会があればまた行ってみたいです。(出来れば今度はジュビロ戦で!)

 さて、第22話「公爵夫人の危機」で、廃屋の地下室に閉じ込められたロイストン公爵夫人の周りをうろつく二匹のネズミです。
 都会と田舎という言葉から、イソップ童話の「いなかのネズミと都会のネズミ」を連想しました。田舎に招待された都会のネズミが、食べ物の粗末さにあきれて、田舎のネズミを都会に招待しました。ご馳走を食べようとするたびに人間が現れて、なかなか食べる事ができません。いつもびくびくしていなければならない都会に嫌気がさして、田舎のネズミは帰りましたとさ。都会にも田舎にも、良い点や悪い点があるというお話です。静岡にも良い所はたくさんありますので、遊びに来て下さーい!

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2007年6月 9日 (土)

BLACK PEARL

Photo_293 第32話「宇宙放送局の危機」で大変な事になってしまう海賊宇宙放送局KLAのマークです。いかにも海賊らしい髑髏のマークですが、これもDJリック・オーシェの趣味でしょうか?

 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(ゴア・ヴァービンスキー監督 2007年)」を観ました。
 ディズニーランドのアトラクション”カリブの海賊”から発案されたパイレーツシリーズの第3弾にして完結編です。
 1作目の”呪われた海賊たち”はTVの映画劇場で復習できたのですが、2作目の”デッドマンズ・チェスト”をおさらいしておかなかったばかりに、判りにくくなってしまいました。と言うのも2作目を劇場で観たにも関わらず、すっかり内容を忘れていたからでした。
 キャプテン・バルボッサは1作目でジャック・スパロー船長に殺されたはずなのに何で生きているのか?や、タコ船長(デイヴィ・ジョーンズ船長)は何でベケット卿の言いなりなのかとか...。出来れば本編の前に前2作のあらすじでも出てくれれば良かったのですが。
 これからご覧になる予定の方は、前2作の復習をしておくと一層楽しめると思います。それとぜひお勧めしたいのが、最後まで席を立たない事です。(荒野を走る道路の脇に雷が落ちて木が生える、おなじみのジェリー・ブラッカイマーのロゴが出る直前に、オマケ映像が出ますのでお楽しみに。)

 ジャック・スパロー船長と、横取り上手なキャプテン・バルボッサの船はブラック・パール号ですが、このブラック・パール(黒真珠)という言葉には想い出があります。新婚旅行でフロリダのユニバーサルスタジオを訪れましたが、観客が映画の吹き替えをするアトラクションで我が新妻が指名されました。確かTVのミス・マープルの一場面で、東洋系の女性が”ブラック・パール”と話すシーンでしたが、画面に合わせて懸命に発音したものの観客がくすくすと笑っていました。よほど変な発音に聞こえたようで、本人も大汗をかいたと言っていましたが、めったに出来ない経験でした。

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2007年6月 7日 (木)

事故は語る

Photo_292  「事故は語る1998-2003 巨大化するトラブルの裏側(D&M日経メカニカル 日経BP社)」を読みました。
 自動車事故からスペースシャトルの爆発、コンコルドの墜落事故、原子力発電所事故から、電気製品のトラブルまで、さまざまな事故の原因を追求し、事故から安全を学ぼうとするものです。
 自動車の章には「AT車暴走事故の意外な結末」があります。高速道路のパーキングエリアでの休息後、発進の際にAT車が暴走し、重軽傷者10名という大事故になりました。運転者はブレーキが効かなかったと供述しましたが、事故車を地道に調査した結果、ブレーキとアクセルを踏み間違えた事が証明されたそうです。

 さて、第5話「世界一のビルの大火災」で、火災の原因となる暴走車を運転する女性の足元です。ハイヒールなのかは判りませんが、アクセルやブレーキを踏みやすい形の靴には見えません。駐車場のゲートの手前のスロープで減速するはずが、ブレーキペダルから足が外れてアクセルを踏んでいます。本人はそれに気付いていないのか、さらにペダルを踏み込んでゲートを突破し、事故を引き起こします。

 第4章には「テロに沈んだ世界貿易センタービル」があります。崩壊そのものはパンケーキ理論などによるものとしていますが、なぜ地面に吸い込まれるような崩れ方をしたのかについて、 「(飛行機の)衝突による大きな曲げモーメントと巨大なエネルギを受けて基礎杭が破壊。不等沈下を起こしたビルが自身の荷重を支えきれなくなり、地面に吸い込まれるように崩れ去った。」と推定しています。
 この本に紹介されている事故原因の調査は、非常に地道な努力の積み重ねです。調査の材料となる事故車などが残っていれば、かなり原因が解明できそうです。残念な事に世界貿易センタービルの崩壊に関しては、十分な調査もされずに解体され、廃材は売却されてしまったようです。
 

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2007年6月 6日 (水)

ザ・シューター

Photo_291  映画「ザ・シューター 極大射程(アントワーン・フークア監督 2007年)」を観ました。
 スティーヴン・ハンターの小説「極大射程」は、前評判の高さ通りぐいぐいと引き込まれて、新潮文庫の上下巻をほぼ一気読みした記憶がありますし、主演のマーク・ウォールバーグは、最近ではスコセッシ監督の「ディパーテッド」で存在感を見せつけていたので、この映画はけっこう期待して観に行きました。
 主人公ボブ・リー・スワガーは、小説のイメージではもっともっと孤高の人っぽかったのですが、年齢もぐっと下げられて、孤高らしさが感じられませんでした。映画としてはそこそこまとまっていますし、アクションシーンもなかなか迫力がありますが、原作のファンとしては少々物足りなさも感じます。
 主人公の山荘の机に9.11の本が置いてあったり、アメリカ大統領に対する批判めいた台詞もあって、ハリウッドの雰囲気も変わってきたようです。

 さて、第28話「魅惑のメロディー」で、某国スパイ・オルセンの指示でペネロープとミンミンを亡き者にしようと狙いを定める、ホテル従業員のベニトです。パーカーの機転で、二人の命は間一髪、救われます。
 サンダーバードでこれ以外にライフルが登場するのは、第15話「大ワニの襲撃」で製薬会社のブラックマー氏が巨大化したワニを撃つシーンと、第21話「にせ者にご注意」で廃坑に身を潜めていた偽国際救助隊一味と、秘密隊員47号ジェレマイヤーさんとの銃撃戦があります。この時のジェレマイヤーさんは、ジョン・ウェインばりの片手撃ちを見せますが、最後はおっかあ特製の豆缶爆弾で決まりです。
 

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2007年6月 4日 (月)

にせものにご注意

Photo_290  最近、中国製の食品やペットフード、薬品の事故が続発しています。6月3日の静岡新聞に、中国の小話が載っていました。
 「農民が稲を植えたが芽が出ず、服毒自殺をしたが死ねなかった。助かったことを喜んだ妻と祝いの酒を酌み交わしたら二人とも死んだ」 稲も薬も酒も偽物だったというのがオチだそうです。
 「豚の廃棄物でつくった肉まん、下水から抽出した油で揚げたパン、髪の毛を混ぜた偽しょうゆ...。例を挙げればきりがない。」と、何だか気持ち悪くなってきます。こんなものを口にする人の健康が心配になりますが、日本の食卓にも中国から輸入された食物がありますので、他人事と思ってもいられません。
 この記事の中では「中国の拝金至上主義、心の荒廃こそが問題」と、モラルの低下を訴えています。この問題、根はかなり深そうです。

 さて、第21話「にせ者にご注意」の、にせ国際救助隊員です。救助のふりをしてアメリカ軍の機密書類を盗み出す不届き者ですが、制服が国際救助隊と全く同じところをみると、見かけよりも調査力があるようです。さすがに救助メカまでは準備できず汎用の輸送機を使用していますが、それなりの活動資金もありそうです。
 アメリカ軍は、にせ者に騙されて国際救助隊を追い詰めようとしますが、問題の一端は国際救助隊自身にもあると思います。報道があった時点で、本物では無い事や国際救助隊が関与していない事を表明しておけば、あそこまでエスカレートする話にならなかったはずです。また、放置せず早急にペネロープ嬢や協力隊員に調査を依頼するべきと思います。
 仮に善意の救助組織が国際救助隊を名乗った場合でも、もし救助に失敗したらその責任を本物の国際救助隊が負わされかねません。”人命が救われたからよかった”で済ませたジェフの判断ミスと言えそうです。

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