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2007年6月23日 (土)

ガス爆発

Photo_298  渋谷の女性専用温泉施設でガス爆発が発生し、死傷者を出す大事故となりました。
 施設の経営陣や管理を委託された会社が、メタンガスの発生について認識していなかったとの報道がされています。静岡県に住む小生ですら、数年前におきた東京の温泉掘削作業中のメタンガス火災を覚えています。24時間も燃え続けて大騒ぎになったと思いますが、同種の事業を営んだり管理を委託されている会社が、この事に全く関心が無かったとは驚きです。
 新聞にも”東京、千葉、埼玉、神奈川など首都圏の地下には「南関東ガス田」があり、地中深くから温泉をくみ出すと、溶け込んでいた天然ガスが発生するのは業界では広く知られている”とあります。
 ”ガス設備の点検やガス濃度の検査が昨年一月の開業以来、一度も行われていなかった”そうですし、”仮にガスが漏れても引火を防ぐよう制御盤を別の場所に設置するなどの構造上の安全対策も施していなかった”とあります。点検の未実施や構造に問題のある施設を作った会社側の責任は重大ですが、温泉事業には設備の点検が実施されている事をチェックしたり、施設を作る段階で設計に問題が無いか行政の指導や検査が無いのでしょうか?

 さて、第4話「ピラミッドの怪」に登場する、ピラミッドの地下に隠されたガスプラントのメーターです。脱出のためスコットが放った銃弾が、作業員に命中し制御盤を誤動作させてしまいます。これによって有毒で可燃性のガスが噴出し、ガスの濃度が危険ゾーンに達しています。上部階の司令室にもガスが充満して、謎のゾンバイドたちは次々と倒れます。最後には地下プラントが大爆発を引き起こして、ピラミッドは破壊されてしまいます。
 広大な地下プラントには、謎の円環尾翼をもつ戦闘機の格納スペースもありますし、プラントの制御盤もガス設備の近傍に設置されています。日本の安全基準とは全く別の考え方で設計されているようですが、余程の防爆対策を施さないと、スコットの反撃を待たずとも、いずれは爆発事故を起こしていた事でしょう。
 

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コメント

東京で温泉を掘るというのがブームになって、ボーリング中にガスで火災が起きた事件がありましたね。
住んでるところから、わりと行ける場所なので驚きました。
関係者は気がつかないのでしょうか。
亡くなられた女性の方が若いので、とても気の毒に思えました。渋谷でスパの仕事なんて、おしゃれな感じでよかったでしょうね。
通りすがりの男性も撒きぞいだとか。
この日に新宿で看板が落ちて女性が大怪我をしたニュースも見ました。
別な意味で都心も怖いと思うでしょう。

投稿: ちゃむちゃむ | 2007年6月23日 (土) 23時05分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 静岡県三島市にある楽寿園という公園に、メリーゴーランドなどの大型遊具があります。いずれも昭和40年代のもので老朽化が進んでおり、先ごろも車輪の劣化が発見されました。維持費と比較して入園収入が少ないため赤字経営ということもありますが、廃止して芝生のスペースにするそうです。小さな子供たちの楽しみが無くなってしまいますが、安全第一・人命優先の考えに立った決断と思います。
 先般のジェットコースター事故もそうなのですが、施設を運営・管理する側の不備・怠慢で、関係の無い方が命を落としてしまう事故があります。二つの事故とも人生これからという時に若い女性が亡くなっていて、ご本人やご遺族の無念が偲ばれます。
 営利を優先した結果、人命に関わる大事故を引き起こしてしまう事が無いように、施設を運営する立場の人には、勇気ある決断をしてもらいたいものです。

投稿: 雷おやじ | 2007年6月24日 (日) 06時44分

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