« ザ・シューター | トップページ | BLACK PEARL »

2007年6月 7日 (木)

事故は語る

Photo_292  「事故は語る1998-2003 巨大化するトラブルの裏側(D&M日経メカニカル 日経BP社)」を読みました。
 自動車事故からスペースシャトルの爆発、コンコルドの墜落事故、原子力発電所事故から、電気製品のトラブルまで、さまざまな事故の原因を追求し、事故から安全を学ぼうとするものです。
 自動車の章には「AT車暴走事故の意外な結末」があります。高速道路のパーキングエリアでの休息後、発進の際にAT車が暴走し、重軽傷者10名という大事故になりました。運転者はブレーキが効かなかったと供述しましたが、事故車を地道に調査した結果、ブレーキとアクセルを踏み間違えた事が証明されたそうです。

 さて、第5話「世界一のビルの大火災」で、火災の原因となる暴走車を運転する女性の足元です。ハイヒールなのかは判りませんが、アクセルやブレーキを踏みやすい形の靴には見えません。駐車場のゲートの手前のスロープで減速するはずが、ブレーキペダルから足が外れてアクセルを踏んでいます。本人はそれに気付いていないのか、さらにペダルを踏み込んでゲートを突破し、事故を引き起こします。

 第4章には「テロに沈んだ世界貿易センタービル」があります。崩壊そのものはパンケーキ理論などによるものとしていますが、なぜ地面に吸い込まれるような崩れ方をしたのかについて、 「(飛行機の)衝突による大きな曲げモーメントと巨大なエネルギを受けて基礎杭が破壊。不等沈下を起こしたビルが自身の荷重を支えきれなくなり、地面に吸い込まれるように崩れ去った。」と推定しています。
 この本に紹介されている事故原因の調査は、非常に地道な努力の積み重ねです。調査の材料となる事故車などが残っていれば、かなり原因が解明できそうです。残念な事に世界貿易センタービルの崩壊に関しては、十分な調査もされずに解体され、廃材は売却されてしまったようです。
 

|

« ザ・シューター | トップページ | BLACK PEARL »

コメント

以前メッセージをいただきながら、我々がMACを使用しているため、こちらからの投稿が通らず、最近では、文字化けまでする始末で、ご挨拶が遅れ、失礼いたしました。これからもよろしくお願いします。
運転していた女性と連れの男性は、DVDで確認すると車止めに衝突した後、車外に放り出されています。この事実から、我々はこの事件をミステロンの陰謀ではないかと考えます。そう考えれば、事故後にふたりが火災の報告もせず逃げ延び、新築ビルなのに防火設備が作動しなかったのもうなずけます。さらにエンディングでのうのうと車を運転しています。ただ、この事故でふたりがミステロンのロボットになったとすると、この後、何のために操られていたのか謎が残りますが。

投稿: TB探偵局局長J | 2007年6月15日 (金) 21時00分

TB探偵局局長Jさん、コメントありがとうございます。
 私もこの事故場面をコマ送りで確認した事があります。物凄いスピードで黄色い車と駐車場の柱にぶつかって、あれこれ部品が飛び散っていました。水色のシートごと問題のカップルが飛び上がって、まるで射出座席のようです。にもかかわらず、次の場面では二人とも怪我をした様子もなく座席に座っていますので、確かに変ですよね。
 これを無理やり解釈したのですが、見た目は1960年代風(サンダーバードの時代から見れば100年前のクラッシックカーですね)の車に似せてありますが、21世紀半ばの安全技術が取り入れられており、大事故がおきても乗員は全く無傷だったと....。
 
 

投稿: 雷おやじ | 2007年6月16日 (土) 05時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170903/15349017

この記事へのトラックバック一覧です: 事故は語る:

« ザ・シューター | トップページ | BLACK PEARL »