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2007年7月29日 (日)

花火

Photo  静岡県東部の沼津市中心部を流れる狩野川で花火大会がありました。昨日、家族と観に行きましたが上空に適度な風が吹いており、煙が打ち上げ場所からすぐに流れ去るおかげで、美しい花火を満喫できました。
 目新しい感じがしたのが、機関銃で曳光弾を撃っているような花火でした。速射と言いますか、連射されるその花火は、ヒューという大きな音を出しながら上がります。まるで魂が叫びながら空に消えていく様でした。
 さて、サンダーバードで花火と言えば第9話「ペネロープの危機」のラストです。アンダーバッド急行モノレールのトンネル内で無事に救助されたペネロープやジェレミー卿、それにほとんど活躍しなかったアランがパリのカフェで寛いでいます。アランは子供扱いされて不満そうな表情ですが、ミンミンがFAB1で到着するとたちまちニコニコ顔に戻ります。ペネロープが、今回の事件の始まりに飲み損ねたペルノーのグラスを手にした丁度そのとき、パリの夜空に花火が上がるという趣向になっています。
 花火大会が終わると、その余韻に浸りつつも少しだけ寂しさを感じてしまいます。子供の頃は、この花火大会が終わると夏休みが残り1ヶ月になってしまうため、その意味でも複雑な思いがあったようです。大人になった今では、たとえ1週間でも2週間でも連続した夏休みが取れたらどんなに幸せかと思うのですが、休み明けの仕事の溜まり具合を考えると....。

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2007年7月23日 (月)

灯台下暗し

Photo_305  7月の人事異動で転勤になりました。同じような仕事なのに、細かいところのやり方が今までの職場と違っていたりして、同僚に聞きまくる毎日です。
 そんなある日の昼休み、同僚の会話が耳に入りました。「○○堂に行ったら、昔集めていた超合金が有って~。」 この事務所から数分の所にレトロ系の玩具を置いている店があるそうです。
 これはもう行くしかありません。小さなお店ですが、サンダーバード物はコナミの食玩が少々とイマイのプラモデルが数点ありました。こちらのエックスカーは1990年のものですが、これより小さい(ゼンマイ式?)エックスカーもありましたが、大きい方を買いました。
 他には、「サンダーバード&ITC図面集(大日本絵画)」と「イッツ・サンダーバード・センチュリー モデリングマニュアル完全版(大日本絵画)」のセット売りがありました。モデリングマニュアルの方は既に持っているので諦めかけたのですが、店主に尋ねてみると図面集だけでもOKとの事なので買い求めました。色々なメカの図面や透視図を見ていると、何だかわくわくしてきますし、いつかはスクラッチなどと夢想してしまいます。
 この町のおもちゃ屋さんについては、以前電話帳でチェックしていたのですが、このお店は全く知りませんでした。同僚の会話を偶然耳にしなければ、出会う事も無かったかもしれません。転勤してよかった(!)

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2007年7月16日 (月)

台風

Photo_304  7月の台風としては戦後最大の勢力の台風4号が日本列島を襲いました。土砂災害や床上浸水、水に流されて亡くなった方もいるそうです。
 幸いにして、静岡県は沿岸を通過したため大きな被害にはなりませんでしたが、それでも肩の高さまで水に浸かったり、小さな川から水が溢れて土手がナイアガラの滝のようだった所もあったそうです。
 それでもお昼には太陽が顔を見せて、素晴らしい青空になりました。三島市では予定通りお祭りも行なわれました。

 さて、第16話「オーシャンパイオニア号の危機」では、台風に襲われたオアフ島の病院から救助の要請を受けたヴァージル達が、レスキューを終えて帰途につく場面があります。制服も顔も泥だらけで、大変だった様子がうかがえます。救助の場面はありませんが、どんな装備が活躍したのか知りたいところです。

 台風の最中、救助や災害対応に出動したみなさん、本当にご苦労様でした。どうかお怪我の無いように、これからも頑張って下さい。

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2007年7月14日 (土)

宇宙滞在記録

Photo_303  4月のボストンマラソンに国際宇宙ステーションから参加したサニタ・ウィリアムズさんが、女性としての連続宇宙滞在記録を更新して、先月無事に帰還しました。ウィリアムズさんは、女性としての通算宇宙遊泳記録も打ち立てているそうです。

 男性の連続宇宙滞在記録は、ロシアのワレリー・V・ポリャコフ宇宙飛行士が宇宙ステーション・ミールで達成した438日間です。通算で679日間の宇宙滞在を果たしたポリャコフ宇宙飛行士は「地球を離れた2年間(WAVE出版)」という本を出しています。

 この中で、長期宇宙滞在では宇宙飛行士には多くの心理的負担がかかる事を紹介しています。「地上での生活様式から切り離され、肉親や親しい友人とも離され、情報量が極端に制限されるため、感覚遮断の原因になる。」そうです。

 また「非常に重要な事は、乗組員全員が過密なスケジュールの中で決められた仕事をこなし、フライトプランが上手く進み、管制センターと乗組員の間に互いに満足できる関係が成り立ち、そしてミッションに携わる仲間全員の友情と相互理解が深まることではないかと考える。」と書かれています。

 「宇宙に暮らす(松本信二:監修 裳華房)」には、サリュート7号でのエレーベジェフ宇宙飛行士の日記が紹介されています。「地上から遠く離れ、閉ざされた空間での生活であっても、あるいは逆にそうであるからこそ、地上ではそれほど意識されなかった人間関係が重大な関心事として意識されてくるのであろう。」とあります。

 さて、サンダーバード5号にはジョンが3ヶ月間、アランが1ヶ月間勤務しています。(小生はこの交替周期を採用しています。) 国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルは複数の乗組員との共同作業ですが、サンダーバード5号は地球から3万6000キロメートルも離れた宇宙空間にたった一人で滞在しなければならないことを考えると、心理的負担は相当なものと言えそうです。

 しかもジョンと父ジェフ・トレーシー氏の間にはぎくしゃくした関係が見て取れます。ポリャコフ宇宙飛行士、エレーベジェフ宇宙飛行士とも、宇宙長期滞在における人間関係の重要性を指摘している事からも、ジョンの心理面への影響が懸念されます。

 「地球を離れた2年間」には、ミール宇宙ステーションの「長期閉鎖環境における人間の心理サポート」として、管理センターに心理学者と心理生理学者からなる専門グループが常時待機している事や、2.5ヶ月から3ヶ月に一度の運搬船で好みに応じた書籍、雑誌類が運搬されるほか、月に一度の家族や友人との電話交信、月に2回の家族とのテレビ交信が行なわれると紹介されています。

 サンダーバード5号では一日に何度も家族とTV交信されていることでしょうから、その点は問題無さそうです。さらに、番組では描かれませんでしたが、食料などの補給もサンダーバード3号によって定期的に行なわれることでしょう。その頻度もクルーの交替時だけでなく、間に何回か行なえばジョンやアランの寂しさもかなり解消されると思います。(大富豪ですから、頻繁に3号を打ち上げても大丈夫でしょう。)

 問題は、やはりジェフとジョンの関係にありそうです。ジェフがジョンを嫌っているかのように見えるのは、プロデューサーのジェリー・アンダーソン氏の好みが原因のようですが、それはさておき、地上の管制センター(トレーシーラウンジ)との良好な関係が重要なのですから、ジェフはジョンに対してもう少し暖かく接して欲しいものです。
 
 

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2007年7月 8日 (日)

END OF CALL

Photo_302  サンダーバードに登場するテレビ電話(テレコール)です。第1話「SOS原子旅客機」のロンドン空港管制塔をはじめ、ざっと見ただけでも....
第5話「世界一のビルの大火災」のトンプソンビル管理室
第6話「原子炉の危機」の記者が群がる公衆電話
第7話「原子力機ファイヤーフラッシュ号の危機」のロンドン空港管制塔
第11話「超音ジェット機レッドアロー」のロンドン空港管制塔と、国際テレビ中継塔
第12話「死の大金庫」のロンドン銀行頭取シルトン卿の机の上と、ペネロープ邸(木製キャビネットに収納されています。)
第19話「オートレーサー・アランの危機」のパロラサンズ駐車場
第25話「情報員MI.5」のボンソン情報員が待つホテルの部屋
と数多く登場していますし、トレーシーラウンジのジェフの机の上にもあります。
 これらのお話の舞台は、アメリカや英国だけでなく、オーストラリアやメキシコ?(パロラサンズ)にフランスなど、世界各地に及びます。つまり、テレコールは世界に普及している電話会社と言えそうです。

 このテレコールは音声のみの選択が可能ですし、緊急呼び出しボタンがありますので警察へ直通で掛けることも出来そうです。パロラサンズの駐車場でアランが使う電話機の横には、取り扱い説明書のようなものが掲示してありますが、一番下にTelegramとありますので電報も送れるようです。
 呼び出し時や、電話が切れる時には、音が響いているようなギザギザの線がメッセージの周りに出るなど、視覚的にもよく考えられています。このような小道具一つにも手を抜かない点も、サンダーバードの魅力と言えそうです。

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2007年7月 7日 (土)

SOUND ONLY SELECTED

Photo_301 6月末にロンドンの自動車爆弾テロ未遂とグラスゴー空港への突入テロがありました。
 警察の迅速な捜査で犯行グループの特定が進み、テロの警戒レベルが1ランク下げられたそうですが、ブラウン新政権にとっては苦難の船出となりました。
 携帯電話の通話記録やイギリス全土に設置されている400万台以上もの監視カメラを駆使した捜査が効を奏したようですが、人口約6000万人の国ですから15人に1台という物凄い監視カメラの数です。終日歩くと300台のカメラに録画されるとも言われているそうで、別に悪いことをする気が無くても、見られていると思うと何だか嫌な気分になって来そうです。

 さて、サンダーバードには悪人がたびたび登場しますが、その頂点に立つのが死の商人フッドです。第1話の「SOS原子旅客機」では、最新の原子力旅客機ファイヤーフラッシュ号に爆弾を仕掛け、国際救助隊をおびき寄せようとします。
 ファイヤーフラッシュ号の離陸後、ロンドン空港の管制塔に脅迫電話を掛けますが、TV電話を音声専用に切り替えています。これで相手には自分の顔を見られずに済みますが、変装用の特殊メイクを忘れない用意周到ぶりです。
 脅迫電話を掛け終えたフッドは変装用のマスクを外します。悪巧みが上手く進んだ事にほっとしたのか、それともマスクが窮屈なのか、外した後のにこやかな表情が印象的です。
 ところで、脅迫電話を掛けたのはどこからでしょうか。背後に管制塔が見えますし、電話ボックスの近くの建物にはロンドン空港の配置図が掲示されています。現在、400万台以上の監視カメラが設置されているイギリスですが、2065年(2026年?)にはいったい何台になっているのでしょう。恐らく空港周辺には監視カメラが設置されている事は間違いないと思います。やれやれとマスクを外したフッドの素顔が、監視カメラに録画されている可能性は高いかもしれません。

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2007年7月 1日 (日)

大事なズボン

Photo_300  第12話「死の大金庫」で、ペネロープ邸のディナーに招かれたロンドン銀行頭取のシルトン卿のズボンに悲劇が訪れます。先輩銀行強盗のフィンガーが脱獄したとの報道に落ち着かないパーカーが、お嬢様の「銀行強盗」という言葉にびっくりしてコーヒーのお盆をひっくり返してしまいます。
 ズボンだけでなく手にもコーヒーがかかっていますし、砂糖壷もひっくり返ってべとべとです。淹れたてのコーヒーですから相当な熱さと思いますが、さすがに英国紳士だけあって、あまり取乱したりしません。パーカーに向かって「何をするんだ、失礼な!」と声を荒げるものの、ペネロープ嬢には「どなったりして申し訳ありません。とても熱かったので。」と紳士的です。火傷を心配するよりも銀行からの緊急呼び出しを優先する責任感の強さも持っています。

 アメリカの現職の判事が、ズボンを紛失したクリーニング店に対して66億円もの損害賠償訴訟を起こしたそうです。判決は、もちろん原告敗訴でした。
 ズボン1本の紛失が消費者保護法違反にあたるとして訴訟をおこしたものですが、損害賠償の請求金額が何で66億円なのか理解に苦しみます。訴訟社会のアメリカですが、極めて異例で非常識と批判が出るのは当然です。
 この判事さん、一体何を考えているのでしょうか。敗訴は目に見えているのに、訴訟に踏み切ってしまうのは、常識を超えた何かがあるのでしょう。

 「なぜ日本人は劣化したか(香山リカ 講談社現代新書)」を読みました。文章を読み解く力の劣化、モラルの劣化、生きる力の劣化、社会の劣化、寛容の劣化、知性の劣化など、日本人の劣化の様子を示し、どうしたら防ぐ事が出来るのかについて書かれています。日本人だけでなく、海の向こうの司法の番人にも劣化が起きているのではないかと、ズボン訴訟から感じてしまいます。

 昨夜はダラダラとテレビを観てしまいました。フジテレビ系「世界がもし100人の村だったら5」で、深く狭い穴を掘って金を探す重労働に従事する少年や、ゴミ山で働く少女の日常が紹介されていました。日本の景気が停滞しているとは言っても、子供がこんな風に働かないと家族が生きていけない事はおそらく無いでしょう。世界の人口が66億人に達したそうですが、毎日食事が出来たり、安全な暮らしが出来たり、学校に行ける人はどれくらいいるのでしょうか。
 さらにテレビ朝日系「スマステーション」で、有名人の離婚慰謝料ランキングなるものを見ました。最高額はロシアの大富豪が1兆円以上を支払ったとあり、前述の子供の悲惨な生活とのギャップに頭がおかしくなりそうです。同じ”人間”なのに、なぜこんなに差があるのでしょうか。
 日本テレビ系「世界一受けたい授業」では、携帯電話を溶かして金を取り出す技術が紹介されていました。その中には、エチオピアの少年が過酷な労働をして採掘した金も混じっているかもしれません。世界から輸入される食品など、日本人の生活は外国の人々の労働に支えられているのだと思います。その中には低賃金や、日本では考えられない労働環境もあるでしょう。日本人は、ただお金を出して購入し、それらを享受していれば良いのでしょうか...?

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