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2007年11月18日 (日)

七人に一人

Photo  短銃や機関銃などの携帯できる小型武器の保有状況「小型武器概観」で、世界全体で七人に一人が小型武器を持っていると公表されました。

 世界全体で八億七千五百万丁と推定されるうち、六億五千万丁が一般市民の保有だそうです。

 先日も「ムーミン」でお馴染みのフィンランドで高校生による発砲事件がありましたし、日本でも佐賀県で入院患者が射殺される事件があったばかりです。

 日本で発砲事件といえば猟銃か暴力団関係ですが、外国では許可さえ得られれば子供でも銃器が所有出来てしまうのが不思議です。

 フィンランドでは十五歳で銃の許可申請が可能で、一人当たりの小型銃器の所持率が世界で三番目だそうですが、銃犯罪が極めて稀で、高校での乱射事件は史上初だそうです。銃社会アメリカは銃犯罪も突出していますが、お隣のカナダは銃所持率が高い割りに銃犯罪が少ない事は、マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」でも紹介されています。フィンランドの銃犯罪が稀なのもお国柄なんでしょうか。

 犯人の男子生徒は「普通の家庭」で育ち、犯罪歴は無く、成績も平均より上だったとか。ただ、攻撃的で過激な性格だったとも報じられています。今回の事件は「いじめ」が原因ともされていますが、いくら銃犯罪が稀でも思春期の子供に人を殺傷できる銃器を所持させる事が可能な法制度に問題は無いのでしょうか? 

 静岡新聞に「武装する米国 進まぬ銃規制」という特集がありました。この中でアメリカの映画監督ジミー・カリー氏が、「今の米国はすべてに手っ取り早い解決を求める。早い車、早い調理法。問題を解決するのに手っ取り早いのは銃で相手を撃つことだ。映画はそうした風潮を若者に植え付けている。」と指摘しています。

 日本が銃社会で無くて本当にありがたいと思いますが、銃を必要としない世界が訪れる事を切に望みます。

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コメント

子供に銃を持たせることが危険です。
日本は銃の規制(ライフルなどの)がありますが、武器(ナイフなど)を購入がカンタンにできて、怖いと思います。
護身用にナイフを持った少年が人を刺すのですから、凶器ですよ。
もっと厳しい規制と罰則をして欲しいですね

投稿: ちゃむちゃむ | 2007年11月20日 (火) 22時42分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 ナイフや包丁、鋏や千枚通しでも、その人の考え次第で凶器になってしまいますね。武器が必要と思う社会の状況や、人々の考え方の”変質”を考える必要がありそうです。
 おにぎりを食べたくなってコンビニで万引きをして、追いかけてきた店員さんを刺し殺してしまう犯人は、何を考えてそんなことをしてしまうのでしょう。殺されてしまった店員さんは、たった数百円のために命を落とす運命だったのでしょうか。
 捕まるのを回避するために相手を殺傷することも、拳銃で相手を撃ってしまうのも、犯人にとっては目先の”問題解決”なのでしょうけれど、事を起こす前に”問題を拡大”させている事に気付いて欲しいものです。
 

投稿: 雷おやじ(宿直明け) | 2007年11月22日 (木) 21時53分

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