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2008年2月10日 (日)

宇宙放送局の危機

Photo  2006年12月に打ち上げられたアメリカのスパイ衛星が、打ち上げ直後から制御不能となり、今年3月の第一週にも地球に落下する可能性があるそうです。
 大気圏突入後も一部は燃え尽きない恐れがあるそうで、落下場所が不明なうえに、有害物質の飛散も懸念されています。
 このニュースが報じられた1月27日は、宇宙の平和利用の原則を定めた「宇宙条約」の調印が1967年に開始された日でした。(条約の発効は同年10月)
 宇宙空間の探査と利用の自由、天体を含む宇宙領有の禁止、核兵器などの大量破壊兵器の宇宙配備禁止が定められています。
 衛星の一部分でも大都市に落下すれば、大量破壊兵器とまではいかないでしょうが、大きな被害を及ぼすことでしょう。アメリカの国家安全保障会議(NSC)の報道官は、「衛星が引き起こしかねない損害を軽減する方策を検討中」「過去にたくさんの衛星が被害を発生させることなく落下している」と冷静な対応を求めていますが、楽観的な発言にも聞こえます。

 さて、第32話「宇宙放送局の危機」に登場する衛星”KLA”です。国際宇宙コントロール(ISC)に無登録の海賊衛星ですが、存在を知られずに打ち上げや地球を周回する事が可能なのでしょうか? 1976年に発効した「宇宙物体登録条約」は、平和利用を目的に打ち上げた人工衛星を国連に登録するものですが、違反しても罰則は無いそうですから海賊衛星自体のお咎めは無さそうです。
 海賊衛星を製造・打ち上げる事で、他のロケットや衛星に危険を及ぼす行為をおこなったメーカーに対する、国際的なペナルティも存在しないのでしょうか。また、スポンサーのシリアル会社もイメージダウンにならないのか気になるところです。
 救助されたリックは、その日のうちに友人(司会者)の番組に登場しています。国際救助隊の決死の救助活動により事なきを得た礼を述べるのは当然ですが、宇宙空間に危険を発生させ、中東最大のアフマンドゥ製油所を危険に晒した事に対して何らかの法的処分が待っているのではないでしょうか。

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コメント

「宇宙放送局の危機」は、ハラハラしてコワいです。助かるのはわかっているけど、何度見てもハラハラします。
サンダーバードって何度見ても新鮮なのは、よく出来ているからですね。

投稿: ちゃむちゃむ | 2008年2月11日 (月) 21時30分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 サンダーバードは何度観ても色褪せませんね。ちゃむちゃむさんがおっしゃるように、良くできているのだと思います。
 サンダーバードの事を考えない日は無い小生ですが、なかなかDVDを再生する時間がありません。資料や写真に頼りがちですが、ゆっくりDVDを観直す事で毎回新しい発見があります。

投稿: 雷おやじ | 2008年2月11日 (月) 21時46分

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