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2008年7月27日 (日)

MERIT BADGE SASHE

Godonnnosiwa_2  今日、夏祭りのパレードでボーイスカウトやガールスカウトの行進がありました。数人が国際救助隊の制服のように肩からサッシュ(たすき)を掛けていました。サンダーバードのサッシュは左肩ですが、スカウトのサッシュは右肩です。表面にはたくさんの丸いバッジが取り付けられています。
 何なのか調べたところ、MERIT BADGE(日本ではターゲット・バッジ)というもので、スカウト精神や技能など(300項目以上に分かれているそうです)を修得した印として与えられる物です。最初はバッジを制服に付けるのですが、一杯になるとサッシュに付けるのだとか。
 国際救助隊の理念はスカウト精神に似ているかもしれません。サッシュもその現れでしょうけれど、ガンベルトと一体になっているところが少々物騒ですね。

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2008年7月26日 (土)

T・BIRD?

Photo  第21話「にせ者にご注意」で、ジェレマイヤーさんのT型フォードに追い越される飛ばしやさんの車です。
 田舎道を飛ばしながら「俺の車は最高だ!」と優越感に浸っていたところを、オンボロのクラッシックカーにあっさり追い越されて、スリップしながら停止します。
 この男性、首にスカーフを巻いたりしてキザな感じに設定されています。農夫姿のジェレマイヤーさんとの対比が一層強調されています。
 この場面は、サンダーバードの初期設定2026年の100年前に生産されたT型フォードが、100年後のスポーツカーを追い抜くという設定なのかもしれません。
 この赤い車もジェレマイヤーさんの車のように元になる実車が存在するのか気になります。もしかするとフォードの車かもしれません。
 フォードと言えば「サンダーバード」が連想されます。サンダーバードという車があることを知ったのは、映画「アメリカン・グラフィティ(1973年 ジョージ・ルーカス監督)」だったと思います。ブロンド美人が乗る、スペアタイヤが後ろに立てて納められている1956年型のサンダーバードが印象的でした。T・BIRDと呼ばれていることも、この映画で知りました。
 残念ながらこの赤い車はフォード・サンダーバードとは全く違います。スタッフのオリジナルデザインでしょうか。
 クラッシックカーがスポーツカーを追い抜くという痛快なエピソードに、見かけと本質の違いの大切さを込めている場面でした。

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2008年7月21日 (月)

ブルービートル

Photo  第21話「にせ者にご注意」で、ペネロープ嬢を迎えに行く秘密隊員47号ジェレマイヤー氏とおっかあの二人です。
 見るからにオンボロのクラッシックカーですが、見かけによらない高性能ぶりが劇中で明らかにされます。
 常々、このクラッシックカーが何という車なのか気になっていました。 サンダーバードの関連本にも、「20世紀初頭のクラッシックカー」などと書かれている程度です。
 車に詳しく無いのでよく判りませんが、T型フォードかもしれないと思い、写真集などを見たのですが、後部が荷台になっているタイプの物が見当たりません。
 ところが先日、意外なところで答えを見つけました。「サンダーバード・プラモデル大全(伊藤秀明/柿沼秀樹 双葉社)」の140ページに、1967年~68年の今井科学の総合カタログが紹介されています。カタログの14ページに「サンダーバード」プラモと同時期、昭和41年12月から昭和42年9月に展開された精密プラモ「クラッシックカー」シリーズが載っています。この中の1台「1/24フォードブルービートル」が、ジェレマイヤーさんの愛車にそっくりです。
 これをヒントに検索したところ、1925年からT型フォードのピックアップが製造されていた事が判りました。2065年(2026年)の未来では懐古趣味が流行なのか、ジェレマイヤーさんが追い抜くスポーツカーも、1960年代のような車です。おそらく外観は元のままに、エンジンや足回りを新型に装換して楽しむ車ファンが多いのではないでしょうか。
 その中でも群を抜くのがジェレマイヤーさんのブルービートルなのでしょう。見かけの古風さとは裏腹に、特別仕立てのブースターでレースカーのようなスピードを出して走る姿は、このお話のタイトルである「にせもの」と本物の違いを物語っているように思います。

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2008年7月19日 (土)

ライト・フィンガー・フレッド

Photo  第12話「死の大金庫」に登場するフィンガーです。脱獄のためにゴミ缶に潜んでいる時でさえも、タバコを咥えているヘビースモーカーです。
 ブルドックのような下膨れのほっぺたがチャームポイントの憎めないキャラクターです。この顔を見るといつも思うのですが、俳優さんで似ている人がいそうだけれど誰なのか思いつきません。
 一番に思いつくのが「欲望という名の電車」などのカール・マルデンさんです。1912年生まれですから、もう96歳です。
 「ローマの休日」でカメラマンを演じたエディ・アルバートさんも、下膨れのほっぺだったように思います。
 「フライング・ハイ」シリーズや「ホット・ショット」シリーズのロイド・ブリッジスさんのほっぺも近いかもしれません。
 「コクーン」シリーズやTVドラマ「頑固じいさん孫3人」のウィルフォード・ブリムリーさんは、ちょっと年齢が高すぎでしょうか。
 貫禄ではカール・マルデンさんですが、ちょっととぼけたところがあるロイド・ブリッジスさんも捨てがたいと思っています。

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2008年7月12日 (土)

落書き

Photo  イタリア・フィレンツェにある世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きをした女子短大生が、学長と共にフィレンツェを訪れて謝罪したそうです。
 一連の落書き問題では、何年も前に落書きをした野球部の監督が解任されるなど、波紋が広がっています。「旅の恥は掻き捨て」とでも言いますか、日常を離れた開放感から生ずる、モラルを欠いた行動は褒められたものではありませんが、現地の反応に比較すると、大げさに取り上げすぎかもしれません。
 以前エジプトを旅した時、ルクソールにある遺跡のかなり高いところに、落書きがたくさんありました。現地ガイドさんの説明によれば、落書きが書かれた当時は、その高さまで砂に埋もれていたそうです。その中にはロゼッタストーンの解読をしたシャンポリオンの名前もありました。落書きなどするべきものではありませんが、高名な人物であってもその衝動を抑えられなかったのですから、一介の日本人が出来心を起こしてしまうのも無理からぬ事でしょう。

 さて、サンダーバードで落書きと言えば第12話「死の大金庫」の、この場面です。その昔パーカーが牢屋住まいだった時の同居人、フィンガーことフレッドを回想する際に、壁に刻まれた「KILROY WAS HERE」の文字が見えます。
 刑務所のドキュメンタリー番組が放送されることがありますが、日本の刑務所はこのイラストの様子とはだいぶ違います。正座をして反省文を書かされたり、私語も禁止だったりとかなり厳しい様子です。もちろん壁にピンナップを貼ったり落書きなど出来るはずもありません。
 それにしても、金庫破り同士を同房にするとは、刑務所側も配慮が足りない感じです。その方面のノウハウや情報を交換する絶好の機会を与えているようなものです。

 今回の落書き騒動が、旅行者のモラル向上に繋がる事を期待します。

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2008年7月 8日 (火)

ヒッチャー

Photo  昔、「ヒッチャー(ロバート・ハーモン監督 1986年)」という映画がありました。ルトガー・ハウアー演じるヒッチハイカーが、クリスチャン・トーマス・ハウェルとジェニファー・ジェーソン・リーのカップルを恐怖のどん底に陥れるアクションスリラー映画です。
 マイケル・ベイのプロデュースでリメイク(デイヴ・メイローズ監督 2007年)もされました。悪役はロードオブザリングでお馴染みのショーン・ビーンです。

 サンダーバードでヒッチハイカーと言えば第17話「スパイにねらわれた原爆」です。結婚記念日で家路を急ぐトーマス・プレスコット氏の車を呼び止め、妻を見舞いに行くためと言葉巧みに乗り込み、プレスコット氏に腕輪爆弾を取り付けてしまいます。
 おかげでプレスコット氏は、結婚記念日が台無しになっただけでなく、国際救助隊に助けられなければ命を失うところでしたし、職場は灰と化し、放火犯人に疑われてしまいます。
 このヒッチハイカーですが、月明かりのせいか肌がやけに白っぽく見えますし、目蓋の辺りが青くシャドーががっているのも薄気味悪い感じです。サンダーバードのゲストキャラクターの中ではハンサムの部類ですし、襟を立てたコートの着こなしもお洒落なので、悪役にするには少々勿体無い感じもします。(イラストは目の周りが黒っぽくて痣に見えてしまいましたが、目の上の骨がせり出している人なので、影が強く出ているのを表現しようとしたら、この有様です。)
 プレスコット氏に罠を仕掛けたあとは、何処とも無く去っていき、このあとは登場しませんでした。原子力施設を狙うアードマン一味の一人のようですが、アードマン本人とは思えませんし、部下なのか、この時だけ雇われたフリーランスなのか、少々気になるところです。

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2008年7月 6日 (日)

サンダーバード7号

Photo  7月にちなみ「リモコン・サンダーバード号」の登場となりました。
 「サンダーバード プラモ&玩具博物館(伊藤秀明 編/著 ケイエスエス)」の1972年の頁には「72年発売、当時350円。」となっています。
 また、「小松崎茂 サンダーバード画集(オークラ出版)」には「TB7号は今井科学が創作したメカで(中略)、番組にも英国資料本にも登場しない謎のTBメカとして、英国でもTBファンの間で話題になったプラモ」と紹介されています。

 試しにウィキペディアで「サンダーバード7号」を検索したところ、このプラモデルだけで頁が作製されていて驚きました。以下、引用させて頂きます。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%897%E5%8F%B7

 当時『サンダーバード』の版権を得て登場メカなどのプラモデル製品を販売していた今井科学は、1960年代末に深刻な経営難に陥るも何とか持ち直したが、更なるテコ入れのために知名度もあり人気のあった商品シリーズ、主にアニメなどのキャラクター物の拡充と再販策を挙げ、その中でもSFファンに根強い人気のあった『サンダーバード』のオリジナル製品を制作することになった。
 1972年に発売された「サンダーバード7号」はキャタピラ走行の小型輸送装甲車で、カーゴベイにはミサイルなどの攻撃兵器も積めるよう設定されていた(これは『サンダーバード』=「国際救助隊」という作品観からはいささか外れている)。デザインはTVシリーズ『サンダーバード』の制作会社であるAPフィルムズの発展新会社、21世紀プロダクションが出版していたSF絵本の中に出てくる、ミサイルを装備した宇宙探検車が元になったとされている。
 
製品には電池で稼動する有線操縦のリモコンシステムも組み込まれていた。一部の『サンダーバード』ファンには物珍しさから注目を浴びたが、地味なデザインと本流ではない存在であること、かつ価格も決して安価ではなかったことなどから、売り上げも知名度もそれほど上がらずに販売は終了した。

 「サンダーバード7号」と名付けるにはいささか寂しいメカですし、単発のミッションに使用するものならば、PODメカのひとつとして設定すれば済むことになります。ここはひとつ妄想を働かせて、「サンダーバード」の名を冠するほどの重要な任務を帯びたメカと考えてみたいと思います。
 小松崎氏のボックスアートを見ますと、確かにミサイルを発射しているように見えますが、攻撃用のミサイルなのか人命救助目的のメカなのかは不明です。主ロケットの周囲に8個のカプセル状の物体が取り付けられています。これらが高空に打ち上げられたのち、おそらく分散して何らかの働きをするのでしょう。イラストには2台の”7号”が描かれていますので、計16個のカプセルが打ち上げられる事になります。また、カーゴベイ扉の内側には形状の異なるミサイル(ロケット?)が取り付けられていますので、これらも状況によっては使用されるのでしょう。
 荒波が立つ海岸の現場ですが、走行中と思われる奥側の7号がキャタピラから水しぶきを上げていないことから、氷上の可能性もあります。転輪の形状がサンダーバードメカに共通するヴィッカーズ・ビガー・トラクターの足回りでは無いことがTBファンとしてはいささか残念です。また、手前の7号は片側五輪ですが、奥の7号は4輪ですし、カーゴベイ扉のパネル数も奥の7号が1枚少ないことから、何らかの目的で車体が短いのかもしれません。
 力強いキャタピラで荒地や氷雪上も走行可能のようですし、後部からはアフターバーナーのような噴射もしており、高速走行が期待できそうです。
 7号を降ろしたあと、PODを残したままTB2号が飛び立っています。別の場所で作業があるのか、急いで避難する必要があるのかもしれません。2号の操縦者はヴァージルと思われますので、7号に乗っているのはスコットかアランでしょうか。磁力牽引車や高速エレベーターカーのように、操縦者が乗っているマスターカーと、無人のラジオコントロールカーの2種類の可能性が高いのですが、手前の7号にはウィンドーがありませんので、奥の7号がマスターカーでしょうか? 有人では危険な作業ならば、2台とも無人なのかもしれません。
 さて、この場所が何処なのかとカプセルの機能が判らないと、7号の目的は不明のままですが、奥側の7号が氷の上を進んでいるとすれば、北極海の氷が消失しないようにブレインズ考案の冷却剤を打ち上げていると妄想する雷おやじでした。

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