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2008年7月12日 (土)

落書き

Photo  イタリア・フィレンツェにある世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きをした女子短大生が、学長と共にフィレンツェを訪れて謝罪したそうです。
 一連の落書き問題では、何年も前に落書きをした野球部の監督が解任されるなど、波紋が広がっています。「旅の恥は掻き捨て」とでも言いますか、日常を離れた開放感から生ずる、モラルを欠いた行動は褒められたものではありませんが、現地の反応に比較すると、大げさに取り上げすぎかもしれません。
 以前エジプトを旅した時、ルクソールにある遺跡のかなり高いところに、落書きがたくさんありました。現地ガイドさんの説明によれば、落書きが書かれた当時は、その高さまで砂に埋もれていたそうです。その中にはロゼッタストーンの解読をしたシャンポリオンの名前もありました。落書きなどするべきものではありませんが、高名な人物であってもその衝動を抑えられなかったのですから、一介の日本人が出来心を起こしてしまうのも無理からぬ事でしょう。

 さて、サンダーバードで落書きと言えば第12話「死の大金庫」の、この場面です。その昔パーカーが牢屋住まいだった時の同居人、フィンガーことフレッドを回想する際に、壁に刻まれた「KILROY WAS HERE」の文字が見えます。
 刑務所のドキュメンタリー番組が放送されることがありますが、日本の刑務所はこのイラストの様子とはだいぶ違います。正座をして反省文を書かされたり、私語も禁止だったりとかなり厳しい様子です。もちろん壁にピンナップを貼ったり落書きなど出来るはずもありません。
 それにしても、金庫破り同士を同房にするとは、刑務所側も配慮が足りない感じです。その方面のノウハウや情報を交換する絶好の機会を与えているようなものです。

 今回の落書き騒動が、旅行者のモラル向上に繋がる事を期待します。

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コメント

そうですね!
金庫破り同士が一緒に入っているなんて、情報交換の場になっていますね。ワタシ、気がついていませんでした。

文化財はもちろん、公共施設や商店街、住宅地でも迷惑な落書きは困ります。厳しく、取り締まって欲しいですね。
モラル向上につながるとよいです。

投稿: ちゃむちゃむ | 2008年7月19日 (土) 00時23分

ちゃむちゃむさん、コメントありがとうございます。
 昨日の昼休みに、会社の横を流れている川の清掃ボランティアをしました。ゴミはあまり落ちていませんでしたが、もう少し下流に行くと空き缶やゴミが沈んでいるのを、通勤途上で目にします。
 落書きもゴミのポイ捨てもモラル欠如の現れですが、自分の家の壁に落書きされたり、自分の敷地にゴミを捨てられる事を想像すれば、される側の痛みが少しは判るのではないでしょうか。
 先日も、氷河にスプレーで落書きしたのを見つかって、数時間かけて消す作業をさせられた観光客がいたそうです。(日本人ではありません) どこの国にも”困ったちゃん”がいるんですね。

投稿: 雷おやじ | 2008年7月19日 (土) 07時38分

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