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2008年7月 6日 (日)

サンダーバード7号

Photo  7月にちなみ「リモコン・サンダーバード号」の登場となりました。
 「サンダーバード プラモ&玩具博物館(伊藤秀明 編/著 ケイエスエス)」の1972年の頁には「72年発売、当時350円。」となっています。
 また、「小松崎茂 サンダーバード画集(オークラ出版)」には「TB7号は今井科学が創作したメカで(中略)、番組にも英国資料本にも登場しない謎のTBメカとして、英国でもTBファンの間で話題になったプラモ」と紹介されています。

 試しにウィキペディアで「サンダーバード7号」を検索したところ、このプラモデルだけで頁が作製されていて驚きました。以下、引用させて頂きます。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%897%E5%8F%B7

 当時『サンダーバード』の版権を得て登場メカなどのプラモデル製品を販売していた今井科学は、1960年代末に深刻な経営難に陥るも何とか持ち直したが、更なるテコ入れのために知名度もあり人気のあった商品シリーズ、主にアニメなどのキャラクター物の拡充と再販策を挙げ、その中でもSFファンに根強い人気のあった『サンダーバード』のオリジナル製品を制作することになった。
 1972年に発売された「サンダーバード7号」はキャタピラ走行の小型輸送装甲車で、カーゴベイにはミサイルなどの攻撃兵器も積めるよう設定されていた(これは『サンダーバード』=「国際救助隊」という作品観からはいささか外れている)。デザインはTVシリーズ『サンダーバード』の制作会社であるAPフィルムズの発展新会社、21世紀プロダクションが出版していたSF絵本の中に出てくる、ミサイルを装備した宇宙探検車が元になったとされている。
 
製品には電池で稼動する有線操縦のリモコンシステムも組み込まれていた。一部の『サンダーバード』ファンには物珍しさから注目を浴びたが、地味なデザインと本流ではない存在であること、かつ価格も決して安価ではなかったことなどから、売り上げも知名度もそれほど上がらずに販売は終了した。

 「サンダーバード7号」と名付けるにはいささか寂しいメカですし、単発のミッションに使用するものならば、PODメカのひとつとして設定すれば済むことになります。ここはひとつ妄想を働かせて、「サンダーバード」の名を冠するほどの重要な任務を帯びたメカと考えてみたいと思います。
 小松崎氏のボックスアートを見ますと、確かにミサイルを発射しているように見えますが、攻撃用のミサイルなのか人命救助目的のメカなのかは不明です。主ロケットの周囲に8個のカプセル状の物体が取り付けられています。これらが高空に打ち上げられたのち、おそらく分散して何らかの働きをするのでしょう。イラストには2台の”7号”が描かれていますので、計16個のカプセルが打ち上げられる事になります。また、カーゴベイ扉の内側には形状の異なるミサイル(ロケット?)が取り付けられていますので、これらも状況によっては使用されるのでしょう。
 荒波が立つ海岸の現場ですが、走行中と思われる奥側の7号がキャタピラから水しぶきを上げていないことから、氷上の可能性もあります。転輪の形状がサンダーバードメカに共通するヴィッカーズ・ビガー・トラクターの足回りでは無いことがTBファンとしてはいささか残念です。また、手前の7号は片側五輪ですが、奥の7号は4輪ですし、カーゴベイ扉のパネル数も奥の7号が1枚少ないことから、何らかの目的で車体が短いのかもしれません。
 力強いキャタピラで荒地や氷雪上も走行可能のようですし、後部からはアフターバーナーのような噴射もしており、高速走行が期待できそうです。
 7号を降ろしたあと、PODを残したままTB2号が飛び立っています。別の場所で作業があるのか、急いで避難する必要があるのかもしれません。2号の操縦者はヴァージルと思われますので、7号に乗っているのはスコットかアランでしょうか。磁力牽引車や高速エレベーターカーのように、操縦者が乗っているマスターカーと、無人のラジオコントロールカーの2種類の可能性が高いのですが、手前の7号にはウィンドーがありませんので、奥の7号がマスターカーでしょうか? 有人では危険な作業ならば、2台とも無人なのかもしれません。
 さて、この場所が何処なのかとカプセルの機能が判らないと、7号の目的は不明のままですが、奥側の7号が氷の上を進んでいるとすれば、北極海の氷が消失しないようにブレインズ考案の冷却剤を打ち上げていると妄想する雷おやじでした。

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