ヴァイオリン
先ほど24時間テレビが終わりました。エド・はるみさんも無事113kmマラソンを完走できました。
今年で31回目だそうですが、同僚が「僕が生まれた年に始まったんですね。」と言っていました。
昨年までに集まった金額は261億円以上になるそうです。善意の浄財が、こんなに集まるというのは凄い事です。
24時間テレビを長々と観ることはしませんが、アイススケートの浅田真央選手と先天的に右腕の肘から先が無い8歳の少女のエピソードを観ました。右肘に僅かに残る指の痕跡(?)部分を使って、ハイテク義手を動かします。祖母からプレゼントされたヴァイオリンのレッスンを続ける少女の夢は、将来ヴァイオリンの先生になる事だそうです。
そして24時間テレビを通じ、彼女が弾く「オーバーザレインボー」の生演奏で、浅田真央選手がアイスショーの演技をする事になります。義手の少女が3000人の観客の前で、憧れの浅田選手の演技という大舞台に臆することなく演奏します。ヴァイオリンは手首の返しが重要なのだそうですが、少女はそれが出来ませんので肩の動きでカバーしています。そんなハンデを負いながらも努力を続ける少女や、彼女を支える周囲の人々をTVを通じて目にすることは意義のあることと思います。
さて、サンダーバードでもヴァイオリンの名手(?)が登場します。第9話「ペネロープの危機」に登場する、パリのカフェ・エタロンのウェイターさんがその人です。隣のアランはつまらなそうな顔を通り越して、眉間に皺が出るほど怒っている様子です。せっかくパリに来たのだからもっと面白いところに行きたいと言いますが、ペネロープの計らいでミンミンが現れると、ニコニコ顔になるのが笑えます。
このウェイターさんの弓の動きは、本当に演奏しているかのようです。どうしたらこんなに上手くパペットに演技をさせることが出来るのかよく見たところ、弓がずれないように輪の中に通してありました。ちょっとした工夫ですが、実に効果的ですね。
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