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2008年8月26日 (火)

水と油

Photo  車にガソリンを給油したところ、あっという間に1万円がなくなりました。地域で一番安いと思われるセルフスタンドで、プリペイドカードを購入しての給油ですらこの有様ですから、普通のスタンドではもっと凄い事になっているのではないでしょうか。
 そんなショックを感じつつ、自分は今までどれくらいの距離を運転し、どれくらい燃料を使ったのか考えてみました。
 運転免許を取得してから約30年。1年に1万kmほど走ると考えると、30年で約30万kmとなります。リッターあたり10kmの燃費のディーゼル車に10年間乗っていたので、軽油を1万リットル使った事になります。ガソリン車のほうはリッター8kmくらいなので、20万kmを2.5万リットルのガソリンを使って走った事になります。我ながら凄い量を使ったものと思います。おそらく日本人の平均的な使用量(自家用走行)に近いと思うのですが、これが日本全体になると相当な量になる事でしょう。

 先日、砂漠の町ラスベガスの水の枯渇について放送していました。水源の湖の水位が、この8年で大幅に下がっているそうです。この水位が自然に戻る事は不可能で、水の使用をいかに制限するかが課題になっています。一般の家庭では、芝生を青く保つためやプールなど、1日の使用量が1世帯で2トンにもなるそうです。
 水の使いすぎは悪いことと知りつつも、快適さを損なう事には抵抗があるようで、「水の無駄遣いは悪いことだけれど、でもあなたを愛しているわ!」とご主人にキスする奥さんが出ていました。ご本人はアメリカンジョークのつもりかも知れませんが、番組の文脈からすれば環境意識の乏しい一般的アメリカ人として扱われていました。
 1日あたり2トンとは凄い量ですが、さらに驚いたのが日本の家庭も1日あたり1トンを使用している事でした。水洗トイレやシャワーの普及が大きいのかもしれませんが、意外に多いと感じました。このところ話題になる、輸入食料を製造する過程で使用されるバーチャルウォーターも加えると、更に凄い量になります。世界中の水を金で買っているようなものです。

 TV番組「あいのり」で、若い日本人のグループがアフリカを旅していました。現地の子供達が遠い井戸まで水を汲みに行くのに同行するのですが、澄んだ井戸水を子供から勧められても飲む事が出来ません。水の中のミジンコには「メジナ虫」が生息しており、生水を飲むと人間の体内に寄生し、最終的に1メートルにまで成長するそうです。
 その国の子供の死亡率が高い原因として、この成長したメジナ虫が体外に出る際の激痛で死んでしまうことが説明されていました。まるで映画「エイリアン」のような恐ろしい話です。

 静岡県東部の水源は、富士山の雪解け水が地下水となって流れながらミネラルを含み、駿東郡清水町の柿田川に湧き出た銘水です。このため塩素の使用量も少ないそうですから、安心して飲む事が出来ます。富士山の恵み、地球の恵みに感謝しつつ、無駄の無いように使っていきたいと思います。

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