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2008年8月24日 (日)

カウントダウン・クロック

Photo  マイケル・ムーアの「おい、ブッシュ、世界を返せ!(Dude,where’s my country?)角川書店」を読みました。2003年の出版ですが、9.11以降のアメリカにどんな事が起きていたのか振り返るのに役立ちました。
 「イラクに大量破壊兵器が存在する」と情報をでっち上げ、アメリカ政府が強引に戦争を仕掛けたことや、戦争に反対したフランスを敵視してフレンチフライをフリーダムフライと呼び替えたりワインを捨てたりする愚行まで、いま読んでもおかしな事ばかりが起きていたのが思い出されます。
 マイケル・ムーアは見た目も行動も、映画や本の内容も過激ですから、この本のタイトルを見ただけで敬遠する人が多いと思います。ところどころブラックジョークが散りばめてありますから、そのネタにされている国や人は怒りもするでしょう。
 しかし、内容はいたって真面目です。普通のアメリカ人が疑問に思っても「愛国的でない」と批判されて黙ってしまうところを、声を大にして世に問う勇気と行動力の持ち主です。
 この本の内容には驚かされることが多いのですが、277ページにこんな事が書かれています。「もっと悪いことに民主党の指導者たちは、国民の前では絶対にいわないことをぼくにいったのだ  基本的に2004年の選挙は諦めていると。ジョージ・W・ブッシュに勝てるとは思っていないと。2008年にヒラリーか誰か  誰だかわからないが  超大物が出るときまでエネルギーを貯めておいて、そのときに勝つのだと。」
 この話が本当だとしたら(現実にそうなったのですが)、酷いことです。あくどい手法で大統領に無理やり就任し、世界を混乱の渦に巻き込んだブッシュ大統領の任期をさらに4年も延ばすのに、対抗政党の民主党が初めから負けを認めて加担していたとは。

 読みながらそんな事を考えていたところ、Bush Coundown Clockを思い出しました。2009年1月20日のBush’s Last Dayまで何日と何時間かを刻む時計です。残り半年を切り、レームダックと化したブッシュ政権ですが、自国民からも世界からもこれほどまでに交替が望まれているアメリカ大統領が今までいたでしょうか?

 さて、第14話「火星ロケットの危機」です。火星ロケット運搬車の重みに耐え切れず、崩落するアーリントン橋。川底に落下した衝撃で、ロケットの自動発射装置が起動してしまいます。国際救助隊のレスキューは間に合うのか。操縦室の壁の時計が、発射までの残り時間を刻みます。

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