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2008年10月 6日 (月)

ウォンテッド

Cap122  映画「ウォンテッド(ティムール・ベグマンベトフ監督)」を観ました。劇場予告編やTV・CMで目にしたアクションシーン観たさに、つい劇場に足を運んでしまいます。(以下、劇場予告編等の範囲内でご紹介します。)
 アンジー姐さんのセクシーで過激なアクションシーンも良いのですが、終盤に”組織”が迎える展開や、フォックスが下した選択に、観客の一人としては後味の悪さを感じてしまいました。自分が予想していたお話と違っていたからかもしれません。
 それよりも一番受け入れ難かったのが、組織の敵を追って東欧で繰り広げるアクションシーンです。敵が乗り込んだ列車内で銃撃戦を展開し、予告編にもある、列車の脱線と谷底への落下を引き起こします。
 よく覚えてはいませんが、10両以上の編成で、一両に100人は乗っていると思います。映画の中とはいえ、組織内の抗争が原因で1000人以上の乗客が乗った列車を脱線させるとは言語道断です。半数の車両が谷底に転落したとしても、500人以上の一般市民が死傷したことになります。観客は主人公の立場で映画を観ていると思いますが、この事故を正当化することは出来ないはずです。アンジー姐さん演ずるフォックスが、組織の存在理由を「1人を殺して1000人を救うため」と話しますが、仮にその目的が崇高だったとしても、この列車事故を全く省みていない組織に存在価値はありません。
 むかし「カサンドラ・クロス(1976年 ジョルジュ・パン・コスマトス監督)」という映画がありました。盗まれた細菌兵器に感染した列車の乗客を、証拠隠滅のため列車ごと谷底に落としてしまおうとする軍関係者と、乗客の戦いを描いた作品です。同じように列車事故で多くの人が死ぬことを扱っても、時代が変わるとこうもあっさりとしたものになってしまうのかと、あきれてしまいました。

 さて、サンダーバードで列車の転落といえば、第23話「恐怖のモノレール」です。この太平洋モノレールは、大富豪ジェフ・トレーシー氏に出資をしてもらうための運行でしたので、ジェフのほかにミンミンやブレインズ、それにワレン・グラフトン氏以外の乗客は乗っていませんでした。

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