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2008年11月29日 (土)

金塊

Photo  旧日本軍のスパイで、「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれた川島芳子が処刑を逃れ、1978年まで生存していた可能性があるそうです。替え玉になって1948年に銃殺刑に処せられたのは末期がんの女性で、家族に金の延べ棒10本が渡される約束だったとか。小説や映画のような話ですが、事実とすれば驚きです。

 さて、サンダーバードで金塊と言えば第31話「すばらしいクリスマスプレゼント」です。ニューヨークにある国立銀行の大金庫から、金塊を盗もうとするウィーカーとスコルビーの二人組みですが、あと少しのところで警報器を作動させてしまいます。
 まるで映画の一場面のようなハイテク技術を使った金庫破りの様子はなかなかのものですが、ベテランのウィーカーの忠告を聞かずに欲を張ったスコルビーのミスで失敗に終わります。

 どうやっても金塊の色が出せず、まるで粘土の塊のようになってしまいました....。

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2008年11月27日 (木)

船外活動

Photo  国際宇宙ステーション(ISS)が建設開始から10年を迎えたそうです。2010年の完成に向けて建設が進められていますが、運用の終了が2015年までとは、短いような気がします。
 太陽の方向を追跡できない不具合が1年以上も続いていた太陽電池パネルも、船外活動で修理されて機能するようになりました。
 この修理の際、女性宇宙飛行士さんが修理道具の入ったバッグを誤って手から離してしまい紛失したそうです。TVでその映像を見ましたが、バッグや工具が漂って行かないように、ロープで縛っておくなどの対策はされていないようでした。

 第21話「にせ者にご注意」で、アメリカ軍の有人宇宙観測衛星3号のアンテナを修理するために、船外活動中のエリオット氏です。宇宙服のポケットからスパナを取り出していますが、DIYのお店で売っているような汎用工具そのものなのがちょっと寂しいです。奥に見える黄色い握りのついた工具はペンチと思っていましたが、よく見るとニッパーでした。
 これらの工具にも漂流防止用のロープはついていません。アンテナの修理後、ポケットに戻そうとしたスパナが手から離れて紛失してしまいます。関連本のなかには、このスパナを拾いに行こうとした際に、ガス推進器の誤作動で宇宙空間へ放り出されてしまったように書かれているものがありますが、DVDで再確認したところスパナを取り戻しに行くのではなく衛星内に戻ろうとしていました。
 もう少しでスパナと同じように「宇宙の迷子」になる運命でしたが、人命を最優先とする国際救助隊の信念が、エリオット氏を救うのでした。

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2008年11月23日 (日)

飲酒運転

Photo  このところ、飲酒運転の発覚を恐れて被害者を引きずりながら走行し殺してしまったり、警視庁の警視が飲酒運転で事故をおこすなどのニュースが続きます。
 お酒を飲むのは楽しいことですが、度が過ぎると体にも悪いですし、判断力を失って法律を破ってしまう人も残念ながらいるようです。小生も二日酔いで後悔することが時々ありますから、他人事ではありません。
 職場では、交通裁判の傍聴や、交通事故をおこして刑務所で服役中の人たちの文集「贖いの日々」を読む機会があります。わが社には飲酒運転をすれば解雇されるという厳しいルールもありますので、絶対に飲酒運転は出来ません。たった数杯のお酒のために、自分だけでなく家族の人生を狂わせたり、他人様の命まで奪うわけにはいきません。

 さて第16話「オーシャンパイオニア号の危機」で、Ⅱ世号進水式の最中に運転手仲間とシャンパンで祝杯をあげて酔っ払ってしまうパーカーです。このあとお嬢様に見つかってしまうのですが、とても運転できる状態ではありません。おそらくお嬢様が運転したのでしょうが、思い出されるのが第12話「死の大金庫」でのお嬢様のドライブテクニックです。イギリス銀行のシルトン卿と、パーカーは生きた心地がしなかった事と思います。
 あの場面ではお嬢様の運転が下手という設定だったのかもしれませんが、パーカーのサポタージュへの怒りと、閉じ込められた銀行員の救助を急ぐという心理的な要因もあったのではないでしょうか。第23話「恐怖のモノレール」では、追っ手を撃退する見事な運転ぶりを見せていますので、もともと運転が下手ではなかったと思います。

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2008年11月14日 (金)

11月14日

Sh530739  「公式ガイド サンダーバード大百科(宝島社)」によれば、11月14日はブレインズの誕生日なのだそうです。2040年生まれの25歳にしては、生え際が後退しているように見えますが、前頭葉が大きく発達しているせいでしょうか。
 彼の特徴的な話し方も、早すぎる頭の回転に言葉が追いついていない感じが良く出ています。キャラクター設定がとてもよく考えられていると思います。
 一見すると研究室に閉じこもっているタイプに見えますが、第20話「湖底の秘宝」ではアナスタ湖に沈んでいる遺跡の発掘のためスキューバダイビングをしますし、劇場版第2作「サンダーバード6号」では複葉機タイガーモスによる救助作戦も行ないます。
 国際救助隊としての活動以外に、ハイラム・K・ハッケンバッカーとして、航空機の設計や新技術の開発に携わっていますが、それらの収益の一部は国際救助隊の活動資金に提供されているのかもしれません。
 サンダーバードメカの設計からメンテナンス、救助プランの策定など、国際救助隊にとって無くてはならない存在です。彼がいなければ、国際救助隊は発足できなかった事でしょう。

 さて、小生も天才ブレインズに負けず劣らずの点がひとつあります。年齢を重ねるにつれて大きくなっていく額の広さでは、ブレインズといい勝負なのでありました。

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2008年11月10日 (月)

エアポートフェスタ2008in静岡

Cap100  11月8日(土)、9日(日)の二日間、富士山静岡空港で「スカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタ2008in静岡」が開催されました。
 日本最大級の航空スポーツの祭典と銘打ち、アクロバット飛行や航空自衛隊の編隊飛行、熱気球やヘリコプター、セスナへの体験搭乗、管制塔の見学など盛りだくさんの内容です。雨模様でしたが周辺が渋滞するほどの盛況だったようです。小生も新聞のPR頁で開催を知り、行ってみたい気持ちはあったのですが、静岡県東部からでは若干距離もあることから断念しました。

 今回飛行演技を披露したサニー横山さんのインタビュー記事が静岡新聞に載っていました。
 「宮崎駿監督の作品にはひんぱんに「空を飛ぶ」風景が出てきます。空を駆ける姿から、人は心の開放や、夢や可能性への飛躍を連想するからだそうです。私も来場者から「夢をもらった」「明日からまた頑張って働く元気がでた」といわれたことがあります。子どもからお年寄りまで幅広い層が楽しめるのがエアショーの魅力だと思います。
 やっぱり、行けば良かったですねー。

 さて、サンダーバードにも航空ショーの場面があります。第22話「公爵夫人の危機」でロンドン空港の航空ショーを見学するジェフとペネロープです。後ろの看板にはV・I・Pオンリーと書かれていて、大富豪のジェフと英国貴族のペネロープ嬢に相応しい場所です。
 ところが不審な人物が一人紛れ込んでいます。茶色のスーツを着たメガネの男こそ、世界一の死の商人ことフッドの変装した姿に間違いありません。また何か盗もうと企んでいるのでしょうか。
 もう一つ気になるのがペネロープ嬢の袖口から出ている黒いものです。ネクタイのような形をしていますが何か意味があるのでしょうか。観客から国際救助隊の話が出た際に傘で顔を隠しますが、その時には袖口から出ていませんので、撮影時のミスかもしれません。

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2008年11月 7日 (金)

47歳

Photo  第44代アメリカ大統領に、民主党のバラク・オバマ上院議員が当選しました。黒人初の大統領、圧倒的大勝利など、歴史に残る大統領選でした。アメリカだけでなく世界にとって良い方向に舵取りをして欲しいものです。
 1961年生まれの47歳、アメリカ大統領としては3番目の若さだとか。小生も、ガガーリンが宇宙を飛んで「地球は青かった」と述べた年に生まれたので、年齢は同じです。今まではエディー・マーフィーやマイケル・J・フォックス、どう見ても50代のジョージ・クルーニーと同い歳と自己紹介していましたが、最近はオバマさんと歳が一緒と言っています。(ちなみに女性陣ではメグ・ライアン、ダイアナ元妃、ナディア・コマネチと同じ歳です。)
Photo  サンダーバードのメインキャラクターは、関連本などで生年月日が設定紹介されています。「公式ガイド サンダーバード大百科(宝島社)」で、47歳のキャラクターがいないか調べたところ、何とこの人が該当しました。
 「犯罪者記録によると、彼は2018年7月17日に生まれている。」とあり、2065年時点で47歳となります。スキンヘッドで変装の名人ですから、年齢不肖の印象があります。
 それよりも違和感があるのが、彼の異母弟のキラノです。「出生証明書がマレーシアで失われたため、彼の正確な年齢はわからない。」となっていますが、銀髪に頬の深い皺からも、50代以上に見えます。2009年生まれで56歳のジェフよりも年上と思い込んでいました。

 なにはともあれ、東洋の島国の妄想家も陰ながら期待していますよ、オバマさん!

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2008年11月 5日 (水)

GUN FACT BOOK

Cap039  図書館で「GUN FACT BOOK 銃の基礎知識 銃の見方から歴史、構造、弾道学まで(GAKKEN 小林宏明訳 NRA全米ライフル協会監修)」を借りました。1964年に初版が発行されてから初の邦訳なのだそうです。
 銃器の発達史、弾丸や口径、機構や作動方式、照準方式、射撃、弾道学の基礎などさまざまな内容が記載されています。
 「全米ライフル協会(NRA)とはなにか、なにをするのか」や、「どうしてアメリカ人は銃を所有し、撃ち、蒐集するのか(銃がアメリカをつくった)」の頁を読むと、日本人の小生はいささか驚いてしまいます。
 「善良なアメリカ国民なら、銃の所有を否定するはずがないという立場をしっかり堅持していく。」、「ハンティングをするにしても、ターゲット・シューティングをするにしても、蒐集するにしても、あるいは自衛のために1、2丁所有するにしても、銃は健全に楽しめるものなのだ。」、「ほぼすべての男性、それに多くの女性は生まれながらにして銃に興味をもっている。」、「銃に対する自然な思い入れは、開拓精神に富んだわれわれの先祖から受け継がれている。そして銃を所有することは、多くの人にとってはごく自然な欲求だといえる。」
 
憲法で武器の所有が保証されている国ですし、”生まれながらにして銃に興味を持っている”ほどDNAに刻み込まれている国民なのでしょう。小生もハリウッド製のドンパチ映画で育った(?)おかげで、銃器には多少関心がありますし、サイパン旅行の際はライフル銃やショットガンを撃つオプショナルツアーに参加したこともあります。それでもこの考え方には馴染めません。
 先日、サウスカロライナ州で銃によるハロウィーンの悲劇が再びおこりました。お菓子を貰いに近所の家を訪れた12歳の少年が強盗と間違われて射殺され、一緒にいた父親と弟も負傷したそうです。容疑者の男性は昨年、強盗に押し入られて銃撃されたことがあるそうで、子供たちを強盗と思ったそうですが、子供に向かって29発も発射するとは理解に苦しみます。

 さて、第7話「原子力機ファイヤーフラッシュ号の危機」で、トレーシー・ヴィラの射撃場で腕前を披露するゴードンです。この場面が伏線となって、終盤の銃撃戦につながります。後ろの壁には銃のコレクションが飾られています。彼らにも生まれながらにして銃に興味を持つDNAが備わっているのでしょうか?

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2008年11月 4日 (火)

アルコールチェック

051  先月の22日、那覇空港発の全日空120便羽田行きジャンボ機の副操縦士から、社内規定で定められた基準値の呼気1リットル中0.1ミリグラムを超えるアルコールが検出されたうえ、交代要員がいなかったため出発が約1時間半遅れたそうです。
 全日空は、パイロットの呼気から社内規定を上回るアルコールが検知され、運行遅延が5件相次いだため、乗務前日の出発12時間までの酒量を当面の間、ビール中瓶二本程度に制限する再発防止策を明らかにしました。
 これまでは12時間以内の飲酒を禁止すると規定していましたが、今後はこれ以前の飲酒量もビール中瓶2本か日本酒2合、焼酎140ミリリットル程度とし、成人が6-8時間で分解できる量に制限するそうです。アルコール教育を徹底し、乗務に影響が出た場合の処分規定を運行規定に新設するそうですが、今まではお咎めが無かったという事でしょうか。
 8月以降、全日空のパイロットから飲酒検知が相次いだ背景に、主要空港へ高精度のアルコール検知器を設置したことがあるようです。簡易式検知器のセンサーは精度が低く寿命も短いそうで、それまで検知にかかるパイロットはほとんどいなかったそうです。

 さて、那覇空港で問題となった副操縦士さんは、ビールのほかに泡盛を2合飲んだとTVのニュースで報じられていました。小生は泡盛の事をよく知りませんので、図書館で「決定版 泡盛大全(主婦の友生活シリーズ)」を借りてきました。
 蒸したタイ米と黒麹を混ぜ合わせ、半日から1日寝かせたものに酵母と水を加え、2時間以上かけて発酵させたもろみを蒸留し、さらに1年以上寝かせて作るそうです。3年以上寝かした古酒(クース)はまろやかで味が濃く、深みがあるとか。アルコール度数は数%から60%以上まで幅広いそうですから、ストレートやオンザロック、水割りやカクテルなど色々な飲み方があり、飲兵衛な小生としては大いに興味をそそられます。
 「泡盛の効能」と題するコラムでは、適量の酒は血栓溶解酵素の合成を高めることがわかり、特に泡盛などの乙類焼酎が最も効果があると紹介されていました。アルコール量として1日30グラム程度、泡盛では1合ほどが適量なのだそうです。最高の飲み方は、毎日ではなく1週間に2~3回飲む事と、心筋梗塞の発作が多いのが月曜早朝であることから日曜の夜がお勧めなのだそうです。

 適量を飲めば楽しく健康にも役立つのですが、量を過ぎると仕事にも差し支えるという事でしょう。先日、NHKの番組「平成若者仕事図鑑 あしたをつかめ」で、空港のグランドハンドリング(航空機地上支援業務)という仕事を紹介していました。詳細はホームページをご覧下さい。http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/178/top_2.html
 この番組に登場した原田さんたちは、旅客機の到着から出発までの約1時間の間に、機内整備や給油、荷物の積み下ろし、積み込み、搭乗客の出迎えなどさまざまな業務を行ないます。到着便が遅れて、乗り継ぎの乗客や荷物の積み込みが進まない事態でも、出発の遅れを1分でも少なくするために最善を尽くしています。
 アルコール検査にひっかかったパイロットさんは、軽い気持ちだったのかもしれませんが、乗客や、その到着を待つ人々、空港で働く仲間にも大きな影響を及ぼした事を自覚して欲しいものです。

 さて、第5話「世界一のビルの大火災」のプールサイドの場面です。高性能のガス式鋼鉄切断機の実験中にガス中毒となったものの、昏睡状態から無事回復し寛ぐスコットとヴァージルです。このあと、世界一の高さを誇るトンプソンビルの救助に出動するのですが、気になるのがヴァージルが手にしているグラスです。どうやらワインのようですが、2号の操縦には差し支えないのでしょうか?
 

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2008年11月 3日 (月)

コンコルド

Cap020  ロンドン・ヒースロー空港の片隅に寂しげに置かれているコンコルドをGOOGLE EARTHで目にしたことから、図書館で「コンコルド 1976~2003 超音速飛行の27年(NOW ON DVD)」を借りてきました。
 ロンドン~ニューヨーク間の定期航路や中東などへの特別便の飛行場面、乗員の訓練風景を通じて、コンコルドの魅力を楽しむことが出来ます。ベテラン機長が離陸や着陸の方法を紹介する場面では、自分もパイロットになったような気分になります。
 2000年ごろの映像なので、ニューヨークには世界貿易センターのツインタワーが見えますし、機内食のあとに乗客が交代で操縦室を見学する場面もあります。
 パイロットたちは「速くて力強いだけでなく、とても美しい機体」のコンコルドを、マッハ2で操縦することを心から楽しんでいます。「英国民ならば美しい機体を見るだけで誇りに思う」、「技術と芸術の融合」、「歴史的であると同時に時代の最先端」、「1950年代から1960年代中期にかけて設計されたにもかかわらず、21世紀になった今でも世界に一つしかないデザイン」と絶賛しています。
 このDVDはエールフランス機の事故のため運行停止を余儀なくされたコンコルドが、改修と試験を重ねて飛行を再開した頃のものなので、その後の顛末については述べられていません。2001年の同時多発テロの余波で航空需要が低下し、2003年11月に退役となったコンコルドは、各地の航空博物館などで余生を送っているようです。

 さて、サンダーバード第29話「恐怖の空中ファッションショー」の冒頭で、コンコルドによく似たデルタ翼のA-1旅客機が登場します。超音速機かは不明ですが、優美な機体のデザインはコンコルドに影響を受けていると思われます。サンダーバード制作当時は、まだコンコルドは就航していませんでしたが、21世紀はコンコルドのような超音速旅客機の時代と想定していたことでしょう。
 滑走路上の金属片に起因する墜落事故や同時多発テロがなければ、現在もマッハ2で飛んでいたのかもしれません。

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