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2008年11月 4日 (火)

アルコールチェック

051  先月の22日、那覇空港発の全日空120便羽田行きジャンボ機の副操縦士から、社内規定で定められた基準値の呼気1リットル中0.1ミリグラムを超えるアルコールが検出されたうえ、交代要員がいなかったため出発が約1時間半遅れたそうです。
 全日空は、パイロットの呼気から社内規定を上回るアルコールが検知され、運行遅延が5件相次いだため、乗務前日の出発12時間までの酒量を当面の間、ビール中瓶二本程度に制限する再発防止策を明らかにしました。
 これまでは12時間以内の飲酒を禁止すると規定していましたが、今後はこれ以前の飲酒量もビール中瓶2本か日本酒2合、焼酎140ミリリットル程度とし、成人が6-8時間で分解できる量に制限するそうです。アルコール教育を徹底し、乗務に影響が出た場合の処分規定を運行規定に新設するそうですが、今まではお咎めが無かったという事でしょうか。
 8月以降、全日空のパイロットから飲酒検知が相次いだ背景に、主要空港へ高精度のアルコール検知器を設置したことがあるようです。簡易式検知器のセンサーは精度が低く寿命も短いそうで、それまで検知にかかるパイロットはほとんどいなかったそうです。

 さて、那覇空港で問題となった副操縦士さんは、ビールのほかに泡盛を2合飲んだとTVのニュースで報じられていました。小生は泡盛の事をよく知りませんので、図書館で「決定版 泡盛大全(主婦の友生活シリーズ)」を借りてきました。
 蒸したタイ米と黒麹を混ぜ合わせ、半日から1日寝かせたものに酵母と水を加え、2時間以上かけて発酵させたもろみを蒸留し、さらに1年以上寝かせて作るそうです。3年以上寝かした古酒(クース)はまろやかで味が濃く、深みがあるとか。アルコール度数は数%から60%以上まで幅広いそうですから、ストレートやオンザロック、水割りやカクテルなど色々な飲み方があり、飲兵衛な小生としては大いに興味をそそられます。
 「泡盛の効能」と題するコラムでは、適量の酒は血栓溶解酵素の合成を高めることがわかり、特に泡盛などの乙類焼酎が最も効果があると紹介されていました。アルコール量として1日30グラム程度、泡盛では1合ほどが適量なのだそうです。最高の飲み方は、毎日ではなく1週間に2~3回飲む事と、心筋梗塞の発作が多いのが月曜早朝であることから日曜の夜がお勧めなのだそうです。

 適量を飲めば楽しく健康にも役立つのですが、量を過ぎると仕事にも差し支えるという事でしょう。先日、NHKの番組「平成若者仕事図鑑 あしたをつかめ」で、空港のグランドハンドリング(航空機地上支援業務)という仕事を紹介していました。詳細はホームページをご覧下さい。http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/178/top_2.html
 この番組に登場した原田さんたちは、旅客機の到着から出発までの約1時間の間に、機内整備や給油、荷物の積み下ろし、積み込み、搭乗客の出迎えなどさまざまな業務を行ないます。到着便が遅れて、乗り継ぎの乗客や荷物の積み込みが進まない事態でも、出発の遅れを1分でも少なくするために最善を尽くしています。
 アルコール検査にひっかかったパイロットさんは、軽い気持ちだったのかもしれませんが、乗客や、その到着を待つ人々、空港で働く仲間にも大きな影響を及ぼした事を自覚して欲しいものです。

 さて、第5話「世界一のビルの大火災」のプールサイドの場面です。高性能のガス式鋼鉄切断機の実験中にガス中毒となったものの、昏睡状態から無事回復し寛ぐスコットとヴァージルです。このあと、世界一の高さを誇るトンプソンビルの救助に出動するのですが、気になるのがヴァージルが手にしているグラスです。どうやらワインのようですが、2号の操縦には差し支えないのでしょうか?
 

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