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2009年4月 7日 (火)

吊橋

Photo  図書館で「ブリュッケンバウ 博物館で学ぶ橋の文化と技術(鹿島出版会)」を借りました。ミュンヘンにあるドイツ博物館の橋梁構造物の歴史や技術に関する展示品を見る際の学習ガイドブックという、ちょっとマニアックな本です。
 この博物館は、”世界最大級の展示内容と充実度を誇る自然科学系博物館”で、地下には実物のUボートまで展示されているそうです。
 なぜこの本を借りたのかと言いますと、第14話「火星ロケットの危機」の舞台、アーリントン橋(アリントン橋)に興味があったからです。サンダーバード関連本ではテムズ川(「公式ガイド」ではアリントン川)に架かる橋で、完成から42年を迎えるそうです。
 主塔間に張られたメインケーブル、メインケーブルから縦に伸びるハンガーロープ、ハンガーロープに支えられる桁などの特徴を持つ美しい吊橋ですが、火星ロケットと運搬車両の重みに耐え切れず崩壊してしまいます。
 先導のパトカーの長さを約5メートルと仮定すると、ハンガーロープ同士の間隔が同程度なので、主塔間の距離は約150メートルになります。橋の全長は350メートルから400メートルでしょうか。
 気になるのが火星ロケットの長さです。遠景の場面でパトカーの大きさと比較すると概ね30メートル程度ですが、近景の場面ではハンガーロープの10スパン程になり、約50メートルになります。火星ロケットにしては少々小さい感じですが、技術の進歩でしょうか?
 さて、サンダーバード制作当時のイギリスでは、1964年にフォース道路橋(支間長1006メートル)、1966年にはセバーン橋(988メートル)が竣工しています。これら2本の吊橋がアーリントン橋のデザインに影響を与えたのかは判りませんが、これにアメリカのタコマ橋の崩壊(1940年)を絡めて、お話が練られたのかもしれません。
 

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