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2009年4月19日 (日)

クレーン船

Photo  東京の建築工事現場で、大型の杭打ち機が横転する事故がありました。ケーシングと呼ばれる金属製の円筒を地中から引き抜く際に、杭打ち機の吊り上げ能力を超えた作業を行なったようです。
 当初は、ケーシングの重量が約7トンと報じられていましたが、その後、約10.5トンと訂正されました。作業員も約7トンと誤って認識していたそうです。
 杭打ち機の最大吊り上げ能力は13トンですが、残土があってケーシングから約14メートル離れていたことから、吊り上げ能力が5.5トンに減少していたことも横転の原因のようです。
 これだけの大型建設機械を操作するオペレーターであれば、それに応じた免許を持っているはずです。吊荷との距離が離れれば、吊り上げ能力が減じる事は把握していたはずですが、ずさんな作業をしていたようです。また、クレーンには無理な吊り上げ操作をすると警報する機能がありますが、この杭打ち機には無かったのでしょうか。

 さて、サンダーバード第14話「火星ロケットの危機」のアーリントン橋崩壊現場で、転落した火星ロケットを吊り上げようとするクレーン船の場面です。3隻で吊り上げ作業にかかりますが、306号のクレーン船が転覆してしまいます。
 民間などの既存のクレーンでは吊り上げが困難で、国際救助隊でなければ不可能という、テクノロジーの差を印象付ける場面ですが、クレーン船転覆の原因は何でしょう。前述の杭打ち機の横転のように、吊り上げ荷重を誤って認識していたのか、ずさんな作業をしていたのでしょうか。
 クレーン船で荷を吊り上げる際は、荷重と反対側のバラストタンクに水を溜めてカウンターウェイトにするそうです。これにより吊荷の重さに耐えて転覆を防止するのですが、306号クレーン船は、カウンターウェイトが不十分だったのではないかと妄想する雷おやじです。

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