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2009年5月 6日 (水)

ミレー

Photo  昨日、山梨県立美術館に行ってきました。お目当ては今年オープンしたミレー館です。
 出発前に偶然にもNHKの番組で、ミレーの絵について赤外線カメラで分析した色使いや、下絵の解析が放送されていました。
 落穂を拾うのは通常の収穫風景と思っていましたが、この放送でその意味を初めて知りました。後ろに積まれた麦は農家の収穫ですが、手前で落穂を拾っているのは貧しい人たちで、農家の人たちも拾うことを許容していたそうです。ミレーはあえてその貧しい人たちを題材にしたのでした。
 また、法王の列車に飾るために聖母マリアを描くよう依頼されたミレーですが、完成した絵の受け取りを拒否されてしまったそうです。聖母マリアを描く際の決まりごと(頭上の星、青い衣、足元の三日月、ざくろ、ヘビを描くこと)は守られていますが、他の宗教画に見られるのような高貴な顔立ちでは無い為でした。信仰心の篤い農民であった祖母の影響を強く受けていたミレーは、あえて農民の顔立ちの聖母マリアを描いたそうです。
 美術の教科書で見た「落穂拾い」や「種をまく人」などを、実際に鑑賞できるのは大いなる喜びです。フランスへ出向かなくても実物を目にすることが出来るのですから、あちらの国の皆さんに申し訳ないくらいです。

 さてサンダーバードで農民と言えば、第7話「原子力機ファイアーフラッシュ号の危機」です。スパイ一味の破壊工作で墜落したファイアーフラッシュ4号機を探索するために飛来した、サンダーバード1号の移動司令室を設置することを快く許してくれる農家のおじさんです。
 突然の来訪に驚きますが、納屋を提供したり、帰りにはお土産まで持たせてくれる心の優しい人物です。スコットも納屋を借りたお礼なのか、牛の世話をして帰りが遅くなりますが、スーパーメカに囲まれた日常とは違った酪農体験が楽しかったようです。

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