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2009年6月22日 (月)

日本プラモデル50年史 1958-2008

Photo  図書館で「日本プラモデル50年史 1958-2008(日本プラモデル工業協同組合/文藝春秋企画出版部)」を借りました。
 プラモデルの完成品や箱絵の図録集のようなものを想像していたのですが、”50年の歴史を包括したクロニクル”と呼ぶに相応しいものでした。
 日本のプラモデル黎明期から、黄金期、オイルショック、ホビーの多様化と衰退、次の50年へ向けての取り組みなど、プラモデルファンにとって実に読み応えのある一冊です。
 サンダーバード関連の記述も当然ありましたので、興味のある方はご一読をお勧めします。
・第3章「ブーム到来 第1次黄金時代」キャラクターモデル誕生(86ページ)
・第5章「混迷、淘汰、そして新しい勢力分布」サンダーバードの大ヒットと今井科学の倒産(133~135ページ)
・コラム 私とプラモデル⑥「イマイのプラモデルを愛し続けて50年」モデラーズクラブ アキレス・ガルバ代表 森高哲司(278~279ページ)

 この他にも、プラモデルの商標権問題、近年の食玩ブーム、彩色済み完成品の流行、「もの作りのよろこび」を発信する取り組みなど興味深い内容ばかりでした。
 意外にも今回一番興味を持って読んだのがガンプラに関する記述でした。これまでガンダムやガンプラには全く関心が無かったのですが、20ページ近くに亘って記されたその30年の歴史を読み、プラモ業界に与えた功績の大きさを知りました。
 これだけの内容に加えて、特別付録として「日本模型新聞にみる昭和プラモデル全リスト」のCD-ROMまで付いています。大型本ですし全ページカラー印刷ですので、かなり値が張るものと思っていましたが、本体4800円+税と、予想よりもお値打ち価格でした。書店で見かけたら買ってしまいそうです。

 日本のプラモデルの次の50年に、サンダーバードのプラモデルが何らかの発展を遂げる事を願っています。

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