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2009年12月13日 (日)

ホワイトアウト

Photo  11月初旬に、映画「ホワイトアウト(ドミニク・セナ監督)」を観ました。ホワイトアウトと言えば、真保裕一さんの小説や黒部ダムで撮影された邦画を連想しますが、こちらは南極が舞台です。
 アメリカが1956年に南極点付近に建設した「アムンゼン・スコット基地」の連邦保安官を、ケイト・ベッキンセールが演じています。窃盗や酔っ払いなどの軽微な犯罪しか起きないとは思いますが、南極の観測基地に連邦保安官が常駐している事に驚かされます。日本の昭和基地にも警察官がいるのでしょうか?
 数十年前に墜落したロシア機の積荷をめぐるサスペンス映画でしたが、予告編の雰囲気や、ヴァンパイア役でお馴染みのケイト・ベッキンセール主演ですし、南極を舞台とした映画とあって「遊星からの物体X(ジョン・カーペンター監督/1982年)」や「エイリアンVSプレデター(ポール・W・S・アンダーソン監督/2004年)」のようなエイリアンやモンスターが絡むお話かもしれないと思っていました。

 南極点付近に観測基地を建設してしまう事自体が凄い話です。(氷が移動するので、だんだん南極点に近づいているそうです。) 観測隊員の数も夏場が200人程度で、冬場はその半分ほどもいるそうです。これだけの人数を生活させるのに必要な物資は相当な量と思います。
 この映画のアムンゼン・スコット基地が、現実の基地を再現しているのかは判りませんが、日本の映画で観るような南極基地とは雲泥の差で、まるでリゾート地のホテルのような雰囲気でした。ケイト・ベッキンセール演じるステッコ保安官は、シャワールーム付きの広い個室が与えられています。映画の冒頭でシャワーを浴びる場面がありますが、南極とは思えない贅沢なお湯の使い方です。ウィキペディアによれば、アムンゼン・スコット基地ではジェット燃料使用の発電機を3台も使用しているとか。10月から2月は、毎日LC-130輸送機で資材を空輸するという、アメリカらしい物量作戦で国内と同様の生活レベルを維持しているようです。

 映画は十分堪能出来ましたし、リアルな寒さが伝わってくる映像にも納得が出来ます。(南極なのに吐く息が白くならない映画もありますから。) 犯人に追われて手袋無しに建物の外へ逃げたステッコ保安官が、冷たいドアノブを素手で握らざるを得なかったために負う傷が、事件を解決する糸口になります。この傷を手当する場面の痛々しさからも、南極の極寒さが伝わってきます。

 サンダーバードで防寒用の手袋と言えば、第3話「ロケット”太陽号”の危機」のアルコン山のヴァージルとブレインズです。電波放射車の中で、防寒着に暖かそうな帽子、首には手袋を下げています。雪山の寒さと、太陽の熱で焼けてしまいそうなサンダーバード3号の対比が見事なお話でした。

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コメント

地震大丈夫ですか?

投稿: ひげおやぢ | 2009年12月18日 (金) 11時31分

ひげおやぢさん、コメントありがとうございます。
 昨夜から何度か地震が続きましたが、小生が住む静岡県東部は大丈夫でした。伊豆半島東方沖は、数年毎に群発地震があります。その昔、ひょうたん島のようにプレートの動きに乗って日本列島にぶつかって出来たのが伊豆半島ですが、その名残なのか溜まったエネルギーを群発地震で放散しているようです。
 富士山では片山右京さんたちの遭難事故がありましたし、温暖な静岡にしては強風が吹き荒れる大変な一日でした。

投稿: 雷おやじ | 2009年12月18日 (金) 22時29分

よくある遭難事故、
いつも思いますが、自分たちのお遊びのために、大勢の人達が危険な救助に向かいますね。

国際救助隊員なら、
身勝手な行動をしているにもかかわらず
手をさし出して救助するのでしょうね。
大切なことを教えてもらったように思います。

まだ、地震続いているようですね。
気をつけてください。

投稿: ひげおやぢ | 2009年12月19日 (土) 23時08分

ひげおやぢさん、コメントありがとうございます。
 片山さん一行は、南極探検(?)に向けて富士山で訓練をしたようです。当日はかなりの強風が吹き荒れていましたので、富士山も大荒れだったと思います。
 登山に無理があったのか、何が問題だったのかは判りませんが、二人の仲間が死んでしまった事は、生き残った片山さんにとって痛恨の極みでしょう。

 今日は速報が出る程の地震はありませんでした。実は今日、伊豆東海岸をドライブしました。伊東市内も何事もなかったかのようにのどかな日曜日でした。しばらく地震は続くようですが、あまり心配しすぎる必要は無さそうです。
 

投稿: 雷おやじ | 2009年12月20日 (日) 22時08分

片山さんの事は詳しく分かりませんので

よくある遭難事故と言うことで…
最近知ってる人が、「富士山はいいなぁ」と言う事で、登ってました。
登山がいけないと言うのではないのですが、
しくじった時に、人の力を借りなければならない。
と言うことが言いたかったのです。

あまり心配してたらドライブにも行けませんね。
富士山の写真を見せてもらうと、大きくて、素晴らしいものに出会った感じがします。

地震のニュースですが、タイミングを外してTVなどみても、なかなか状況が伝わってきません。
それから、地震です。とニュースが出た時、何県と言うのをとばして、街の名前をいいますね。
郵便屋じゃないんだから、どこなのか分からないよ。
僕だけ???

投稿: ひげおやぢ | 2009年12月21日 (月) 02時02分

ひげおやぢさん、コメントありがとうございます。
 登山でも海でも自然が相手なので、天候の急変や状況が悪化する要素はどうしてもありますね。準備をしっかりしていてもカバーできないケースもあることでしょうから、救助を求めるのもやむを得ないですね。
 小生の住まいからは愛鷹山(あしたかやま)に隠れてしまい、裾野の広がりが見えませんし、宝永噴火口の凹みが無ければもっと綺麗だと思います。富士市や富士宮市、芝川町から見る富士山は、裾野が広がってとても美しく感じます。
 東海道線に乗っていると、車窓から富士山の写真を撮っている人をよく見かけます。そんな富士山を毎日拝めて、静岡県民は幸せですね。

 台湾とか沖縄とか、何だか最近各地で地震が多いですよね。ニュースで知りたいのは自分や知人の住む場所の震度とか震源なので、あまり不便は感じていませんでしたが、地名はわかりにくいですよね。

投稿: 雷おやじ | 2009年12月21日 (月) 21時36分

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