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2011年10月10日 (月)

小松崎 茂展

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 先日、本屋さんで久しぶりに模型雑誌を見ていたところ、静岡ホビースクエアで「空想科学を描き続けた巨匠 小松崎茂展 ~僕らが夢見た未来~」が開催されているのを知りました。7月に「山田卓司ジオラマ展」を見に行って以来、ホビースクエアのことはノーチェックでした。おかげで小松崎さんの展示会が9月23日から本日10月10日まで開催されているのを全く知りませんでした。連休の最終日の今日になってようやく見に行くことができました。
 以前東京まで同様の展示会を見に行ったことがありましたが、その時は太平洋戦争関係のものが多かったように思います。今回は「僕らが夢見た未来」とあって、小生の嗜好に合った原画が多く展示されていました。「SFメカニックファンタジー 小松崎茂の世界(ラピュータ/根本圭助監修)」に掲載されているものは殆どあったのではないかと思います。小生が一番好きな「地球大脱出(未来版ノアの方舟)」もじっくり鑑賞できました。
 会場入口のモニターで、1993年ごろの小松崎さんを特集したビデオが再生されていました。幼少期から絵が得意で日本画家に弟子入りしたものの、戦車や飛行機ばかり描いていたため辞めさせられてしまったことや、戦時中は軍の命令で「機械化」などの雑誌に数多くの戦闘場面を描き、戦後は絵物語や少年誌の口絵、プラモデルの箱絵や映画のメカニックデザインなど幅広く活躍した様子が紹介されていました。
 このビデオの中で小松崎氏が、「絵を描かせてくれた世間様に感謝している」というようなことを仰っていました。戦中戦後を通じ日本人に夢と希望を与え続けた小松崎氏が、驕ることなく感謝の言葉を述べる姿に胸が熱くなりました。
 SFファンタジー系以外にも、戦艦や戦闘機、絵物語の挿絵、サンダーバードをはじめとするボックスアートなどが展示され、会場の最後の方には浅草や銀座の風景を描いた作品もあり、小松崎さんの奥深さを感じました。

 展示室を出るとショップがあり、作品の複製画や絵葉書、書籍類が販売されていました。その中に、以前買うのをあきらめていた「小松崎茂 バンダイボックスアートクレクション(トイズワークス)」が、展示会特別価格(半額)で販売されているのを見つけ、「異能の画家 小松崎茂(根本圭助/光人社NF文庫)」と共に購入しました。当分の間、小松崎ワールドが小生の頭から離れそうにありません。

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2011年10月 2日 (日)

2&2展

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 静岡県沼津市の「ギャラリーほさか」で9月23日から27日にかけて開催された「2&2展」に行きました。沼津市在住の鈴木さん夫妻と植松さん夫妻の合同作品展です。
 鈴木さん製作の10分の1サイズの惑星探査機「はやぶさ」や、200分の1の豪華客船「クイーンエリザベス」などの模型や、植松さんの絵画、二人の夫人の書や手芸作品が出展されていました。友人夫婦で作品展とは羨ましい話です。
 模型好きの小生としては、「はやぶさ」や客船の模型に目が行ってしまいます。鈴木さんが楽しそうに来場者に模型の説明をする姿が印象的でした。回転台の上に据えられたはやぶさの模型は、プラモデルキットの何倍もの迫力があり、精巧な作りこみには頭が下がります。
 100分の1の外輪船の模型は、外輪部分が回転し照明も点灯するそうですが、心無い来場者が触ったため故障してしまったそうです。そう説明している傍らで、「クイーンエリザベス」の手すりに指先で触れている方がいて、見ていてヒヤヒヤしました。
 自分も将来こんな展示会ができればと思いますが、貸ギャラリーの料金を検索して驚きました。5日間で15万円超とは、二人で折半しても簡単には払えない金額に思えます。
 静岡新聞の記事によれば、鈴木さんは74歳、植松さんは72歳です。「はやぶさ」の製作期間が1年、「クイーンエリザベス」は何と5年間もかかっています。自分もリタイアしたら、鈴木さんのように模型製作の日々を送りたいものです。

 船の模型が主体だったので、今回は第16話「オーシャンパイオニア号の危機」から、地中海を進むオーシャンパイオニア号にしてみました。

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