「風立ちぬ」から、あれこれと その2

映画「風立ちぬ」のビジュアルガイド本にある「風立ちぬを育んだもの」というページから、サン=テグジュベリの「人間の土地」や、「ブラッカムの爆撃機」などのロバート・ウェストールの児童文学を知ることが出来ました。
8月から9月にかけて殆どのウェストール作品を読み終えました。前回の記事で採りあげたもの以外では、
・「禁じられた約束」
宮崎氏の引退会見で引用された「君はこのひどい世の中をわたっていくには気立てが良すぎる」はこの作品からです。
・「青春のオフサイド」 教師と生徒の恋愛を描く甘酸っぱい作品。
・「クリスマスの猫」 ウェストール作品では珍しく、負けん気の強い女の子が主人公のお話。
・「クリスマスの幽霊」 工場内のエレベーターの場面で「チャーリーとチョコレート工場」を連想しました。
・「弟の戦争」
特殊能力を持つ弟が湾岸戦争のイラク人少年兵の精神と同化してしまう姿を通じて、反戦を訴える名作。お勧めです。
・「ゴーストアビー」
これも女の子が主人公。けっこうハラハラしますが、他のウェストール作品同様、最後はすべてがうまくおさまります。
図書館で「ジブリの本棚」というDVDを見つけました。「借りぐらしのアリエッティ」の頃にBS放送された番組のDVDです。ウェストール作品についても採りあげられているかもしれないと思い、借りてみました。
岩波少年文庫についての対談がメインなので、出てこないのかもしれないと思い始めたころ、2005年のタインマスへの取材旅行や、ブルックランズ博物館でのウェリントン爆撃機見学の場面が出てきました。後部銃座へ座ってみたり、見学を終え梯子を降りてくる宮崎さんが嬉しそうにしている姿が少年のようでした。(僅か2分程度しか枠が無く、その他のウェストール作品には一切触れていないのがちょっと残念でした。)
そして今日、ロアルド・ダールの「単独飛行(早川書房)」を読み終えました。サン=テグジュベリの「人間の土地」の哲学的な描写にはいささか苦戦したのですが、「単独飛行」はすらすらと一気読みでした。伝記というよりは小説じゃないかと思えるほどのエピソードの連続です。ダールさん、よく生き残れましたね。
この作品にも映画「サンダーバード6号」でおなじみのタイガー・モスが練習機として登場します。タイガー・モスが優れた飛行機であることが、ほぼ1ページにわたり描写されていますので、興味のあるかたは手に取ってみてください。(111ページ目です)
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コメント
映画「冒険者たち」にも出てきますね。
投稿: ひげおやぢ | 2013年10月 9日 (水) 02時23分
ひげおやぢさん、コメントありがとうございます。
昔、TVの洋画劇場で観ました。凱旋門を飛行機でくぐるための練習と、旗のおかげで失敗する場面ですね。
ドロンはとにかくカッコ良いし、リノ・バンチュラは渋い男の魅力、ジョアンナ・シムカスが可愛いですね。
投稿: 雷おやじ | 2013年10月10日 (木) 05時52分
ペネロープ号発見!!
見に来て。
投稿: ひげおやぢ | 2013年10月17日 (木) 12時26分
ひげおやぢさん、写真拝見しました!!
すごくよく出来てますね。基写真のドライバーさんが見たらびっくりしますね。
投稿: 雷おやじ | 2013年10月17日 (木) 21時23分