2013年1月24日 (木)

TB3号の「3」が!!

 ひげおやぢさんからコメントをいただき、TB3号の白い「3」を確認したところ、場面によってかなり向きが違っていました。
 「サンダーバードメカニックファイル(双葉社)」によりますと、撮影プロップによって「3」の向きがいろいろあるようです。今まで全然気づいていませんでした。横向きだけでなく縦の「3」(一番下のイラストの向き)もありますので、プロップレプリカが誤りとは言えないようです。(ひげおやぢさん、写真の修整までしていただいて、お手数をおかけしました。)
 タイトーのTB3は「3」が上向き(上のイラストの向き)と下向き(真ん中のイラストの向き)が両方描かれていました。残りの1面には「3」が描かれていません。同書で解説されている「TV版2ft(約61cm)中型モデル」のようです。
Photo_3

Tb3

Photo
 発射シークエンスでよく見るTB3の「3」は一番上のイラストのように横向きなのですが、このサイロの場面では縦向きでした。(6ft超大型モデル)
 驚いたのが、サイロから発進してラウンドハウスを抜けて飛んでいく時は上のイラストの「3」の向きなのに、 ロケット噴射を見せるカットで真ん中のイラストの「3」の向きに変わり、また元の向きに戻っていました。こんな風に、ちょっとした「アハ体験」が出来るのも、サンダーバードの面白さです。

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2013年1月 4日 (金)

FAB-クラウン?

Dcf_1212


 トヨタのピンク色の新型クラウンが話題になっているようです。FAB-1を連想しますが、今年の秋ごろに道路で見かけるようになるのが楽しみです。
 さて、FAB-1がなぜピンク色になったのか何かで読んだような気がして探してみましたが、「メイキングオブ・サンダーバード/シルビア・アンダーソン自伝(白夜書房)」の111ページに「お嬢様の車がピンク色になったのは、おそらくわたしの影響だろうし、ナンバー・プレイトについても同じことがいえる。」と書かれている程度しか見つかりませんでした。デザインしたデレク・メディングス氏がもっと関係していると想像するのですが。
 「完全版サンダーバード全記録集6(集英社)」のカバーイラストレーション製作秘話(カバーイラスト+文:田島照久)で、このピンクのロールスロイスが与えた影響について記されているので引用させていただきます。

「伝統と格式を覆したピンクのショック」
 このピンクのペネロープ号の存在がサンダーバード以降のファッションや広告の世界に与えた影響は計り知れないように思う。ビートルズ誕生の地、イギリスにおいて、過去の伝統や様式を覆すことこそが60年代のクリエイターたちに課せられた使命だった。格式の高さを謳った高級車の最高峰ロールスロイスがピンクに塗られて走る様は、そんな新しい価値観の誕生だったのだ。このペネロープ号が登場した時点で多くの大人たちが抱いていた「サンダーバード」なんてSFを題材にした唯の人形劇に過ぎない、という概念を捨てざるを得なかったのではないだろうか。(以下略)

 トヨタの社長さんも新しい価値観について語っていたようです。ピンクって可愛いだけでなく、新しい世界を生み出すようなパワーがあるんですね。

 ピンクの車の事をネットで調べていたら、ピンクの軽自動車に乗っている女性が煽られやすくて困っているという記述がありました。FAB-1のように煙幕やオイル、銛が飛び出して来ることは無くても、危険なので煽るのは止めましょう!

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2009年3月30日 (月)

軌道変更

Photo_2  先日、日本人宇宙飛行士の若田さんたちが滞在中の国際宇宙ステーションに、宇宙ゴミが衝突する恐れがあるとして、ステーションの高度を下げて回避したと報じられました。
 1999年に中国が打ち上げたロケットの破片で、直径約10cmの宇宙ゴミですが、ステーションに衝突したら大変な事態を引き起こしてしまいます。
 ステーションの向きを変えて、ドッキング中だったスペースシャトルによる空気抵抗を利用して減速し、高度を下げたそうです。
 この10日前にも、ステーションに宇宙ゴミが接近し衝突の危険が生じたため、乗員3名が緊急脱出用のソユーズ宇宙船に一時避難したと報じられたばかりです。
 宇宙ゴミを回避するための軌道変更は1999年以降8回を数えるそうですが、今後も増え続ける事でしょう。ステーションの乗員に危害が及ばない事を願うばかりです。

 さて、国際宇宙ステーションの高度は350kmほどですが、サンダーバード5号はそれを遥かに超える高度36000kmです。ここならば宇宙ゴミの心配をせずに、世界中の救難信号をモニターする事ができそうです。

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2008年5月 6日 (火)

ウォーター・ジェットモグラ?

Photo  ウォータージェット切断について検索していたところ、超高圧の水を噴射しながらトンネルを掘削するマシンのサイトを見つけました。

DO-Jet工法研究会http://www.do-jet-kouhou.com/
ジェットモール工法研究会http://www.sjm-kouhou.com/

  超高圧水を噴射して前方の障害物からの反射波により探査し、地盤改良材を吹き付けて土留めを行い、障害物を超高圧水で切断・除去して前進するという画期的な技術です。

 サンダーバードファンには、ジェットモールというネーミングが楽しいですね。ジェットモールはマシンのサイズにもよりますが、1分間に10回転程度のスピードですから、MOLEの掘削スピードが実現するのは当分先のようです。
 サンダーバードのジェットモグラは超高圧水を使用しているようには見えませんが、50年後にはもっと凄い技術が開発されているのかもしれません。

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2008年3月20日 (木)

静止衛星

Photo  地球上のあらゆる電波を受信、オートチョイスマシンにより救難信号を自動的に選別し本部へ緊急連絡する、国際救助隊の耳となるサンダーバード5号です。
 この5号の軌道に関しては、関連本でも諸説があります。「完全版サンダーバード全記録集5(集英社)」などでは「赤道上空36000kmの静止軌道」、「僕たちの好きなサンダーバード(宝島社)」などは「トレーシー島南方上空445km」となっています。
 地球の北半球のカットから、カメラが右に振られると5号が映し出されます。このときの位置関係からすると高度445kmには思えません。
 試しにGoogle Earthで高度36000kmにしてみたところ、地球がかなり小さく見えました。「完全版サンダーバード全記録集6(集英社)」の「空想科学で見るサンダーバード(柳田理科雄)」に5号の事が採り上げられていますが、5号と地球の位置関係はこのページの「5号が直接SOSを受信できる範囲」の図がほぼあっていると思われます。

 赤道上空36000kmの静止軌道とはどのようなものでしょうか。高度100kmの衛星は1時間半で地球を1周しますが、赤道上空36000kmの軌道は地球の自転と同じ24時間かかり、地上からは衛星が静止しているように見えるため静止衛星と呼ばれるそうです。(5号が登場する場面では画面の5号に動きは見られませんが、静止軌道ですから実際は物凄いスピードで移動していることになります。)

 さて、番組の中では特に解明されていませんが、柳田氏が指摘しているように5号1基では地球全体の無線をキャッチできません。地球の反対側の静止軌道に、あと2基の衛星が必要になります。これをクラーク軌道と呼びますが、先日亡くなったSF作家アーサー・C・クラーク氏が1945年に無線専門誌で発表した論文(赤道上空36000kmに静止通信衛星を3基、120度の間隔で並べて世界通信網を構築する)が基になっているそうです。

 サンダーバードは今から50年以上未来のお話ですから、どのような技術革新がおこるか判りませんので、もしかしたら静止軌道上の1基の通信衛星で地球全体をカバーできているのかもしれません。

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2007年8月 2日 (木)

8月になりました

Photo  8月になりましたので、数字の8がある場面を探したのですが、なかなか見つかりませんでした。
という訳で、今月はサンダーバード3号と5号のドッキングシーンとなりました。(3+5=8ですから..。)
Gb7  ちなみに7月のGB7は、第11話「超音ジェット機レッドアロー」の格納庫の看板でした。
 このGBって、どんな意味なんでしょうか?
 GREAT BRITAIN? まさかGEORGE BUSHじゃないでしょうね!

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2007年7月23日 (月)

灯台下暗し

Photo_305  7月の人事異動で転勤になりました。同じような仕事なのに、細かいところのやり方が今までの職場と違っていたりして、同僚に聞きまくる毎日です。
 そんなある日の昼休み、同僚の会話が耳に入りました。「○○堂に行ったら、昔集めていた超合金が有って~。」 この事務所から数分の所にレトロ系の玩具を置いている店があるそうです。
 これはもう行くしかありません。小さなお店ですが、サンダーバード物はコナミの食玩が少々とイマイのプラモデルが数点ありました。こちらのエックスカーは1990年のものですが、これより小さい(ゼンマイ式?)エックスカーもありましたが、大きい方を買いました。
 他には、「サンダーバード&ITC図面集(大日本絵画)」と「イッツ・サンダーバード・センチュリー モデリングマニュアル完全版(大日本絵画)」のセット売りがありました。モデリングマニュアルの方は既に持っているので諦めかけたのですが、店主に尋ねてみると図面集だけでもOKとの事なので買い求めました。色々なメカの図面や透視図を見ていると、何だかわくわくしてきますし、いつかはスクラッチなどと夢想してしまいます。
 この町のおもちゃ屋さんについては、以前電話帳でチェックしていたのですが、このお店は全く知りませんでした。同僚の会話を偶然耳にしなければ、出会う事も無かったかもしれません。転勤してよかった(!)

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2007年4月26日 (木)

レトロで癒し

Outochoisumasin_3  サンダーバード5号のオートチョイスマシンです。世界中の無線通信から、救難信号を自動的に選択するものです。オープンリールのテープレコーダーやアナログの計器類が、いかにもレトロな感じを出しています。
 「宇宙に暮らす(松本信二監修 裳華房)」に、宇宙の生活空間デザインについて書かれたページがあります。《将来を見越した実験的で斬新なデザインは、ただでさえ閉鎖空間で暮らすことによってストレスを蓄積しがちな長期間の滞在クルーに対して、さらに心理的な疲労を与えることになるため、ロシアではこうしたデザインを避けるような考え方が採られている。「ミール」の内部には、明らかに旧式の感じがする上下動式のスイッチが多数取り付けられているが、こういうところにもシステムに支配されすぎないマン・マシン・インターフェースのデザインが取り入れられている。》とあります。
 星の観察や宇宙が好きとはいえ、1回の滞在が3ヶ月、1年のうち9ヶ月も一人ぼっちで過ごすジョンは、24時間いつ救助を求める無線が入るかわからない任務の特殊性からも、かなりのストレスがたまることでしょう。
 おそらくブレインズの設計と思われますが、乗員のストレスにならないよう心理面まで配慮した装置のデザインだったとしたら凄い事ですね。

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2007年4月22日 (日)

単段式原子力ロケット

Photo_270  「図解 宇宙船(称名寺健荘/森瀬 繚共著 新紀元社)」を読みました。第一章から第三章までは、宇宙船の概要やこれまでの宇宙船開発の歴史、アポロ宇宙船やスペースシャトルなどについて書かれています。ここまでは普通の宇宙関係本と同じですが、ユニークなのが第四章に映画やアニメに登場する宇宙船について書かれている点です。
 スターウォーズのスターデストロイヤーやミレニアムファルコン、スタートレックのエンタープライズ号、2001年宇宙の旅のディスカバリー号など32機が紹介されています。ジェリー・アンダーソン作品からは我らがサンダーバード3号のほか、ルナ宇宙艇、イーグルトランスポーターがあります。
 この中でサンダーバード3号について《その推力は合計で2000tとされ、サターンⅤ型の第一段に使用されたF1エンジンが5機でようやく3400tの推力を、それも150秒に限って得ていたことを考えると単段式ロケット機としては破格の高出力である。この大推力によって補助ロケットやブースターを一切装備せずに自力で大気圏離脱を可能としたほか、無補給で長期間の行動を可能とするという、驚異的な航続力も併せもつ。》としています。
 現実の宇宙ロケットは極力軽量化を図っていますが、サンダーバード3号はソファーごと船内に乗り込んでそのまま発射するほど余裕の高出力です。同書のコラムでも”多段式ロケットで質量比を上げる事が現実的な解決策”としていますが、高性能の単段式ロケットを開発したブレインズの先進性は賞賛に値します。
 また《機内には乗員が長期ミッションにおいて交代で休息をとるための休憩設備が2名分用意されているのも特徴であり、ここでも多種多様な非常災害に備え、万全の対策が整えられていることが見て取れる。》とあります。これは発進時にスコットやミンミンが座る椅子の事でしょう。これまで乗員用の椅子としか見ていませんでしたが、ゆったりとした造りですから休憩にも適した椅子と言えそうです。

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2007年4月 4日 (水)

ブル足? ショベル足?

Photo_219  第5話「世界一のビルの大火災」で、MOLEの進路を切り開くため炎の中を進むFIREFLY(ジェットブルドーザー)です。
 サンダーバード・レスキューメカの足回りの大きさを、タカラの1/144PODメカシリーズから逆算しますと、クローラー部の長さが約7m、高さが2m以上あります。7m×2mといえば相当な迫力ですが、これだけでもサンダーバードメカの巨大さが判ると思います。
 工事現場で見かける土木機械でも、ここまで大きなものはなかなかありません。「The重建機(別冊ベストカー/講談社)」には、採石場や鉱山などで使用される超大型重建機が紹介されています。世界最大級ブルドーザーKOMATSU D575A-2はクローラーの最高部が1.85m、長さが約7mあり、サンダーバード・メカに近い大きさです。D575A-2のブレードは幅5.88m×高さ2.74mもあり、44立方mもの土砂を推し進める事が出来るそうです。
 サンダーバードのMOLEの重さは「サンダーバードクロスセクション(グラハム・ブレスマン/メディアワークス)」によれば30トン(MOLE部12トン+クローラー台車部18トン)ですが、このブルドーザーは機械質量が何と130トンもあります。重さもビッグなら、お値段もびっくりの3億円です。
 
 さてクローラーには、ブル足とショベル足の2つの形式があるそうです。「重機図鑑/スーパーマシンのしくみ徹底解剖(山海堂)」によれば、《ブルドーザーは移動する事によって、前方の排土板で土砂を押しのけ、仕事をする。油圧ショベルのほうは、停止したまま、上部旋回体とフロントアタッチメントを使って仕事をする。クローラーは目的地に達するために使うのみ》とあります。
 ブル足は動きがスムーズで走行性能を重視した構造、ショベル足は耐久性に優れているそうです。ショベル足は三角形(おにぎり型)の突起がドライブタンブラーにはまりこんで回転しますが、サンダーバードのクローラー部にも同様の突起があります。レスキューメカの足回りは、ビッカーズ・ビガー・トラクターのラジコン模型を利用しているため、どのメカも共通の形状をしています。メカの用途からすれば、足回りは機動性が高いブル足が採用されそうですが、三角型の突起があるのでショベル足かもしれません。
 前記「重機図鑑」によれば、どちらの足回りを採用するかもう一つ基準があるそうです。《巨大なマシンでは断然ショベル足だ。ブル足の構造では、リンクとシューを接合しているボルトに力が集中し、重みに耐えきれずに切れてしまうのだ。》とあり、この点からもサンダーバード・レスキューメカの足回りはショベル足と言えそうです。

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