2016年4月 2日 (土)

スパゲティの木

 静岡新聞の「歴史ごよみ」欄で、4月1日 スパゲティの木放送(1957年)とありました。以下、引用させていただきます。

 『英BBC放送は木から垂れ下がるスパゲティがスイスで収穫される映像を放映した。当時の英国ではまだスパゲティが日常的食品でなく、栽培法など問い合わせが殺到。欧米メディアによるエープリルフール・ニュースの伝説的作品の一つ。』

 サンダーバードでスパゲティと言えば、第30話「太陽反射鏡の恐怖」です。休暇でモンテビアンコのホテルに宿泊するペネロープとパーカー。夕食の場面に出てくるのが、お世辞にも美味しそうには見えないスパゲティです。食べるのに手こずるパーカーに、フォークで巻き取るよう教えるお嬢様です。

 パスタを出すことでイタリアらしさを演出したのはわかりますが、食べ方が判らないパーカーの設定意図は何でしょう? 上流階級のお嬢様との対比は理解できますが、放映時から50年(100年)先の未来の物語なのに、スパゲティの食べ方を知らないとはちょっと考えにくいと思います。
 
 そこで小生は「スパゲティの木」の記事を読んで、こんな事を考えました。

 「サンダーバード完全記録(マーカス・ハーン著)」182ページに、「太陽反射鏡の恐怖」の初放映日は1966年10月23日とあります。1957年のエイプリルフールからは10年近く経過していますが、もしかしたら英国ではまだまだスパゲティがポピュラーな食品ではなかったのかもしれません。英国の視聴者にとってあまり目にしない料理を登場させることで珍しさを演出すると共に、食べ方を紹介する意図が少しは有ったのかもしれないと妄想する雷おやじでした。

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2012年1月22日 (日)

ALWAYS三丁目の夕日’64

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 昨日は映画三昧の一日でした。午前中は録画しておいた「ALWAYS 三丁目の夕日」と「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で予習して、午後は映画館で「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を観ました。
 50を過ぎて涙腺が緩んだのか、ビデオを観ているときも劇場で三作目を観ているときも涙が溢れてしまいました。あまりに涙が出すぎて、映画館を出てからしばらくの間、目がおかしくなってしまいました。この映画、小生の心に波長が合うのか、パンフレットを読むだけでまた涙が出てしまいました。(暖かい涙です。悲しい涙ではありません。)
 大人は1・2作目とあまり変わらないのに、一平くんや淳之介くんが高校生になっているのにはびっくりしました。元気で小生意気な一平くんはチャランポランなギター少年に、けなげな姿が涙を誘う淳之介くんは秀才に。
 六ちゃんの東北訛りに和まされるんです。あの訛りを聞くだけでまたホロッとしちゃいます。二作目に詐欺師が出てきますが、基本的にいい人たちばかりなんです。とびきり豊かではないけれど、みんなが互いを想い合いながら生きていく姿が本当に暖かい。小生は通常版を観ましたが、3Dで再現された昭和の街並みを観るべきだったと少々後悔しています。

 帰宅して夕食後、TVのチャンネルをガシャガシャ変えていたところ「私をスキーに連れてって」を放映していました。まともに観るのは初めてですが、懐かしさもあって家族で観ました。
 そのあと勢い余って、ムービープラスでニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンの「オーストラリア」を観て打ち止め。長い映画ですが、なかなか見応えがありました。天気が悪かったこともありますが、こんなに映画漬けになったのは久しぶりです。

 さて、サンダーバードで夕日と言えば第30話「太陽反射鏡の恐怖」です。南太平洋に陽が沈むとイタリア・モンテビアンコに陽が昇り、崩壊した太陽反射鏡の光がモンテビアンコの町を焼き尽くすというお話でした。

 【年末年始のご挨拶もせぬまま、前回の記事からも1か月半以上が経過して、放置ブログと化していましたことを、お詫びいたします。】

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2009年12月20日 (日)

地球防衛軍

Photo  東宝特撮映画DVDコレクションNO.11「地球防衛軍」を購入しました。
 このデアゴスティーニのDVDは静岡県先行発売ですが、当初隔週発売のはずたったものが、「誠に勝手ながら、本誌はしばらくの間、月1回(毎週第3火曜日)の発売とさせていただきます。」となってしまいました。
 静岡県外での発売が開始されたことから、足並みを揃える目的があるのかもしれません。デアゴスティーニのサイトを見たところ、発売された作品の順番が静岡県と異なっていました。何らかの思惑があるのでしょう。
 小生としては怪獣映画は遠慮して、「宇宙大戦争(1959年)」、「世界大戦争(1961年)」、「妖星ゴラス(1962年)」、「緯度0大作戦(1968年)」、「惑星大戦争(1977年)」の発売を心待ちにしています。

 「地球防衛軍(1957年)」ですが、α号、β号、マーカライト・ファープなどの超兵器が小松崎茂さんの作品に似ていると思い、添付の解説書に目を通したところ、やはり小松崎氏がコンセプトデザインを手掛けていました。絵物語の世界観が実写映像化されている感じです。
 侵略者ミステリアンの要求内容が富士山麓の半径3kmの土地と地球人女性との結婚とあって、いささか拍子抜けするほどでした。世界各国に”ミステリアンドーム”が出現し、地球規模の戦いになると思っていましたが、タイトルに負けている感じです。あれほどの技術を有しているのですから、もっと一方的に侵略行為に走っても良さそうですが、自分達からは攻撃せず”専守防衛”というミステリアンの設定が面白いです。(その後、半径100kmの領有を一方的に主張したり、空飛ぶ円盤で女性を拉致しますが...。)
 今の目からすれば、ミステリアンの衣装やヘルメット姿も、TV番組の○○レンジャーの雰囲気で、いささか滑稽に見えます。終盤にドーム基地が破壊され、倒れたミステリアンの壊れたヘルメットから見える、焼けただれた死に顔が日本人そのものなのは、何かを暗示しているのでしょうか?
 ミステリアンの襲来から、ごく僅かな時間で超兵器を製造する人類の技術の高さには、目を瞠るものがあります。マーカライト・ファープは、敵の光線を跳ね返しつつ攻撃するという機能がありますが、α号やβ号に必然性があったのかいささか疑問が残ります。
 東宝特撮映画に欠かせないのがパラボラ型兵器ですが、このマーカライト・ファープが直径200mもあるとは知りませんでした。打ち上げるロケットが1000m級のサイズと解説書にありましたが、何ともスケールが大きい話です。
 ロボット怪獣モゲラは子供の頃に知っていましたが、この映画のキャラクターだったとは知りませんでした。後半の戦いで、2体目のモゲラが倒れてきたマーカライト・ファープに押しつぶされてもがく場面がおちゃめでした。

 サンダーバードでパラボラ・メカと言えば、第3話「ロケット”太陽号”の危機」の電波放射車ですが、大きなパラボラは第30話「太陽反射鏡の恐怖」に登場する、モンテビアンコの太陽開発ステーションです。マグネットで吊り上げる際のTB2号との比較から、直径20mほどでしょうか?

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2007年8月12日 (日)

ぶらり伊豆半島の旅

Photo_2  墓参りを兼ねて、伊豆半島の松崎町に一泊しました。沈む夕陽を眺めながらの夕食、温泉に浸かってのんびりとリラックスできました。

 今年の夏は伊豆半島にあまり良いニュースがありませんでした。7月には西海岸の土肥町を走る136号線に地すべりがおきて、長期間通行止めとなりました。昨日、ようやく仮設橋が出来上がり片側交互通行が可能になりました。
 東海岸の伊東市宇佐美では、海水浴場にシュモクザメが現れて捕獲されました。こちらも無事に遊泳禁止が解除され、夏休みの書入れ時に間に合いました。

 旅の途中、昼食のために駐車したところ、隣の車のエンジンが掛けっ放しでした。気になって中を覗いてみると、大型犬が二匹、ハアハアと大きな息をしながら大量のよだれを垂らしていました。エアコンが掛けてあるのかもしれませんが、車内はかなり暑いのでしょう。食事を終えて店から出ると、二匹の犬は日陰に繋がれていましたが、痛々しい程にぐったりしていました。犬は暑さに弱いそうですから、飼い主はもっと大事にしてあげて欲しいものです。

 さて、サンダーバードで夕陽といえば第30話「太陽反射鏡の恐怖」です。南太平洋に沈む美しい夕陽を眺めるミンミンに対して、ジェフがイタリア・モンテビアンコの日の出を案ずる場面があります。雷の直撃を受けて崩壊した太陽反射鏡が崖の途中にかかって、日が昇ると反射光がモンテビアンコの町を焼き尽くす事になります。
 目の前の出来事を堪能したり観察する事も必要ですが、その先に何があるのか、どんな影響があるのかなど一歩先を読むことも必要なのだと気付かされる場面です。

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2007年5月29日 (火)

名コンビ?

Photo_288  第30話「太陽反射鏡の恐怖」に登場する、モンテビアンコのホテル支配人ファッシーニ氏と使用人のブルーノです。
 このお話の舞台はイタリアですが、「別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバード(宝島社)」の「サンダーバード事件簿 国際救助隊、活躍の軌跡」を読むまで、メキシコあたりだとずーっと思い込んでいました。
 また、ブルーノ氏の顔が第16話「オーシャンパイオニア号の危機」に登場する、オールペッツ社のアーサー卿のパペットと同じものと思っていましたが、よく見ると全く違っていました。(アーサー卿は頬がこけたご老体でした。)
 ファッシーニ支配人の服に何となく見覚えがあると思ったら、第5話「世界一のビルの大火災」の暴走車の助手席に座っていた男性と同じものでした。流行のデザインなんでしょうか?
 さて、この二人を見ていると何故か”爆笑問題”を連想してしまいます。おバカ丸出しで人を笑わせたかと思えば政治家相手に熱く語る太田さんと、柔らかくまとめる役の田中さんの名コンビです。
 某製薬会社のAGA(男性型脱毛症)の広告にも登場していますが、「爆笑問題・田中さんは広告上のキャラクターであり、いまのところ、うす毛ではありません。」という意味深なコピーに笑ってしまいました。髪の毛に不安がある人は、ファッシーニ氏のように額が拡大する前に治療したほうがよさそうですね。

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2007年4月20日 (金)

落雷

Photo_269  運転開始早々に落雷を受けて破損する太陽反射鏡です。数回の雷撃で鉄構が崩れ落ちてしまいます。
 重さ400トンの反射鏡を支えるタワーですから相当な強度があるはずですが、雷が落ちた程度で破損するのでしょうか?
 「カミナリはここに落ちる(岡野大祐著 オーム社)」によれば、雷の電圧は約1億ボルトもあり、流れる電流は100キロアンペアに達するそうです。落雷の電力は1億キロワットにもなりますが、80マイクロ秒という大変短い時間しか発生しません。電力量に換算すると約300キロワットアワーで、家庭の照明の2か月分に相当するそうです。
 同書には避雷針に雷が落ちたときに、避雷針に接続した銅線が12℃温まると例示しています。巨大なパワーの雷ですが、1万分の1秒というごく短時間のため意外にも発熱などの影響をもたらさない事がわかります。(もし雷が1秒間継続すると、1万倍の12万℃もの発熱となるそうです。) また、避雷針の回路に大きな抵抗があると避雷針の回路以外を雷が流れて他の部分を破損することがあるそうです。
 「雷と雷雲の科学(北川信一郎著 森北出版株式会社)」には、著しくエネルギーの大きい落雷として、通常の落雷のエネルギーの100~1000倍の”スーパーボルト”について記されています。この落雷による破壊作用は極めて大きいそうですから、太陽反射鏡を直撃した雷も”スーパーボルト”だった可能性があります。
 いずれにしても、落雷により鉄構が破断されることは考えにくいのですが、タワーの強度や耐雷設計に問題があったことと、”スーパーボルト”の襲来という悪条件が重なって破壊されたと想像しています。

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2007年2月 1日 (木)

太陽開発ステーション

Photo_152  第30話「太陽反射鏡の恐怖」に登場する太陽開発ステーションの反射鏡です。
 このステーションの発電システムがどのような物なのか明らかにされませんが、太陽光を反射鏡で集束し、3本の支柱で支えられた先端部から、反射鏡後部の発電装置に送る構造になっているようです。
 一般家庭にも普及している太陽電池とは異なる太陽エネルギーの利用方法ですから、何かヒントにならないかと「太陽生活入門(谷 辰夫、田中忠良 パワー社)」を斜め読みしたところ、太陽熱発電システムというものがありました。
 この中に、アメリカで開発された小型の太陽熱発電システムが紹介されています。反射鏡で集束した光を、三本の支柱で支えられたスターリングエンジンに送り、発電するものです。
 そこで「スターリングエンジン」を検索したところ、「スターリングエンジンを使った太陽発電施設」(http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20051118301.html)という記事を見つけました。太陽光エネルギーの30%が電力に変換されるという高効率が期待できるそうです。
 太陽開発ステーションはブレインズが絶賛する程のテクノロジーですが、スターリングエンジン自体は200年ほど前に発明され、潜水艦や冷却機などにも使用されているそうです。ラングレン博士が世界初の太陽熱発電の実験をするという設定ですが、どうやら現実のほうが先行しているようです。
 スターリングエンジンに興味がある方は「スターリングエンジンて何?」(http://members.jcom.home.ne.jp/kobysh/stirling/stirlingIntro.html)をご覧下さい。

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2006年12月19日 (火)

太陽反射鏡

Photo_173  今日のブログネタは何にしようかなと思いつつ新聞を読んでいたところ「谷底の村 初めて冬の日光 イタリア 山腹に巨大鏡“日照権”確保」との記事がありました。(12月18日 静岡新聞朝刊)
 ”冬の間、日が差さないイタリア北部ピエモンテ州ビガネッラ村で、山の斜面に5m×8mのステンレス製の鏡を置き、太陽の反射光を村の広場に当てる試みが実用化された”そうです。
 イタリアの太陽反射鏡と言えば第30話「太陽反射鏡の恐怖」を連想せずに居れないのですが、毎年11月中旬から2月初めまでの83日間は昼も日が差さないという谷底の村の皆さんの切実さを思うと、ちょっと不謹慎かもしれません。
 このユニークな装置を発案したのは村長のピエルフランコ・ミダリさんですが、年齢が47歳との事で、日本ならばちょうどサンダーバード世代です。村長さんが子供の頃のイタリアでサンダーバードが放映されていたのか定かではありませんが、もしかしたらサンダーバードが少しはお役に立っているのかもしれないと妄想してしまう雷おやじでした。

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