スパゲティの木
静岡新聞の「歴史ごよみ」欄で、4月1日 スパゲティの木放送(1957年)とありました。以下、引用させていただきます。
『英BBC放送は木から垂れ下がるスパゲティがスイスで収穫される映像を放映した。当時の英国ではまだスパゲティが日常的食品でなく、栽培法など問い合わせが殺到。欧米メディアによるエープリルフール・ニュースの伝説的作品の一つ。』
サンダーバードでスパゲティと言えば、第30話「太陽反射鏡の恐怖」です。休暇でモンテビアンコのホテルに宿泊するペネロープとパーカー。夕食の場面に出てくるのが、お世辞にも美味しそうには見えないスパゲティです。食べるのに手こずるパーカーに、フォークで巻き取るよう教えるお嬢様です。
パスタを出すことでイタリアらしさを演出したのはわかりますが、食べ方が判らないパーカーの設定意図は何でしょう? 上流階級のお嬢様との対比は理解できますが、放映時から50年(100年)先の未来の物語なのに、スパゲティの食べ方を知らないとはちょっと考えにくいと思います。
そこで小生は「スパゲティの木」の記事を読んで、こんな事を考えました。
「サンダーバード完全記録(マーカス・ハーン著)」182ページに、「太陽反射鏡の恐怖」の初放映日は1966年10月23日とあります。1957年のエイプリルフールからは10年近く経過していますが、もしかしたら英国ではまだまだスパゲティがポピュラーな食品ではなかったのかもしれません。英国の視聴者にとってあまり目にしない料理を登場させることで珍しさを演出すると共に、食べ方を紹介する意図が少しは有ったのかもしれないと妄想する雷おやじでした。
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