2011年9月11日 (日)

IKEAに行きました

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 9.11から10年目だったり大震災から半年を迎えた今日ですが、日常生活を満喫できる喜びを噛みしめながら、カミさんと横浜のIKEAに行ってきました。カミさんが一仕事終えてからの出発だったので、何時に着くのか不安でしたが、東名高速が空いていたのと、最近の道路が反映されていないながらも頑張ってくれたカーナビのおかげで、予想以上に早く着きました。
 お昼少し前だったので何か食べたいと思いますが、せっかく駐車した車でまた外に出るのもしんどいと思っていたところ、店内にホットドックのセットを売っているコーナーがありました。(レストランもありましたが混んでいて断念しました。) 旨いとか不味いとかの話ではなく、巨大な店内を歩き回るだけのエネルギーは補給できました。
 とにかく広いです。足が棒になりそうなくらい歩いて歩いて、最後に通るのがセルフサービスエリアです。売り場で買いたいと目星をつけた大きい商品を、倉庫のような商品置き場から自分で探してレジに持ち込みます。
 お目当ての物や、何となく買ってしまった物もありますが、半日楽しく買い物が出来ました。地元に帰ってからさらにニトリに寄って、組み立て家具を買いました。
 夕食後、IKEAの家具とニトリの家具を組み立てながら気づいたのが、予備パーツの有無でした。IKEAの方には予備のねじなどが一切入っていませんでしたが、ニトリの方には別袋で予備のねじやシールなどが添付されていました。きっちり商品チェックをしているから予備部品は不要としているのか、不足していたら手配すれば良いと考えているのかわかりませんが、買い手が困らないようにあらかじめ予備部品を添付する日本的なサービスの在り方との違いを感じました。買い手にとっては有難いサービスですが、余ったねじは捨てられるか、工具箱の片隅に入れっぱなしになってしまいますので、無駄と言えば無駄ですし、全商品を考えると相当な資源の無駄遣いと言えそうです。

 さて家具の組み立てに欠かせないのがドライバーですが、サンダーバードでドライバーと言えば、第3話「ロケット”太陽号”の危機」で、ブレイマンを調整するブレインズが手にしているこの場面です。昔の潜水服のような外観のブレイマンを、ドライバー1本で調整するブレインズ。半世紀後も、この手の基本的な工具は廃れることなく使われ続けるのでしょう。
 

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2011年8月27日 (土)

トランスフォーマー ダークサイド・ムーン

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 映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン(マイケル・ベイ監督)」を観ました。「アバター(ジェームズ・キャメロン監督)」の時に目が疲れたのと、3Dは吹き替え版なので2D(字幕版)を観たかったのですが、時間の都合で3D版を観ることにしました。観終わって目の疲れは感じませんでしたし、TV放映で1作目2作目を復習していたので、吹き替えの違和感もさほど感じませんでした。
 この映画を観たかった理由はアポロ11号のエピソードにあります。予告編で紹介されていた「月の裏側の謎の物体を探るためにアポロ計画が進められた」というアイデアは、ファンの方には申し訳ありませんが、この映画の伏線に使うには勿体ないと思います。もう少し膨らませれば別の映画が撮れそうなお話です。
 アポロ計画当時のケネディ大統領や、月着陸成功時のニクソン大統領の映像も出てきますが、アームストロング船長やオルドリン宇宙飛行士が人類の偉業の陰に秘密のミッションをおこなっていたというお話は、なかなかそそられるものがあります。
 実在のアームストロング船長は、帰還後はメディアに対して沈黙を守ってきたようです。それに対してオルドリン宇宙飛行士はTV出演もしていますし、本作ではご本人が登場する場面もあります。
 そのアームストロング船長ですが、アフガン軍の訓練生を激励するためにカブールを訪れたと報じられていました。「あらゆる職業において情熱を持つことは重要だ」と語ったアームストロングさんは81歳。もしこの映画を観たとしたら、どんな感想を持ったことでしょう。

 さてサンダーバードで宇宙飛行士と言えば、第3話「ロケット”太陽号”の危機」の船長ハリス大佐(中央)、チャンプ(手前)、アッシャー(奥)の三人でしょう。ハリス大佐の風貌がアポロ13号のジム・ラベル船長に似ていると感じるのは小生だけでしょうか。

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2010年7月 8日 (木)

極限状態

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 東宝特撮映画DVDコレクション(DeAGOSTINI)の「マタンゴ(昭和38年 本多猪四郎監督)」を観ました。
 このDVDシリーズで小生が購入したものは
No. 1.ゴジラ
No. 4.日本沈没
No. 6.海底軍艦
No.11.地球防衛軍
No.15.マタンゴ
No.14.ガス人間第1号
No.16.宇宙大戦争
No.19.妖星ゴラス ですが、怪獣映画よりも小松崎茂さんの絵物語を実写化したようなロケットや特殊兵器が出てくる宇宙ものが好きですし、怪奇ものが予想以上に上出来でした。
 
 さて「マタンゴ」ですが、難破したヨットの乗員たちの人間ドラマの部分がしっかり描かれており、単なる怪奇映画の枠を越えていると言いますか、この部分がしっかりしているからこそ、キノコの怪人マタンゴのお話が冴えてくると思います。

 無人島に漂着した生存者が、飢えをしのぐために禁断のキノコ・マタンゴを食すると、肉体が侵されてキノコ人間になってしまうお話です。久保 明さん演ずる主人公・村井研二だけが最後まで理性を失わず、キノコを食べずに日本へ戻る事が出来ます。
 仲間の裏切りや、飢えに耐え切れずキノコを食べてしまう者が出たり、マタンゴ怪人に襲撃されるなど、極限状態が彼らを襲います。主人公の村井は、城南大学心理学研究室の助教授だけあって、最後まで自分を強く持つ能力が備わっていたのでしょう。
 キノコを食べずに日本へ帰ることが出来た彼に訪れた悲劇に、観客は大きなショックを受けることでしょう。

 さて、キノコ怪人の映画の話に、サンダーバード第3話「ロケット”太陽号”の危機」のイラストなのかといいますと、太陽号を救助するために向かったサンダーバード3号が、制御不能に陥り、太陽に接近しすぎるという事態になります。このため冷却装置の能力を超えた温度上昇により、スコットやミンミンは気絶し、アランも気を失う寸前です。
 ここで注目したいのが、宇宙のミッションに精通しているとはいえ、日頃からやんちゃで無鉄砲な末っ子のアランが最後まで頑張る姿です。ガールフレンドのミンミンを心配する気持ちもあると思いますが、早々に気絶してしまう長兄のスコットに比べて、よほどしっかりしていると思います。
 マタンゴの村井助教授と同様に、極限状態に置かれた時にその人の真価が表れると感じました。

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2010年2月13日 (土)

ロボットクリエイター

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 静岡駅南口の「静岡科学館る・く・る」で開催中の「る・く・るロボットワールド」に行ってきました。お目当ては、エボルタくんなどの可愛いロボットでお馴染みの、ロボットクリエイター高橋智隆さんの講演会です。午前の部は事前予約制ですが午後の部は先着順とあって、聞き逃すまいと開場の1時間以上前から並びました。
 高橋さんのことはTV番組で観た事がありますが、ご本人の話を直接聞く事が出来るとは思ってもいませんでした。しかも最前列で演台に一番近い席でした。
 子供の頃にアトムの漫画を読んだことが、ロボット科学者を目指すきっかけになったそうです。アトムにはロボットの製造場面が多く描かれているそうですが、アトムの活躍場面ではなく製造場面に目が行くところが特徴的です。
 愛らしい姿形のロボットたちは、誰もが無条件で受け入れてしまう親しみ易いデザインです。動かなくても十分可愛いのに、高橋さんがスイッチを入れたり話しかけたりすると、実に楽しい動きをするので、思わず歓声を上げる人もいるほどでした。
 高橋さんのロボット製作のこだわりとして、格好良さや可愛さ、親しみ易さ、自然さ、表現力があり、「外」を表現するために「中」を作るという、従来のロボット製作とは逆のアプローチになっているそうです。
 TV番組でも紹介されていましたが、社員を増やすとロボット製作に自分が関わる時間が減ってしまうので、自分ひとりでやっているそうです。一人で作るので設計図は不要で、スケッチと頭の中の情報だけで十分なのだとか。設計図をしっかり作ると、どうしても四角いロボットになってしまうそうです。
 木型やバキュームフォームなど模型ファンならお馴染みの手法を活用し、カーボンファイバーで補強しています。手で削りながらデザインを作り出していくそうですが、高橋さんのロボットの優しさは、そんな作り方から生まれてくるのでしょう。
 「作り続けることで、際限なく喜びは続いていく」と語る高橋さんの、次の作品が楽しみです。

 その他のロボット展示の方は、時間の余裕が無くさっと済ませてしまいましたが、介護向けのパワーアシストスーツの実演が面白そうでした。明日14日までの開催ですが、高橋さんの講演も行なわれますので、興味のある方は足を運んでみてください。

 さて静岡市まで行くとあれば、寄らずに居れないのが「静岡鑑定団」です。今回はバンダイの玩具「デラックスTB2号(レスキューメカ7台と隊員人形5体付き)」を購入できました。少々箱潰れがありましたが、中身は未使用で欠品も無く大満足でした。
 

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2009年12月13日 (日)

ホワイトアウト

Photo  11月初旬に、映画「ホワイトアウト(ドミニク・セナ監督)」を観ました。ホワイトアウトと言えば、真保裕一さんの小説や黒部ダムで撮影された邦画を連想しますが、こちらは南極が舞台です。
 アメリカが1956年に南極点付近に建設した「アムンゼン・スコット基地」の連邦保安官を、ケイト・ベッキンセールが演じています。窃盗や酔っ払いなどの軽微な犯罪しか起きないとは思いますが、南極の観測基地に連邦保安官が常駐している事に驚かされます。日本の昭和基地にも警察官がいるのでしょうか?
 数十年前に墜落したロシア機の積荷をめぐるサスペンス映画でしたが、予告編の雰囲気や、ヴァンパイア役でお馴染みのケイト・ベッキンセール主演ですし、南極を舞台とした映画とあって「遊星からの物体X(ジョン・カーペンター監督/1982年)」や「エイリアンVSプレデター(ポール・W・S・アンダーソン監督/2004年)」のようなエイリアンやモンスターが絡むお話かもしれないと思っていました。

 南極点付近に観測基地を建設してしまう事自体が凄い話です。(氷が移動するので、だんだん南極点に近づいているそうです。) 観測隊員の数も夏場が200人程度で、冬場はその半分ほどもいるそうです。これだけの人数を生活させるのに必要な物資は相当な量と思います。
 この映画のアムンゼン・スコット基地が、現実の基地を再現しているのかは判りませんが、日本の映画で観るような南極基地とは雲泥の差で、まるでリゾート地のホテルのような雰囲気でした。ケイト・ベッキンセール演じるステッコ保安官は、シャワールーム付きの広い個室が与えられています。映画の冒頭でシャワーを浴びる場面がありますが、南極とは思えない贅沢なお湯の使い方です。ウィキペディアによれば、アムンゼン・スコット基地ではジェット燃料使用の発電機を3台も使用しているとか。10月から2月は、毎日LC-130輸送機で資材を空輸するという、アメリカらしい物量作戦で国内と同様の生活レベルを維持しているようです。

 映画は十分堪能出来ましたし、リアルな寒さが伝わってくる映像にも納得が出来ます。(南極なのに吐く息が白くならない映画もありますから。) 犯人に追われて手袋無しに建物の外へ逃げたステッコ保安官が、冷たいドアノブを素手で握らざるを得なかったために負う傷が、事件を解決する糸口になります。この傷を手当する場面の痛々しさからも、南極の極寒さが伝わってきます。

 サンダーバードで防寒用の手袋と言えば、第3話「ロケット”太陽号”の危機」のアルコン山のヴァージルとブレインズです。電波放射車の中で、防寒着に暖かそうな帽子、首には手袋を下げています。雪山の寒さと、太陽の熱で焼けてしまいそうなサンダーバード3号の対比が見事なお話でした。

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2008年5月 3日 (土)

RoboCup 2008

Photo  本日「ロボカップジャパンオープン2008沼津」が静岡県東部の沼津市で開幕しました。会場は東海道線沼津駅北口のキラメッセ沼津と沼津市民体育館です。国内外から、大会最多の209チームが参加します。
 チラシに「ロボカップは西暦2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットのチームを作ることを目標に、現在世界40カ国・地域4000人以上の研究者・学生が取り組んでいる国際プロジェクトです。」とあります。
 「ロボカップサッカー」・・・・自分で考えて動く自律移動型ロボットを使ったサッカー競技。親指サイズから小型、中型、4足歩行、ヒューマノイド型2足歩行ロボットまであります。
 「ロボカップレスキュー」・・・・バーチャルロボットが協力して災害救助をおこなうシミュレーション競技と、仮設の災害現場でレスキューロボットが救助のスピードと精度を競うレスキューロボットリーグなど。
 「ロボカップジュニア」・・・・ロボットサッカー競技やロボットのダンス競技、レスキューチャレンジの3競技を通じて次世代のRoboCupの担い手を育成。
 「コートに近づく時は原色の服やバッグなどは控えてください。」 開催前、大会の主催者からこんな呼び掛けがあったそうです。サッカーなどの競技に臨むロボットが、原色の服や小物をボールやゴールと誤認する恐れがあるためだそうです。ズボンや靴下には特に反応しやすいそうなので、見学される方はご注意ください。

 さて、サンダーバードでロボットと言えば、一番に思い浮かぶのがこちらのブレイマンです。第3話「ロケット”太陽号”の危機」で、ヒマラヤ・アルコン山に間違って持ってきたおかげで、サンダーバード3号の危機を救う事ができました。
 ブレイマンは座っているだけでしたが、第17話「スパイにねらわれた原爆」に登場する原子力貯蔵施設のパトロールロボットは、いかにもロボットらしいぎこちない歩き方をしていました。サンダーバードの世界では、人間のサッカーチャンピオンチームに勝てるような機敏な動きをするロボットは、まだ開発されていないのかもしれません。

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2008年4月21日 (月)

アルヴェン波

Photo_3 (静岡新聞4月19日朝刊より、少し長いですが引用いたします。)

 静岡大学前学長の天岸祥光同大名誉教授(六七)らプラズマ・核融合学会に所属する五人のグループがこのほど、宇宙に存在する基本的波動「アルヴェン波」の長年にわたる研究で、平成二十年度の文部科学大臣表彰(科学技術賞・研究部門)を受けた。研究成果は核融合やロケット技術などへの応用も期待されている。
 アルヴェン波は、空気がない宇宙空間でプラズマ粒子と磁場によって伝えられる波。一九七〇年ノーベル物理学賞受賞のスウェーデンのH・アルヴェン博士が理論的に存在を予言したが、伝搬特性などは長年謎だった。
 三十年以上前に研究に着手した天岸名誉教授らは、宇宙空間と同じ現象が再現できる実験装置を独自に開発し、アルヴェン波の存在を実証するとともに物理的特性を世界に先駆けて明らかにした。波を起こす一種のアンテナを考案するなど、アルヴェン波を地球上で人工的に作るノウハウを確立した。
 研究過程でアルヴェン博士も予測し得なかった多くの発見があり、アルヴェン波の加熱作用によりプラズマ流の速度を制御できることも実証した。開発したプラズマ発生装置を用いた、ロケットの推進や姿勢のコントロール技術への応用も検討されているという。
 宇宙プラズマ物理学が専門で、中心になって研究に取り組んできた天岸名誉教授は「ライフワークとして続けている研究。受賞を励みに今後も積極的にかかわっていきたい。最近では太陽の表面温度が六千度なのにそれより外側のフレア部分が百万度もあるのも、アルヴェン波による加熱であることが分かってきた。まだまだ未知の宇宙の波動です」と語った。

 アルヴェン波..... 初めて知りました。

 太陽の温度の謎については「15000万キロ先の灼熱」と題して記事にしましたが(http://ir-fan.cocolog-wbs.com/blog/2006/12/post_3420.html)、日本人研究者によって解明される日も近いようです。

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2007年3月22日 (木)

イノベーション25

Photo_133  昨日の新聞に「イノベーション25」の政府広報が載っていました。”2025年を目指し、未来を創るチャレンジ”として5月末にとりまとめ、政策を実行していくそうです。
 「カプセル1錠で就寝中に健康診断」「東京-成田15分、東京-大阪50分(電車)」「走れば走るほど空気を綺麗にする自動車」「自動翻訳機能を備えたヘッドホン」などとイラスト入りで紹介されていたり、小学生に「イノベーションでかなえる2025年の夢」と題した作文や絵を募集する事も記載されています。また、 「イノベーション25」のホームページには「伊野辺(イノベ)家の一日」と題する未来像があります。(http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/chukan/inobeke.html
良い事づくめの世界ですが、メリットの裏にはデメリットも必ずあるはずです。先般の”科学的根拠があるようにみせかけた情報番組”に踊らされた方も多いと思いますが、鵜呑みにしないで自分で見分ける目を持ちたいものです。
 さて、第3話「ロケット”太陽号”の危機」に登場するブレイマンです。「イノベーション25」にも「一家に一台家庭ロボットの導入」という事が書かれています。家事労働はロボットに任せて、人間様はもっと他の事をしましょうという発想ですが、思い出されるのがチェコの戯曲作家カレル・チャペックが書いた「RUR(ロッサムズ・ユニヴァーサル・ロボッツ」です。ロボットの語源となった戯曲としても有名ですが、機械的なロボットではなく一種の人造人間で、1920年の作品とは思えないほど作者の創造性の高さを感じます。このなかでは、ロボットが普及した結果として労働が不要になり、女性が子供を産まなくなるとされています。それだけでも人類は滅亡に向かっているのに、自我を与えられたロボットの反乱により終焉を迎えるというお話です。
 家庭用のロボットが悪いという訳ではありません。老人介護の重労働を軽減させるとか、活用方策は色々あると思います。でも政府広報のイラストのように赤ちゃんの授乳をロボットに任せるのはどうかと思います。お母さんの声や体温、心臓の鼓動、抱き心地まで完全に再現しますなんて事では、赤ちゃんもがっかりでしょう。ロボットが作った料理がおふくろの味というのも幻滅ですよね。科学技術を過信する事の愚かさは、サンダーバードでも繰り返し描かれています。ただでさえ少子化が問題の日本なのに、RURのように家庭ロボットの普及で子供が生まれなくなったら日本は滅亡ですね。
 「イノベーション25」は夢のある話ですが、先日のワイドショーでは”こんなこといいなできたらいいな。不思議なポッケで叶えてくれるー。ドラえもん的発想。”とコメンテーターに酷評されていました。血税を使うのですから、やるからには日本の未来に役立つように、しっかりして欲しいものです。

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2007年3月14日 (水)

VALENTINE

Photo_138  先月記事にし忘れたネタを、ホワイトデーにUPします。
 コナミのMOLEやファイヤーフライ(ジェットブルドーザー)を眺めているとき、せっかくの良い出来なのだから、足回りを可動にしたくなりました。このキャタピラや転輪を回転させるにはどうしたら良いだろうと思案したのですが、一体成形なので切り離しても使い物にならなくなるだけです。
 何か流用できるものはないかと模型屋さんへ行ったところ、FUJIMIの1/76プラモデルにイギリスのVALENTINE戦車がありました。キャタピラや転輪の形がとてもよく似ています。戦車の名前にしては変な感じですが、組み立て説明書には《バレンタインの名は、1938年のセント・バレンタイン・デーの2日前にビィッカーズ社が軍部へ提出した事から生まれたものです。》とありました。
 サンダーバードメカの足回りにビッカーズ・ビガー・トラクターのラジコン模型を使用しているのは関連本からもよく知られていますが、このVALENTINE戦車もビッカーズ・アームストロング社により設計されたものでした。どうりでよく似ているわけです。
 ビッカーズ・アームストロング社とサンダーバードの関連はメカの足回りだけではありません。「サンダーバード大百科(Gakken MOOK)」によれば、TB4号や5号も同社製とされています。「サンダーバード・メカニック・ファイル(双葉社)」の柿沼氏の記事にもあるように、ゲストメカの大型建設機械も同社の製品なのかもしれません。
 
 上手く改造出来たのか? ....計画倒れで休眠状態です。

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2006年12月 9日 (土)

15000万キロ先の灼熱

Photo_179  11月28日の静岡新聞夕刊に「9月に打ち上げられた太陽観測衛星『ひので』の可視光・磁場望遠鏡が撮影した太陽表面などの映像が公開された」とありました。爆発現象に伴い数万度のガスが上空2万キロ程度まで噴きあがる写真に、第3話「ロケット”太陽号”の危機」を連想しました。
 太陽号は先端部が切り離されてコロナ内部の物質を採取します。高温に耐えるため20フィートの厚い壁に守られている事がTV中継で解説されますが、そもそもコロナの内部は何度なのかと本で調べた事があります。太陽の中心部は約1500万度、表面は約6000度だそうですが、その外側のコロナは何故か150万度もあるそうです。観測衛星「ひので」の最重要課題も、コロナ加熱の謎への挑戦(4月16日静岡新聞朝刊記事)なのだそうです。
 そんな地獄のような所に無人探査機ではなく人間を送り込んでしまうのが凄いのですが、人命に危機が訪れなければ国際救助隊の出動が無い訳ですから仕方がありません。
 太陽号の凄いところは耐熱性能だけではなく飛行速度にあります。地球から太陽までの距離は約15000万kmもありますが、打ち上げからたった一週間で太陽に到達出来るのです。(コロナ採取のTV中継の場面で、1週間前の打ち上げの様子をご覧いただきましたと言っています。) 光の速さでも8分以上かかるのですから相当な距離ですが、太陽号は時速90万kmものスピードで飛んで行くことになります。地球から月までの距離が38万kmなので、30分もかからずに月に行けます!
 

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