2011年1月23日 (日)

サンダーバードで一番ドキドキする場面?

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 第23話「恐怖のモノレール」の一場面。監視ヘリの墜落により崩壊した鉄橋目がけて爆走するモノレール内で、ブレインズの緊急停止措置を見守るジェフとミンミンです。
 上のイラストでは、死の恐怖に怯えるミンミンを勇気付けているジェフですが、下の場面では額に大粒の汗を浮かべ、覚悟の表情をしています。
 ハラハラドキドキする場面ですが、そのドキドキ感をさらに増しているのがジェフとミンミンの接近具合です。モノレールの振動を表現するためか画面がかなり揺れますが、それに応じて二人の顔が近づいたり離れたりします。スロー再生してみると、短い時間の中に見事なパペット操演をしている事が判ります。

 ”ミンミンに誘惑されて必死に堪えているジェフおじさま”のように見えてしまうのは、小生の妄想癖のせいでしょうか。

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2011年1月15日 (土)

UNSTOPPABLE

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 映画「アンストッパブル(トニー・スコット監督)」を観ました。手に汗握るとは、このような映画の事を言うのでしょう。走る怪物と化した貨物列車を、二人の鉄道マンが決死の覚悟で止めようとするお話です。
 スピーディーなアクションに、熟練機関士デンゼル・ワシントンと新人車掌クリス・パインの心の交流、列車司令室や本社のドラマが観客をぐいぐい引っ張ります。一番の主役は走る爆弾とも言える貨物列車777号で、その迫力は凄まじいものがあります。
 列車暴走のきっかけとなったのは、怠惰な運転士によるルール無視でした。安全な運行をするための責務を疎かにし、手順やルールを逸脱した行動により大惨事を招くところでした。暴走を阻止しようとする主人公2人がとった行動とは雲泥の差です。
 給料を貰えれば、あとは最低限のレベルで仕事をこなせば良いという感覚と、リストラや私生活上の問題を抱えつつも、プロとしての職務を果たそうとする人間の違いでしょう。

 サンダーバードで”アンストッパブル”と言えば、第23話「恐怖のモノレール」に登場する太平洋モノレールです。犯罪組織が荒稼ぎした資金でモノレール会社を運営しているのですが、稚拙な自動化と不完全な安全装置のために緊急停止が出来ません。そのモノレール会社への出資の誘いを受けて、試乗しているのがジェフとブレインズ、ミンミンの3人です。
 モノレールが進む先では、落雷を受けた監視ヘリジェットが墜落して鉄橋が破壊されています。ブレインズの必死の作業で何とか停止できますが、「アンストッパブル」と同様にハラハラドキドキするお話でした。

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2010年4月13日 (火)

ガス人間第1号

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 3月の中旬に、東宝特撮映画DVDコレクション No.14「ガス人間第1号(昭和35年 本多猪四郎監督)」を買いました。怪獣物ではない作品を観たいと思っていましたので、書店で手にしましたが、正直なところ買おうか迷いました。決め手になったのが、八千草薫さんが出演している事でした。最近はサプリメントのCMで見かける綺麗なおばあさん女優ですが、昭和35年当時29歳の八千草さんの演技を観てみたいと思いました。
 荒唐無稽な怪奇物と高をくくっていたのですが、ガス人間・水野と八千草さん演じる藤千代のドラマが作品を奥深いものにしています。日舞の演技も見応えがあり、ガス人間の特撮場面が見劣りしてしまうほどです。藤千代に最後まで仕える老人役の左卜全さんが、良い味出してます。
 パイロットになる夢が潰れ将来を悲観した主人公水野が、肩書は立派ながらいかにも怪しげな佐野博士に騙されてガス人間になってしまいますが、人体実験を簡単に了承するのは、設定として安易過ぎると思います。
 ガス人間を追う警部補役を三橋達也さんが演じています。プロフィールに「43年、劇団新制舞台に入団するも同年応召、シベリア抑留生活を経て47年復員。」とありました。ガス人間を演じた土屋嘉男さんの経歴にも「俳優座養成所時代の52年『私はシベリアの捕虜だった』の端役で映画デビュー」とあり、シベリア抑留の文字が気になります。
 いま、山崎豊子さんの「不毛地帯」を読んでおり、1巻目のシベリア抑留の場面の悲惨さが想い起こされるからでした。主人公の壱岐正は11年もの長きに亘りシベリアでの強制労働を強いられるのですが、その悲惨さは過酷な環境や労働だけではありません。元日本軍将兵を統率するために、ロシア側が仕組んだ共産主義教育と日本人同士の狂気に満ちた闘争は、目を逸らしたくなります。

 さて、この話題になぜ第23話「恐怖のモノレール」のライターなのかと言いますと、全てを終わりにしようと意を決した藤千代が、ライターの火を点ける場面が印象に残ったからでした。
 イラストのライターはいかにも安っぽい感じで、大物悪党とは言い難いワレン・グラフトンにお似合いの持ち物ですが、ペネロープ邸の金庫のありかを探す機能がある優れものでした。それにしてもグラフトン社長、爪のお手入れをサボっていませんか?
 

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2009年10月20日 (火)

ナンバープレート

Photo  信号待ちで、ふと前のトラックのナンバーを見たところ、”7777”と7が4つ並んでいました。
 前の車の運転手さんはパチンコがお好きなのかもしれないと、あらぬ想像をしつつ、ふとその左隣の乗用車のナンバーを見ると、こちらも”777”でした。
 あまりの偶然に驚いて、携帯電話のカメラで写真を撮ってしまいました。職場のパチンコ好きな同僚に見せたら、受けそうです。

 さて、サンダーバードで車のナンバープレートと言えば、一番に浮かぶのがペネロープ号の「FAB 1」です。このように後部のプレートが映っている場面は多いのですが、前のプレートが見える場面はほとんど有りません。

 FAB1以外にもたくさんの車が登場しますが、ナンバーを読み取れる場面は非常に少なく、小生が確認出来たのは第11話「超音ジェット機レッドアロー」でフッドが乗る車(AD1114)と、第12話「死の大金庫」の刑務所のゴミを運搬するトラック(897 EBK)の2台だけでした。
 
 さて、7777と777を偶然見る事ができた小生に、何か特別にラッキーな出来事がおきたかといえば、特に何もありませんでした。視点を変えて見ると、何も悪いことがおきなかったラッキーな一日だったのかもしれません。

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2008年10月 6日 (月)

ウォンテッド

Cap122  映画「ウォンテッド(ティムール・ベグマンベトフ監督)」を観ました。劇場予告編やTV・CMで目にしたアクションシーン観たさに、つい劇場に足を運んでしまいます。(以下、劇場予告編等の範囲内でご紹介します。)
 アンジー姐さんのセクシーで過激なアクションシーンも良いのですが、終盤に”組織”が迎える展開や、フォックスが下した選択に、観客の一人としては後味の悪さを感じてしまいました。自分が予想していたお話と違っていたからかもしれません。
 それよりも一番受け入れ難かったのが、組織の敵を追って東欧で繰り広げるアクションシーンです。敵が乗り込んだ列車内で銃撃戦を展開し、予告編にもある、列車の脱線と谷底への落下を引き起こします。
 よく覚えてはいませんが、10両以上の編成で、一両に100人は乗っていると思います。映画の中とはいえ、組織内の抗争が原因で1000人以上の乗客が乗った列車を脱線させるとは言語道断です。半数の車両が谷底に転落したとしても、500人以上の一般市民が死傷したことになります。観客は主人公の立場で映画を観ていると思いますが、この事故を正当化することは出来ないはずです。アンジー姐さん演ずるフォックスが、組織の存在理由を「1人を殺して1000人を救うため」と話しますが、仮にその目的が崇高だったとしても、この列車事故を全く省みていない組織に存在価値はありません。
 むかし「カサンドラ・クロス(1976年 ジョルジュ・パン・コスマトス監督)」という映画がありました。盗まれた細菌兵器に感染した列車の乗客を、証拠隠滅のため列車ごと谷底に落としてしまおうとする軍関係者と、乗客の戦いを描いた作品です。同じように列車事故で多くの人が死ぬことを扱っても、時代が変わるとこうもあっさりとしたものになってしまうのかと、あきれてしまいました。

 さて、サンダーバードで列車の転落といえば、第23話「恐怖のモノレール」です。この太平洋モノレールは、大富豪ジェフ・トレーシー氏に出資をしてもらうための運行でしたので、ジェフのほかにミンミンやブレインズ、それにワレン・グラフトン氏以外の乗客は乗っていませんでした。

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2007年11月 5日 (月)

指静脈認証

Photo  日立製作所が「本人確認用の指静脈認証機能を自動車のハンドルに組み込み、装置に指を触れるだけでエンジンの始動などさまざまな操作が出来る新技術を開発した」そうです。

 「ハンドルの裏側に設置された装置に指を添えると、指の静脈パターンを瞬時に確認して本人かどうかを認証する。」

 「あらかじめ指静脈を登録した人でないとエンジンがかからないため盗難防止に役立つほか、事前に登録した好みの座席の位置や空調が自動的に設定される。」

 「運転中は人差し指や中指など指ごとの登録に応じ、前を向いたまま添える指を変えるだけでオーディオやカーナビを簡単に操作できる機能も加えた。」
(10月23日 静岡新聞より)

 自動車のハンドル一体型指静脈認証装置とは、そこまで必要なのかは別として技術の進歩に驚かされます。これがペネロープ嬢のFAB1に装備されていれば、第23話「恐怖のモノレール」でFAB1が盗まれそうになることも無かった事でしょう。

 ペネロープ嬢のベッド脇の支柱をくるっと回すとFAB1のハンドルがロックされて、夜明けまで庭をぐるぐる回り続ける事になります。おかげで泥棒一味のマロイとサルトン(セルドン)は、投獄されてからも目眩を訴えるほどのお仕置きになりました。

 本来ならば建物や車のドアロックなどのセキュリティを高めるべきなのでしょうが、「FAB1用リモコン」という設定にして、笑えるオチに繋げるところが楽しいですね。

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2007年6月14日 (木)

寝起き

Photo_295 サンダーバードを生んだ英国と言えば、王室を抜きにして語れません。ダイアナ元妃の事故死や、チャールズ皇太子とカミラ夫人の再婚、ウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢の破局、ヘンリー王子のイラク派遣中止と、話題に事欠きません。
 静岡ホビーショーで、自衛隊の展示室で貰った資料の中に「曹友 2007年5月号」という雑誌がありました。NEWSの目というコーナーに、産経新聞客員論説委員・岡 芳輝氏の「王族はなぜ戦場へ赴くのか」という記事があります。
 ”王子が戦場へ行くのは、①国民は勇敢な王室を望んでいる②英王室関係者は陸海空軍で訓練を積み、兵士らとの接触を絶やさないなど、王室と軍との密接な関係があるからだ”としています。さらに、”国民の上に君臨する王族が、もっとも過酷で、重要な「国防」に率先して当たらなければ、統治などあり得ないからである。高貴な人は、大きな義務を負う。だから尊敬される、という考え方は、君主と国民を繋ぐ、最も太い道徳的紐帯なのだ。”と加えています。
 ヘンリー王子のイラク派遣は、誘拐などの危険性が高いため中止されたそうです。この決定に、イラクで亡くなった兵士の母親が息子の命は尊くないのかと嘆いたとの報道もありましたが、国民が王室に寄せる期待ゆえの反感なのでしょう。

 さて、第23話「恐怖のモノレール」で、金庫の警報で目を覚ますペネロープ嬢です。寝起きのお嬢様の後ろには王冠の図柄が見えて、頭に冠を載せているように見えます。まるで王女様のような雰囲気がしますが、スタッフの意図的な演出でしょうか?

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2007年4月23日 (月)

被雷事故

Photo_271  第23話「恐怖のモノレール」に登場する太平洋モノレールの監視ヘリジェット304号です。雷撃を受けてモノレールの支柱に激突してしまいます。
 「カミナリはここに落ちる(岡野大祐著 オーム社出版局)」に、飛行機の被雷事故に関するページがあります。
 《アメリカ空軍では、気象に関わる事故の統計がありますが、そのうち半数以上は落雷によるものだそうです。ただし、被雷が直接飛行機の墜落につながることは、非常にまれなようです。》とあります。この304号機を操縦中に雷撃を受け”非常にまれ”なはずの墜落をしてしまったジョー操縦士は実に不運だったと言えそうです。
 同書には、飛行機は氷粒などと衝突して帯電するため、《主翼や尾翼の後ろに長さ0.15センチメートル程度の短針が多数取り付けてあり、飛行機の避雷針に相当する》とあります。この短針は機体に貯まった電気をコロナ放電させる目的と、《雷電流が飛び込んできたときに、機体のとがった部分の直接的な損傷を防止する》目的があるそうです。
 金属のとがった部分に大電流が流れるときに発生する熱で《機体の飛行を維持する部分が欠損すると大事故につながるので、取り替え可能な短針を主翼や尾翼に取り付けて、雷電流による損傷を受けるようにしています。》とあります。
 さて、グラフトンをはじめとするいかがわしい連中が経営する太平洋モノレールですが、稚拙な自動化でコストダウンを図っていることからも、監視ヘリジェットのメンテナンスが疎かだった可能性があります。取り替えが必要な短針も十分に交換されておらず、雷撃を直接尾翼に受けて墜落したのかもしれません。

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2006年11月12日 (日)

悪役・死す

Photo_189  11月10日、悪役俳優のジャック・パランスさんが亡くなりました。「シェーン(1953年 ジョージ・スティーブンス監督)」の黒づくめの悪役ガンマンや「シティスリッカーズ(1991年 ロン・アンダーウッド監督)」の老カウボーイ役が印象に残ります。独特な凄みと、主役を凌ぐ存在感を持ち、米アカデミー助演男優賞を受賞した名優です。ご冥福をお祈りします。
 小生のお勧めは異色の戦争映画「攻撃(1956年 ロバート・アルドリッチ監督)」です。無能な中隊長(エディ・アルバート)の誤った指揮により部下を失っていく小隊長(ジャック・パランス)の鬼気迫る復讐劇です。
 さて、サンダーバードで最も凄みのある悪役といえば第23話「恐怖のモノレール」に登場するグラフトン一味の一人、マロイが小生のイチオシです。顔つきが実に凶悪そうですし、なかなか手ごわい感じです。まあ、相手にしたのがペネロープ嬢や国際救助隊だったのが運の尽きですが。
 絵を描いていて気付いたのですが、この悪そうな顔つきの原因は口元の歪みでした。ちょっと端に曲線を入れただけで凄い変化が出てびっくりしました。

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