2011年1月13日 (木)

”ちきゅう”発見

Photo
今朝、駿河湾沖に地球深部探査船”ちきゅう”の巨大なやぐらを発見しました。

JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)のホームページで「ちきゅう」の今後の予定を確認したところ
 1月10日~14日  :新宮港にて資機材荷降ろし後、清水港に回航
 1月15日~2月4日:清水港にて資機材積み込みおよび掘削機器整備作業
 2月5日~27日  :独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 受託業務
 2月27日~3月3日:清水港にて資機材荷降ろし後、八戸港に回航
 3月7日~14日  :八戸港にて資機材積み込み等準備作業
 3月15日~5月21日:IODP第337次研究航海「下北八戸沖石炭層生命圏掘削-
             深部石炭 に支えられた海底下炭化水素循環と生命活動-」
となっていました。
2週間ほど清水港に停泊するようなので、機会があったら行ってみたいと思います。

 さて、”ちきゅう”の櫓を見ると思い出してしまうのが、サンダーバード第14話「火星ロケットの危機」に登場するクレーン船です。3隻で救助作業を開始するものの、ロケットの重さに耐えきれずに沈没してしまいます。
 ロケット内部に残された2名を救助するお話ですが、巨大なトレーラーやクレーン船に乗っていた人は大丈夫だったのでしょうか?

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2009年12月 5日 (土)

ARK OF SPACE

Photo  映画「2012」には、旧約聖書の「ノアの箱舟」のように人間だけではなく動物を運搬する場面があります。このとき小生は、小松崎茂画伯が昭和43年の少年マガジンに描いた「地球大脱出(未来版ノアの箱舟)」を連想しました。乗船を求める群集とそれを制する兵士の後ろを、巨大な宇宙船(ARK OF SPACE)に向かって斜路を進むさまざまな動物たち。背後には波に呑まれて沈みかかる客船も描かれています。

 小松崎氏の関連本の多くに、この箱舟の絵が載っていますが、先日図書館で借りた「図説ロケット(野田昌宏/河出書房新社)」を見て驚きました。小松崎氏の箱舟と全く同じ構図のSF雑誌の表紙絵が紹介されていたのでした。
 〈スタートリング・ストーリーズ〉1939年11月号/ハワード・V・ブラウン画/ジャック・ウィリアムスン「ユートピアの要塞」 原色で彩られたいかにも古めかしい形の宇宙船には、しっかりと「ARK OF SPACE」の文字があります。宇宙船に繋がる斜路や、宇宙船を支えている鉄構の形も同じですし、群がる群衆やそれを制止する軍隊の構図も全く同じです。背後には沈みかかっている客船も見えます。

 「岡田斗司夫の未来玩具(株式会社グリーンアロー出版社)」にも、この表紙絵が採り上げられていました。
 「スターリング・ストーリーズ」誌39年11月号。やがて来る地球最後の日、指導者たちは巨大なロケットを建造して、すべての動物をひとつがいずつ載せ、自分たちと一緒に脱出しようとした。気づく人も多いだろうけれど、60年代の「少年マガジン」などのグラビアページは、だいたいこのようなSFパルプ雑誌がモトネタとなっているわけだね。手前で自動小銃を構えている兵士たちがリアル。

 
小松崎版は宇宙船がシャープに描かれて、全体に臨場感があります。モトネタ版は兵士が銃を発射していますし、血を流して倒れている人まで描かれていますが、少年誌という配慮なのか、小松崎版はそこまでの描写はされていません。
 小松崎氏の作品の中で、サンダーバード・プラモデルの原画以外で一番に気に入っているのが、この「箱舟」のイラストです。パルプ雑誌の表紙というモトネタがあったとしても、このイラストの魅力が褪せることはありません。

 その小松崎版の箱舟宇宙船を見るたびに思い出すのが、サンダーバード第14話「火星ロケットの危機」です。火星ロケットの尾翼のあたりが、小松崎氏の「ARK OF SPACE」号に似ていると思うのでした。

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2009年11月 8日 (日)

特撮美術

Photo  小松崎茂氏の本を探しに図書館へ行きました。残念ながら読みたかった本はありませんでしたが、「特撮美術(成田 亨/フィルムアート社)」を借りました。
 セットやミニチュアの作製、特殊撮影の技法など興味深い内容ばかりです。
 その中で一番興味を持ったのが、「第三次世界大戦 四十一時間の恐怖」のゴールデンゲート橋爆破シーンの写真でした。アメリカの「LIFE」誌で紹介されたというその写真の迫力は、日本の特撮技術のレベルの高さを物語るものと思います。
 ワイヤーの張られた吊橋から、サンダーバード第14話「火星ロケットの危機」に登場するアーリントン橋の崩壊場面を連想しました。
 映画は昭和35年の製作のようですから、サンダーバード以前の作品です。ここで妄想逞しい小生は、サンダーバードのスタッフがこの映画に少なからず影響を受けて、アーリントン橋の崩壊を映像化したのではないかと勝手に想像しています。

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2009年4月19日 (日)

クレーン船

Photo  東京の建築工事現場で、大型の杭打ち機が横転する事故がありました。ケーシングと呼ばれる金属製の円筒を地中から引き抜く際に、杭打ち機の吊り上げ能力を超えた作業を行なったようです。
 当初は、ケーシングの重量が約7トンと報じられていましたが、その後、約10.5トンと訂正されました。作業員も約7トンと誤って認識していたそうです。
 杭打ち機の最大吊り上げ能力は13トンですが、残土があってケーシングから約14メートル離れていたことから、吊り上げ能力が5.5トンに減少していたことも横転の原因のようです。
 これだけの大型建設機械を操作するオペレーターであれば、それに応じた免許を持っているはずです。吊荷との距離が離れれば、吊り上げ能力が減じる事は把握していたはずですが、ずさんな作業をしていたようです。また、クレーンには無理な吊り上げ操作をすると警報する機能がありますが、この杭打ち機には無かったのでしょうか。

 さて、サンダーバード第14話「火星ロケットの危機」のアーリントン橋崩壊現場で、転落した火星ロケットを吊り上げようとするクレーン船の場面です。3隻で吊り上げ作業にかかりますが、306号のクレーン船が転覆してしまいます。
 民間などの既存のクレーンでは吊り上げが困難で、国際救助隊でなければ不可能という、テクノロジーの差を印象付ける場面ですが、クレーン船転覆の原因は何でしょう。前述の杭打ち機の横転のように、吊り上げ荷重を誤って認識していたのか、ずさんな作業をしていたのでしょうか。
 クレーン船で荷を吊り上げる際は、荷重と反対側のバラストタンクに水を溜めてカウンターウェイトにするそうです。これにより吊荷の重さに耐えて転覆を防止するのですが、306号クレーン船は、カウンターウェイトが不十分だったのではないかと妄想する雷おやじです。

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2009年4月 7日 (火)

吊橋

Photo  図書館で「ブリュッケンバウ 博物館で学ぶ橋の文化と技術(鹿島出版会)」を借りました。ミュンヘンにあるドイツ博物館の橋梁構造物の歴史や技術に関する展示品を見る際の学習ガイドブックという、ちょっとマニアックな本です。
 この博物館は、”世界最大級の展示内容と充実度を誇る自然科学系博物館”で、地下には実物のUボートまで展示されているそうです。
 なぜこの本を借りたのかと言いますと、第14話「火星ロケットの危機」の舞台、アーリントン橋(アリントン橋)に興味があったからです。サンダーバード関連本ではテムズ川(「公式ガイド」ではアリントン川)に架かる橋で、完成から42年を迎えるそうです。
 主塔間に張られたメインケーブル、メインケーブルから縦に伸びるハンガーロープ、ハンガーロープに支えられる桁などの特徴を持つ美しい吊橋ですが、火星ロケットと運搬車両の重みに耐え切れず崩壊してしまいます。
 先導のパトカーの長さを約5メートルと仮定すると、ハンガーロープ同士の間隔が同程度なので、主塔間の距離は約150メートルになります。橋の全長は350メートルから400メートルでしょうか。
 気になるのが火星ロケットの長さです。遠景の場面でパトカーの大きさと比較すると概ね30メートル程度ですが、近景の場面ではハンガーロープの10スパン程になり、約50メートルになります。火星ロケットにしては少々小さい感じですが、技術の進歩でしょうか?
 さて、サンダーバード制作当時のイギリスでは、1964年にフォース道路橋(支間長1006メートル)、1966年にはセバーン橋(988メートル)が竣工しています。これら2本の吊橋がアーリントン橋のデザインに影響を与えたのかは判りませんが、これにアメリカのタコマ橋の崩壊(1940年)を絡めて、お話が練られたのかもしれません。
 

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2008年8月24日 (日)

カウントダウン・クロック

Photo  マイケル・ムーアの「おい、ブッシュ、世界を返せ!(Dude,where’s my country?)角川書店」を読みました。2003年の出版ですが、9.11以降のアメリカにどんな事が起きていたのか振り返るのに役立ちました。
 「イラクに大量破壊兵器が存在する」と情報をでっち上げ、アメリカ政府が強引に戦争を仕掛けたことや、戦争に反対したフランスを敵視してフレンチフライをフリーダムフライと呼び替えたりワインを捨てたりする愚行まで、いま読んでもおかしな事ばかりが起きていたのが思い出されます。
 マイケル・ムーアは見た目も行動も、映画や本の内容も過激ですから、この本のタイトルを見ただけで敬遠する人が多いと思います。ところどころブラックジョークが散りばめてありますから、そのネタにされている国や人は怒りもするでしょう。
 しかし、内容はいたって真面目です。普通のアメリカ人が疑問に思っても「愛国的でない」と批判されて黙ってしまうところを、声を大にして世に問う勇気と行動力の持ち主です。
 この本の内容には驚かされることが多いのですが、277ページにこんな事が書かれています。「もっと悪いことに民主党の指導者たちは、国民の前では絶対にいわないことをぼくにいったのだ  基本的に2004年の選挙は諦めていると。ジョージ・W・ブッシュに勝てるとは思っていないと。2008年にヒラリーか誰か  誰だかわからないが  超大物が出るときまでエネルギーを貯めておいて、そのときに勝つのだと。」
 この話が本当だとしたら(現実にそうなったのですが)、酷いことです。あくどい手法で大統領に無理やり就任し、世界を混乱の渦に巻き込んだブッシュ大統領の任期をさらに4年も延ばすのに、対抗政党の民主党が初めから負けを認めて加担していたとは。

 読みながらそんな事を考えていたところ、Bush Coundown Clockを思い出しました。2009年1月20日のBush’s Last Dayまで何日と何時間かを刻む時計です。残り半年を切り、レームダックと化したブッシュ政権ですが、自国民からも世界からもこれほどまでに交替が望まれているアメリカ大統領が今までいたでしょうか?

 さて、第14話「火星ロケットの危機」です。火星ロケット運搬車の重みに耐え切れず、崩落するアーリントン橋。川底に落下した衝撃で、ロケットの自動発射装置が起動してしまいます。国際救助隊のレスキューは間に合うのか。操縦室の壁の時計が、発射までの残り時間を刻みます。

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2007年9月11日 (火)

本当の原因

Photo  8月にアメリカのミネソタ州ミネアポリスでおきた橋の崩落事故の原因が何か、1冊のマンガ本にその答えがありました。
 「戦争中毒 アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由(ジョエル・アンドレアス著 きくちゆみ監訳 合同出版)」という反戦マンガです。
 連邦政府の税収のうち、47%が軍事費として使われており、社会福祉や教育予算は切り詰められているそうです。税収のうち、1世帯あたり年間4000ドル近い金額が世界最強の軍を作り上げる費用として使われているそうです。
 そもそもアメリカはなぜ最強の軍事国家になったのか、その血塗られた歴史や誰が影で儲けているのか、アメリカ軍に蹂躙された国々のこと、その代償を払っているアメリカ国民のことなど、厚さ1cmにも満たないマンガ本ですがなかなか読み応えがあります。
 第5章”軍国主義の高い代償”には「橋や上下水道はボロボロ。政府はそれらの維持に必要なお金を十分に出さないから...。」と書かれています。超大国の内側に潜むインフラの劣化という脆さも、政府自らが招いた事と言えますが、一般市民には迷惑な話です。

 さて、サンダーバードにはアメリカ軍が何度か登場します。「別冊宝島 僕たちの好きなサンダーバード 全エピソード完全ガイド(宝島社)」の、”2065年の世界の軍事情勢”というコラムに、サンダーバード世界におけるアメリカ軍について書かれています。
 ”巨大な軍事力で世界に幅ハバを効かせているのがアメリカ軍である”、”国連=アメリカ軍の図式をも連想させる”、”アメリカはテロリストの影を追って世界のどこへでも出動する。これは現在のアメリカに驚くほど酷似している。”、”けっして平和が約束された世界ではないのは確かだ”等々、どうやらサンダーバードの世界でもアメリカの戦争中毒ぶりは変わらないようです。

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2007年8月25日 (土)

意外な原因

Photo  8月1日にアメリカのミネソタ州ミネアポリスでおきた橋の崩落事故の原因として、ハトの糞による腐食の進行が指摘されているそうです。
 ハトの糞に含まれるアンモニアと酸が、水と化学反応をおこして鉄を腐食させることは、橋の検査官の間ではよく知られているとか。糞の清掃や橋げたを覆うなどの対策も、十分な効果に繋がらなかったようです。(参考:静岡新聞)

 さて第14話「火星ロケットの危機」で、大嵐の翌日にアーリントン橋の検査をするチャック検査員が持つ測定器です。何かのセンサーと表示器が付いていますが、どんな機能があるのか明らかではありません。鉄鋼を組んだ橋ですから、ボルトの締め付け具合や鋼材の腐食具合、鋼鉄製のロープの素線切れ、路面の亀裂などが検査されるのでしょう。おそらく締め付け具合は目視点検、腐食具合をこの測定器で簡易診断するのではないでしょうか。

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2007年8月11日 (土)

橋崩落

Photo  今月1日午後6時(日本時間2日午前8時)ごろ、アメリカ中西部ミネソタ州のミネアポリスで、ミシシッピ河にかかる高速道路の橋が崩落し、多数の車両が落ちました。
 この橋は1967年の建設で、耐用年数からすれば老朽化による崩壊は考えにくく、近年の点検でも構造的な欠陥は発見されなかったそうですが、構造上の問題を指摘する声もあるそうです。
 全米では7万を超える高速道路の橋に同様の構造的な問題があるそうで、全てを修理するのに20年から30年の期間と、22兆円もの経費がかかるそうです。超大国アメリカの内側に、インフラの劣化という脆さが潜んでいる事を見せつけた形になりました。(参考:静岡新聞)
 さてサンダーバードで橋の崩落といえば、第14話「火星ロケットの危機」のアーリントン橋の事故があります。激しい嵐に襲われたイギリスのテムズ川にかかるアーリントン橋ですが、火星ロケットの運搬を控えて構造検査を行ないます。異常は見つかりませんでしたが、大変な重量の火星ロケットと運搬用の巨大トレーラーが通過することから、更に精密検査を実施するよう進言するクレイトン技師の意見を無視して、橋の管理責任者フォックス所長は通行を許可してしまいます。
 クレイトン技師の予感は的中し、橋が崩落して火星ロケットは運搬トレーラーごと水中に没してしまいます。火星ロケットは運搬中にも調整を行なうほど過密なスケジュールで運行していますので、橋の点検に時間がかかっては打ち上げに影響が出てしまいます。そのような事情があるとはいえ、十分な確認もしないまま面子や自信過剰のあまり、通行を許可したフォックス所長が今回の事故を招いたといえそうです。
 それにしても運搬ルートの選定の際に、ロケットと運搬トレーラーの重量を検討しなかったのでしょうか。通過の際に橋の重量計がギリギリである事が表示されますし、フォックス所長は「ゆっくり走るならそう言ってくれればいいのに。」と、意味不明な事をつぶやきます。
 根拠の無い過信には、注意しないといけませんね...。

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2006年5月 3日 (水)

この形は...

Aisu_4     暑い日にはこれが欲しくなります。
(静岡県民なので抹茶にしました。)

Kaseiroketto_1  先っぽの形から、これを連想しちゃうのは雷おやじだけかなー?

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